10月22日
朝5時半に起こされる。
昨日の雨のため、皿を洗い終わってない。皆で暗闇を出発。家を出た瞬間すべる。とにかくすべる。ヤバイ これは転ぶかなと思った瞬間ズルッ。。。。私はコケた。ズボンは泥がつき。友達に助けてもらって一歩踏み出してまたすべる。少し坂になっているため滑りやすい。友達は笑ってるけど私はそれどころじゃないちゅ〜ねん。サンダルがダメだから脱いで歩けと言われ、しかたなくはだしになるけれど足元が暗くて見えない。とにかく家畜のふんが多い場所。私の頭の中には裸足で踏んだらどうしよう。。だった。でも、歩かないわけにはいかない。。どうにか数メートル裸足であるき平らな道でサンダルを履く。あぁ〜つらい。。
皿洗いをしてから一度 家に戻り着替えようと思ったがまた転んでってのもイヤなので今日はこのままで仕事をしようと決めた。集合場所に行くと皆が「今日はすべるよ。転ばないように気を付けてね」と声をかけてきたので「もう、滑ったよ」と言ってお尻を見せると皆爆笑。だいぶ、自分を馬鹿で売るのになれてきている私。
朝食後、仕事がないのでまたもや、調理場に。やる事ないし調理が好きなんだと言うと、皆が明日はずっと調理でいいよと言ってくれた。やったぁ〜と思ったけど、考えたら調理班は4時半起き。それは、さすがにきつい。。どうしよう。。。
調理班はなんだかお菓子も作り始めている。バナナの葉に甘く炊いたもち米を包んだカオニャオファクトーン。何でも出来るんだなこの調理班。
夕食後、まだ皆学校作りをしていた。
最近、学校に飲みに来ない子達はどうやら、自分達の家で飲んでいるらしい。今日はAの誕生日。ミーティングでチャーンビールを一本一気飲みさせられ吐いていた。それでも飲むのかAよ。学校の飲みはないのかな?と思い1人の子に聞いてみると学校飲みは今日はないという。そしてある話を聞かされた
「おばけ」だ。
皆が仕事をしないでサボったのでオバケが雨を降らせたと村の人が言っているらしい。そういえば、昼間村長の家の前に学生が数人立ってて村人が遠くから集まって見ていた。昨日の件で私はタイ人は「おばけ」だって言うんだろうなと思ったと言うと彼は「いや、信じてるのはこの村の人たちで学生は信じてないよ」と言う。ただ、今日飲む家は村長の家だから女の子が来るのはまずいから帰ったほうがいいと言われた。そして家へ送ってもらう途中別の子達と会った。すると別の家で飲み会が始まっていてトモたちもいると言うので、そこに乱入。すでにトモとアイコも居た。そこから、次に村長の家に行く事になる。女は来てはいけないと言っていたのだがいいのか。。。村長宅に着くと、外で炊き出しが行われていた「女は帰ったほうがいいんじゃない?」と聞くと「もう、その件はクリアしたから問題ない。「皆、お酒飲みたいんでしょう?いいよ、2階にいきな」と言われたが他の人の顔が曇っている。トモの班長はトモを帰らそうとしているし。ホントにいいのか?と別の人に聞くとしぶしぶ「いいよ」という。でも、いいというんだからと言う事で上がってみた。村人が数人、学生が数十人座っている。明かりのせいなのかなんだか、ボヤーとしていて薄気味悪い。。。隣にテーという昨日、セメントを目に入れてしまった子が居た。「ホントにココに居ていいのか?」と聞くと「君達が楽しいなら問題ない、ただ、ここには男がいっぱい居る。皆、酒を飲んでいる。何か起こっては大変だから僕やヤイ(3年生)は眠れないんだ」と言う。確かに行動を見ていると村人の隣に女の子が居る設定になった瞬間指示をして学生を間に入れる。とても、気をつかってくれていた。時間も12時を過ぎおひらきになる雰囲気になったので帰宅。
女3人をテーが送ってくれた。ふっと気になったのは家を出て道に出るところに学生が並ばされていた。なんだろぉ〜と思いつつそのまま帰宅。