タイに知人を作る

 2003年春のタイ移住&就職を目標に掲げつつ、焦らず、急がず、慌てずの三拍子をモットーに活動を始める事になった。(約一年近くあるし、きっと何とかなると自分を信じて)

 一応、就職支援会社には「こんな職種に就きたいのですが」と無理な相談を持ちかけてはいた。
「できればタイで仕事をしたいのですが」とも。
(ホントは無理かもと思いながらも表向きは自信ありげに)

 コンサルタントも、
「そうですか、じゃ頑張りましょう!!」
と苦笑いしながら、相談に乗ってくれていた。

 支援会社には月2〜3回行くのだが、コンサルタントも私の三拍子のモットーはすぐに察してくれた様で、
「しばらくは、様子見しながら何か新しい資格等に挑戦してはどうですか?」
とのアドバイス。
 で、私も通信教育やインターネットでホントに挑戦してみる事にした。
 しかし、何せ勉強嫌いな私ですからね〜。
(家に机が無いので、机に向かうのが嫌いなのです・・・何?!)
 でも年内は頑張ろうと思った。
 だが、その後の状態は皆さんの想像どうり尻切れトンボというやつであった。

 そんないい加減な状態の中、いい年をしてインターネットのHPを見る時間が多くなった。
 見始めるとこれがなかなか楽しいではないか。
 どうせ時間はあるし、何かに役立つ勉強と思えば悪くないなと。

 そして、どうせタイへの移住を考えているのだから思い切ってインターネットでタイに知合いを作ってしまおうか、と考えた。
 さてどんなきっかけがいいかなと思っているうちに、7月に入ってウチの奥さんが、
「どうせ、あんたは今いつでも暇なんだから一緒にタイへ里帰りしましょ」
 と言い出した。
「そうだね」
 と私。・・・(小金をチョット持っている余裕からか?)

 そこで思いついた。
 <久々にタイでゴルフでもやるか〜!!>
 そう決まれば善は急げで、早速お相手探しとなった。
 そして、どうネットサーフして探していったかは全く覚えていないが、<ゴルフなら一緒に付き合いますよ>のうたい文句が目に飛び込んできた。
 それが知る人ぞ知る有名サイト《極楽タイランド》の管理人のまおさんだったのである。
(まおさんとの出会いも後々私のタイでの活動に影響を与える事になるはず)

 そして7月末の渡タイ時に無理矢理ゴルフにお付合い願ったのである。
 車を持っているまおさんは、わざわざ私のコンドーまで迎えに来てくれた。
 ホントは、これも無理矢理迎えに来て貰ったのだが。
 (ここで皆さんあれと思ったかな、私のコンドー???そう奥さん名義で3年位前コンドーミニアムを購入済であったのだ)

 まおさんに来て貰ったのは良かったのだが、タイも日本と同じで、インターネットで知り合った日本人同士の危ない事件が多発していたようで、奥さんは私が外へ出て行くまで異常なほど、
「行ってはダメ!!」
と言っていたのを思い出す。
 それも、会ってしまえば取り越し苦労と言うやつであった。
(まおさんもHPを見て会おうと言ってきた人と会うのは怖いと言っていた)

 今思うと、ホント気持ちが良く且つ信用のできる人と良くめぐり合ったものだとつくづく感じている。

 一人知り合いができてしまえばそれはネットの凄さがあるし、その知り合いの顔の広さも手伝ってくれる。
 今では、月毎に増加していると言って良い位に仲間が増えている。
 タイ(異国)で暮らしていくには、家族、会社の人、そして多くの知人が必要なのは言うまでもない事である。

 ただ、くれぐれも人の見極めは自分自身の責任になる事を忘れてはいけない。
 (これは、特にタイ人の奥さんがいる人なら充分承知している事と思うが)


 管理人から
 あらら、こんなところで登場の管理人です。そうなのです、すーさんとはHPを通じてゴルフをしようと言うことから始まった関係なのでした。当時ゴルフを始めたばかりの管理人は、無謀にも自分のHPの中にゴルフ関連のコンテンツを作り始めたばかりでした。そんなときすーさんから是非という言葉をいただき、そしてゴルフ以外にも遊ぶようになり、現在に至っております。ネットでつきあった人と直接会う時はちょっと怖いですよね。イメージが先行しますから。ちなみにすーさんは、イメージに近い「とても」いい人でしたよ〜。