10月25日

 今日はフリーの日。でも、学校はまだ出来上がっていない。
 皆、思い思いに行動している。やる事を探しているとハートが指示をくれたのでそれに従う。
 ヒマだ。。。100人居るはずの学生も見る限り少ない。休んでいる人と作業している人に分かれている。やはり、100人居ると働く人、働かない人に分かれる。自分はと言えば、どうなんだろう。でも、気づいたのは日本人6人は誰一人家に帰って寝るとかいうその場から消えると言う事はなかった。
 物を取りに行くと寝てる学生が必ず数人は居たけど誰もそれはしない。これって日本人の特性なのかな?
 特にヤマはとにかく働く。笑い役にさせられ何かあればヤマコール そのつど疲れていても笑いをとるヤマ。そして、仕事は休まず一日中。ヤマ。あんたはスゴイよ。
 昼食後、道具もないのでボケーとしているとどうも酒がくばられはじめたよう。作業をしながら皆、飲んでいる。
 学校作り終了。どうにか出来上がったようだ。でも、先生の部屋は壁がセメント見えたまま。。
 太鼓登場。皆、飲めや歌えの大騒ぎ。そして、その場に居る女はまたもや日本人のみ。う〜ん、タイ人の女の子からみたらイメージ悪いかな日本人女?酒を男に混ざって飲むわたし達。 



 今日は毎年恒例の坊主の日。よくわからないけど、切りたい人だけ坊主になる。何人かに聞いたら皆切らないと言う。ヤマはもちろん切る。そして、断髪式が始まった。すごい。。。かなりのロングヘアーの彼がバッサリ根元から切っていく。いったい何人切るのだろう。。。上半身裸になった人は皆切るみたい。・・・あれ?切らないと言っていた人達が上半身裸になっている・・・
 聞いてみると「切る」と言う。「なんで、さっき切らないって言ったjじゃん」との質問に皆「切りたくなった」から。その場の雰囲気に飲まれ皆、ばさばさ切っていく。3年で切らない人たちは大体何かしら理由がある。1人の子は「去年切ったら 親が怖がって悲しんだ。なので、切れない」と言う。
 まず、短く切ってその後 かみそりでそっていく。バリカンなんてない。
 近くで悩むヒロ。切ったほうがいいのか切らないほうがいいのか。。づっと悩んでいる。リエはヒロに「切ったほうがいいよ」と進めていた。同じクラスメートの私は反対。切ってもいいけど坊主でスクムビットを登校はきっときついでしょう。の考え。最後の最後まで悩んでいたけどヒロは切らず終わった。
 坊主になる理由はあいかわらず分からないけど感動してそりながら泣く子が数人いる。やはり、一大行事なんだ。
 暗くなりそれでもまだ、断髪式は続く。



 その横に集合し村の人とお別れの儀式が始まった。順番に並び腕に白い糸を巻いてもらう。名前を聞かれなにかぶつぶつ唱えている。薄明かりのなかで行われるため なんだか神聖な感じになった。
 その後、学校にもどると広場でキャンプファイヤーが始まっていた。ご飯も今までと違いかなり豪華。火のところにはブタ肉の塊が。もちろん「カッチャン焼き」と言われる。。
 そういえば、断髪式をしているときに調理場の方でブタをさばいていた。ブタをさばけるなんてタイ人すごいぞ。
 生ラープがある。これはよくお腹を壊すと言う食べ物。食べないようにしてるのに食べろ食べろと言われる。。少しだけ食べて逃げた。
 その後、村の人達が踊りを見せてくれ その後学生だけ新しく出来た学校に集合。
 皆、一本ずつロウソクを持ち一人一人今回のボランティアについて言っていく。いい終わったら火を次の人につけてあげる。これまた神聖な感じ。100人以上いるのでかなりの時間がかかるけど3年生にとっては最後の儀式なんだろぉ〜な。。が、それにしても寒い。寒すぎる。学校と言っても吹き抜けだからモロに外の空気に触れてしまう。でも、終わるまでは動けない。12時を過ぎた頃に終了。ふっとみると1人の女の子が倒れていた。あまりの寒さに具合が悪くなってしまったよう。2人男の子が抱えて家まで連れて行っていた。その後、3年生から後輩へ腕に糸をつけてあげる行事が。皆、思い思いの先輩の所に行っている。これって、人気の判断ができちゃうんじゃないの。。。。
 もちろん、私は女友達で一番のワッツの所へ。ワッツも喜んで迎えてくれた。なんだか、感動系のところに別の女の子が
 「で、年齢は2●歳なんでしょ?」とズバリ当たりを言って来た。隠し続けて12日。ここで、そうだと言ってなるものかって事で「違う〜〜」と言って見た。
 実は実は責任者のピートゥの次に年が上の私だったりした。ピーとかつけときながら、皆かなり下なのさ。

 その儀式も終わり、帰りたい人は帰りキャンプファイヤーに居たい人はその場に残る。にしても、寒い。
 酒は見当たらない。。すると、友達が「酒飲みたい?」と聞いてくるのでうなずくと、私とリエを村人のところに連れて行ってくれて酒をくれた。あったまる。そこで、うだうだ話をしていたら、何時の間にか数人に。いったい何時なんだろう。。と思いつつ帰宅すると3時だった。
 明日は移動日。