マークランド事件(021011)
仕事と旅行でパタヤに行ってきました。
パタヤは現在オフシーズンで旅行者もあまり少なく、とてもすごしやすい時期です。
ホテルは今まではノバロッジと言う所だったのですが、前回このホテルに泊まったときにあまりサービスが良くないなーと感じたのと、日頃お世話になっている方が日本から休暇でパタヤに来ていてマークランドのコンドミニアムに泊まっていることもあり、今回はこのホテルに泊まる事に決めました。
知らないかともいると思いますので説明しますとここはコンドミニアムとホテルが一緒になっており、全27階建てのうち上の階の部屋はコンドミニアムとなっています。
下はホテルに利用されています。
さて妻と一緒にチェックインをして30分も立たないうちに知り合いの部屋に行き、外に出かけました。
もちろんこのとき鍵はしっかり閉めていたのです。
4〜5時間くらい経った後でしょうか、ホテルの部屋に戻った私たちは部屋の鍵が開いていることに気づきました。
急いでなくなっている物を探しましたが、なくなっているものはありません。
この階にいたボーイを呼び鍵が壊れている事をいうと、
<誰も入ってこないから大丈夫だ、心配する必要はない>
という言葉が返ってきました。
この言葉に妻と私は怒り
<マネージャーを呼べ>
というと、
<マネージャーはもう帰った>
といいます。まったく客に対するサービスをしようという気がしません。
<どうしてこんな奴がホテルで働けるんだろう>
と思いました。そのあとも話をしたのですが、結局何も進展はしませんでした。
フロントに電話をすると空き部屋を探してみますといわれました。
またさっきのボーイの話をすると、
<彼のサービスが悪いのは誰もがわかっています。ただ彼はここのホテルのオーナーの縁故採用なので誰も彼に文句を言えないのです、彼に注意をできるのはマネージャーだけです。明日の9:00にマネージャーがきますので直接紙にかいてマネージャーに渡してください。違う人に渡してしまうと握りつぶされます>
と言われました。
そうです、タイの田舎地域では縁故採用が当たり前のように行なわれ、ただのベルボーイやボーイなどがえらそうにしているのです。私は
<わかりました、では明日マネージャーに言っておきます、早く部屋を探してくださいね>
といって電話をきりました。
しかし本当に怒った(というか呆れた)のはこれからでした。
何も取られていないので不思議だったのですが、やっと理由がわかりました。
それはゴミ箱に使用済みのコンドームがティッシュと一緒に2つも捨てられていたからです。。。。
本当に呆れた人の部屋を勝手に使ってやっていたのか。。
やっぱりタイ人、怒るというより呆れてしまいました。
その後部屋を速やかに替えてもらえ、2度とパタヤの<マークランドホテル>には泊まらないことを決めました。
このホテルは従業員の教育が悪く、コンドミニアムを所有している知り合いが数ヶ月ぶりに部屋に戻ったときには<女性用の水着>が部屋においてあった事もあったそうです。
(その後知り合いは起こり犯人の従業員は2人首になりました)
まあタイで生きている限り何でも自己責任ですが、ちょっとのお金を出してもいいホテルに泊まったほうがいいですね。
管理人から
さすがはタイ。一番危ないのが管理人やセキュリティと警察と言われるだけはあります。そしてオーナーの権力が絶対だったりします。少なくともお客よりもオーナーが大事ですから、そういうサービスになっていくわけです。高いホテル(店)だからって安心するのもなんですが、こういった問題が少なくなるのは事実です。タイのスタンダードとワールドスタンダードを同じに考えていたら、タイに住むのは難しいでしょうねえ。