7月17日〜ついにプーケットへ(最終目的地)〜
プーケットへ向かうために、まずバスターミナルへ向かった。ターミナルへ到着してつくずく思ったのが、路線が発達していること。プーケットはもちろん、クラビもあるし、バンコクまでもある。
いったい、バンコクまでは何時間かかるんだろう・・・
バスに乗ってネタを探そう思ったがウォークマンを聞きながら寝ることにした。すると、ウォークマンの音量を超える音が聞こえてくる。なんだろうと思ったらテレビをつけたのだ。ただテレビをつけるのだったら、なにもこんな大音量にしなくてもいいだろうと思ったのだが、どうやら後部座席の人達にも聞こえるようにと音量をほぼ最大にしてるらしい。僕達はというと前から3列目の座席で単なる迷惑なのだ。負けずにとウォークマンの音量を上げるが限界がある。なんか2カ国語放送を聞いているような感じ。
こんな状態で眠れるはずがないので窓の外に眺めていたら、このバス、運転がとても荒い。スピードはもちろん凄いのだが、前方に車が割り込んできそうなときにはすかさずクラクションを鳴らし前方に割り込ませないようとしてる。斜線変更もアリアリでカーブも多いのにスピードは緩めないので、シートにしっかりしがみついてないといけないのだ。
(タイのバス路線はモノスゴク発達していてほぼどこへでもバスで行けるようになっている。バンコクのバスターミナルに一度行くとその規模に圧倒されるほどで、目的地への切符を買うだけで一苦労である。そして彼らの運転は「基本的に」荒い。バスとは思えない。日本なら訴えられるね、間違いなく)
途中には、休憩所らしきものがあり、ここでバスが停車して休憩すると、車内に物売りの人が入ってきた。人数は5・6人。みんな売っているものはマンゴー、パイナップルもしくは肉?だったか、とりあえず同じなのである。それなら、一人代表で車内に入ってくればいいのに。だって、先頭を歩いている人は後部座席まで進むことができのるのでいいんだけど、最後を歩いている人はバスの中央までしか進めずにバスを降りることになるんだから・・・この様子ちょっと面白かった。
で、友人はパイナップルを購入。なぜが、砂糖とチリが混ざったものまで手にしてる。
どうしてフルーツにまで、こういうテイストを求めるんだろう?まったく不思議だ。
すこしは素の味を楽しむということをしらないんだろうか・・・
結局、なにを食べても同じ味になるだろう、これだと、、ん?
バスはほぼ予定通りにプーケットのバスターミナルへ到着。
(タイ人は麺を食べてもご飯を食べても何を食べても自分で自分用の味付けをする。おかげでどこで食べても同じような味になるじゃん、と思うのだが、タイ人はその中で味の区別をするらしい。そういう民族なのだ)
ここからはタクシーで友人宅へ向かった。
友人宅はまだ引越ししたばかりらしく、あまり荷物がない。ゆっくりするのも束の間、次々とタイ人が集まり出す。どうやら、お宅拝見らしい。最大で一度に7人位は集まっただろうか。タイ語が行き交って会話についていけず大変。来てる人間は同じホテルで働いている仲間だという。
日もくれ始めて夕食に出かけた。僕と友人を部屋に残して。気を使ってくれたのだろうか?
友人はシャワーを浴びると言って部屋に戻るが出てこない。しまいにはドアがドンドンと音までする始末。なんだろう?と思いドア開けようとしたらドアが開かない!ドアノブを触った感じで一瞬で鍵が壊れていると思った。彼女に電話するように言い帰宅するのを待つ。
戻ってきて最初は笑いながらドアを開けようとしたが開かない。他の友人もトライするが無理。 タイ人、自分で無理だと分かると、すぐテレビを見始める。どうるすの?と聞くと大家さんを呼んだからと答える。
もう人任せなのだ。
なんか、あっさりしてるというかドライというか努力しないというか。
まぁ不可能はものは仕方ない、大家さんを呼ぶことになった。が、この大家さん、結局ドアは開けられず、大家さんは別な人間を呼んできた。
最終的には何とかドアを開けることはできたが、友人が部屋に閉じ込められた時間は約1時間20分だった。この後、無事夕食に出かけたのでした。
(核心をつく発言ですね、「人任せ」って言葉。出来ないモノは出来ない、もう徹底してます。これが「マイペンライ」の国の日常なのでした…)
7月18日〜プレゼント〜
今日はロビンソンとビッグC CENTERというデパートに行った。友人と彼女と女友達で4人。
デパートは意外に大きく、商品も豊富にそろっている。最上階まで行って軽い食事をすることに。4人でピザ1枚を頼んで食べることにした。が、いつもよく食べる友人が1切れしか食べない。
イタリアンが好きでないという。他の人間も1切れしか食べない。それならピザなんて注文するなと思ったが、気を使ってくれたんだろうか?毎日タイ料理だったから。
(タイ人が結構食べられないものにチーズって言うのがある。特に地方の人はダメという人が多い。臭いんだそうです、はい。)
友人宅にはものがあまりなく、何か購入したいらしいとこと。
聞いてみるとハンガーが欲しいらしい、洗濯物を干したいという。
泊めさせてもらってるのでプレゼントすることにした。金額的には高くないので問題なし。
彼女と友達は靴置きが欲しいとのこと。面倒なので一緒に買ってあげることにした。
買ったのはいいが僕達はバイクで来てるのだ。そう、当然買った品物は自分達の手で運ばなければいけない。よくタイ人が2・3人でバイクに乗って大きなものを運ぶ姿は見かけると思うが、まさか自分が、その1人になるとは思わなかった。タイ人感覚に近づきつつあるのだろうか・・・
無事荷物も自宅まで運び早速組み立て始める。
が、タイ人、組み立て方がヘタ。というか、組み立てられるんだろうか?と思ってしまうほどで、仕方なく手伝うことにする。
しまいには友人たちは休憩してて僕一人で組み立ててる。まったく、こいつらどうにもならん。おそらくタイ人はこういう作業には向いてないんだろうな・・・。
組み立てが終了しても何も言わないし、お礼くらい言えよ。
さて、今日は行きつけ?のレストランに行った。スタッフは全員覚えていてた。すばらしい。
(そう、タイ人にこういうモノを組み立てさせると、ほぼ思った形にならない、が、使うことは出来る。だいたい彼らは説明書など見ない。適当に組み立てていって気が付くと部品が残っているなんて、タイでは当たり前の光景なんだから…)