ヤワラーの裏側

 前にヤワラーで金を購入という事で、私の奥さんに<金>をプレゼントした話を書いたのですが、今回はそれの続編です。

 ヤワラーはタイの中でも一番有名な<金の販売場所>ですが、私は旅行者がここで買う事はお勧めしません。
 というか、私もここではもう買いたくないと思っています。
 それは、店員の態度が悪いのもありますが、なんと行っても店内が泥棒だらけだからです。
 もちろんタイ人ならわかっていますが、お客としてお店のなかにいる30%以上のお客は<金を購入しにきたお客を狙う泥棒>だといってもいいと思います。
 もしかしたら50%以上が泥棒かもしれません。
 お店に入ってみればわかりますが、道端でお金を欲しがっている乞食のような格好をした人達がたくさんいます。
 特に子供を連れているお客には要注意です。
 こちらの気をひきつけて子供に財布を盗ませるなど当たり前のように行ないます。
 また店の外に出たあとでも後をつけたり、連絡を取り合って誰がお金を持っているかなどの情報交換をおこなって<お金を持っていて無防備そうな旅行者>を特に狙います。
 もしここで<金>を買おうと思った場合は、まず自分のお金を盗まれる事がないように気をはっていなければいけません。
 確かに中華街であり、活気もあります。
 しかし人が多いということはそれだけ泥棒が多いということにもなります。
 旅行雑誌などにヤワラーが<金>の購入場所として紹介されているのをみると、こんな所を紹介するからサービスもなってなく、泥棒がとても多い在住者としてはまったく評価のできない場所にお客が集まるんだなー、どうして紹介するんだろうと思ってしまいます。
 私もタイ人の妻と一緒でなければここであえて購入しようとは思いません。
 もし機会がある方はあまりお金を持っていかないで一度ヤワラーの金のお店をのぞいてみればいいと思います。
 買う気がなくお客にくっつくようにしている不信な行動をしている人がすぐにわかりますよ。


 管理人から
まあこの話は極端ですが、タイの一面をのぞかせています。タイの泥棒というか悪のネットワークというのは、日本よりもスゴイモノがあるんですよね、ホント。その力を違う方に活かせばいいのにといつも思います。ただ話は変りますが、タイで金を買う日本人ってほとんどいないはず。ほとんどシルバーですもんね。日本人は何を買うというのは関係なく、お金を持ってると思われている(実際に持ってるんですけどね、パッカーでさえ)ので、気をつけなくてはいけないのは一緒なんだよなあ。