タイの男性

 タイの男性ははっきり言って仕事をしない。
 タイはどちらかというと母系社会で、家は女が守っている。
 とにかくヒモみたいな奴が多く、仕事はしない、博打好き、遊び好きで本当にどうしようもない奴が多い。

 ヒモと言うだけあってタイの男は実にこまめである。
 歯の浮くようなせりふは平気で言うし、女の娘の送り迎え、洗濯、食事の支度と専業主婦並の事を平気でやる。
 食事に行けば椅子をサッと引き、疲れたと言えばマッサージもする。
 端から見ていてもここまでやるかって事を自然とこなすのはさすがである。

 そうしてゴマすって貰ったおこずかいを持って他の女の娘を口説きに行くのだ。
 タイの男は割と女性的で結構格好いい奴が多い。
 実はこのタイの男にはまっている日本の女がたくさんいる。
 日本の男じゃ椅子をサッと引き、タバコの火をサッとつけ、食べたいものをサッと皿に取り、荷物をパッと持ち、君のような人に巡り会えて幸せだなどと平然とこなせる奴はいない。
 タイ人は小さい頃からこういうサービスを身につけているので打算でもなく自然とこなしてしまうのではまってしまう日本の女が多い。

 それに大の博打好きである。
 知っているソープの黒服が賭ビリヤードをやっていて1回50バーツか100バーツ位賭けているのかと聞いたら、何と1回1000バーツの賭だった。1回20分くらいで終わってしまうしそいつの給料は5000バーツ。
 どう見ても下手なのであっという間に3000バーツ負けしまってもマイペンライと笑っている。
 全然真剣じゃないのだ。そしてあっという間に全財産の6000バーツ負けてしまっても「今日ついてないだけよ!マイペンライ」と平気な顔で笑っている。給料その日に全部使ってどうすんの?って言いかかったが無駄だからやめた。
 そして最後に腹減ったけどお金無いから何か食わせてくれ・・・・・・????

 もちろんタイの男性の名誉の為に言っておくが、日本のビジネスマン並にバリバリ働いている男も数多くいる。タイでは白のワイシャツにネクタイはステータスなのだ。粋なパブに行きスマートに遊ぶ彼らはもてるのだ。
 その為にバリバリ働いていると言っても・・・・いいかもしれない

 でも本当にまじめな男はいる。僕の友人に良くいろいろなところに案内して貰うが彼はいっさい遊ばない。
 ソープへ行っても僕らが入るのを見届けたらササッと帰ってしまう。
 でもタイの男のまめさを見習わなければならないと最近思う・・・

(とっつぁん筆)