懐具合と酒

 さて、日本から来たお客さんと飲みに行った際、よく訊かれるのが、「大体、どれくらいかかる?」ということである。
 もちろん、同じ店に行っても、飲み方、食い方によって差は出てくるのだが、まぁ、平均的にこれくらいだという答え方をしているが、やはり、みんなそういう点は事前に確認しておきたいものだと思う。
 つーことで、なんか妙に真面目っぽい話になってしまったが、今回はケース別酒の飲み方コストを、俺のわかる範囲でご紹介させていただく。
 ちなみに、「これは違うだろ!」と思っても苦情は受け付けませんので念のため。
 あ、でも飲みにつれてってくれ!と言うのはOK。それが女の子であればなおよし。と言うことで、彼女いません、僕。いやいや、ではなくて、飲みに行くときの参考にしていただければ幸いである。でも彼女いないのはホント。


 ケース1 めし屋

 これにも2つ3つパターンがあるのだが、まず屋台に毛の生えた程度のタイめし屋。
 昨日TeamREDのツレと行ったばかりであるので詳細に書けるのである。人数6人。酒は持ち込み。サントリーRED300バーツ。持ち込み代なし。ビール4本。料理は7品(うち2品は鍋物)。で、一人頭200バーツ強。これより多少飲んだり食ったりしても、一人300バーツくらいで収まると思う。
 あ、ちなみにこういう所は、屋外(と言っても屋根はある)で飲み食いするスタイルが多いので、タバコOK。

 次はタイ料理レストラン。エアコン付き。室内なのでタバコはNG。こういうところだと持ち込み料だけで、300バーツくらいはとられることが多い。持ち込みがダメなところももちろんあるので、事前の確認が必要。
 俺のケースとしては二人で行って、RED持ち込み300バーツ、持ち込み料300バーツ。料理4品。で、一人450バーツ程度。このケースは安い方と考えていただきたい。もうちょっと高級になると、値段も変わるし、持ち込みダメだし、その前に持ち込みしようと思わせない雰囲気がある。そういうところでは黙って男はビール。(女の子もだけど)それが吉。

 んで最後に日本風居酒屋。当然値段ははりまっせー!
 持ち込みNG。ま、でも交渉次第かな。タバコは比較的OKのところが多い。屋内だけど。でもホントはダメなんだけどね。
 一人で行って、ビール2本(大)、料理2品。500〜600バーツというところ。店によっては、一品の料を減らして、値段を下げてるところもあるので、あくまで目安としていただきたい。


 ケース2 パブ、ショットバー

 タイ人が大好きな、音ガンガンうるせえし混んでるし従業員は生意気だしぶっ殺すぞコラァ的パブ。俺的にはこういう所に来る客もあんま好きじゃない。タイ中級〜高級層の馬鹿者もとい若者たちは、トンローあたり。飲み屋のねーちゃんやそのメンダー(ヒモ)はラチャダーあたり。基本的には上記の中級層を狙って作られていると思われる。たまーに俺ってタイ通だしー日本人と付き合うのきらいだしー(実話)な日本人もいる。(まともな日本人もいるけど)
 基本的に、ボトル持ち込み可能。でも店でキープしても変わらない値段になる。チャージが付く。料理はレストランより高い。けどマズイ。3人で行って、料理なし。ボトル600バーツ、ミキサー代とチャージで一人300〜400バーツくらい。

 ショットバーねえ・・・。基本的にバンコクにショットバーは少ない。通常だと、一杯120〜150バーツくらい。たまーにテーブルチャージが付くところもある。
 最近流行ってるのは屋台のショットバー。バンを改造してやってる。カオサンだと50〜60バーツくらいかな。
 ホテルに入ってるバーだと、200バーツとか300バーツくらいとられます。


 ケース3 ディスコ

 タイのディスコについては、けっこー定義が難しいんだけど、ここではデカい箱でライブやったりするところとする。ちなみに本物のアイドルやバンドがライブやったりするので侮り難し。
 行ったのがだいぶ前なので、定かではないが、ボトルが1200バーツくらい。ミキサー1セット400バーツくらい。3人で行ってトータル2000バーツくらいとられたかな。よくボトルフリーのチケットを配ってたりするので、すかさず貰っておくと吉。


 ケース4 タイカラオケ、ホストクラブ

 タイ人御用達のカラオケパブはとりあえずおねえちゃんがいていらっさいませー的飲み屋ではない。夜のお仕事関係の方々や労働者階級の方々、東北地方出身者などがあつまるところである。たまにホストクラブを兼ねてるところもある。
 ボトルは比較的安い酒がメイン。スペイロイヤルで450バーツくらい。料理もあるけど、これもそう高くはない。一度7〜8人で行って、980バーツだった。(ボトル半分持ち込み)つまり一人頭100バーツ強。

 おおーい、あれが書いてないぞおお。あれはどうしたあああ、などと声が聞こえてきそうであるが、極タイは健全なサイトなので、あえて割愛させていただいた。
 いただいたのであるが、まおちゃんが書いてもイイヨつーことなので、次回番外編として書かせていただく。かな?気がむけば。ということで。次回へ続くかもしれないのである。