「今日こんなものを見た」ではみいさんの何気ない日常をお届けしております。メルマガでも配信しておりますので、毎日読みたいと思った方はこちらからご登録ください。


3月7日

2006年の運勢

先日もらった冊子を見ていたら、占いが載っていた。
基本的にそんなものは信じない人なので、普段は気にもせずみないのだけれど、去年があんまりだったので、少しはいい事書いてるかなと読んでみることにする。

タイでは、生まれた日の曜日が人生において重要なポイントのようでそれによると私の曜日は
「今年はさまざまな良いことが起こる」よっしゃ!
「仕事関連でよいニュースがあり・・・」
「今年は去年のように精神的に疲れるような事はない」!!
「将来を築いていくためのよい機会がやってくる年」
「望みが叶い名声・富が得られる」ほんまにぃ〜!?
「健康に注意が必要」

実は、今年に入ってから既に風邪、転倒して打撲、アレルギー性結膜炎など、続いていて体ぼろぼろ・・・
この後に富がやってくるのか!?

干支別の方を見てみると
「1月29日以降はよい年であり、前進の年」
「たくさんの仕事が舞い込みお金が増える」なんだってぇー!?

調子に乗って日本からもらった雑誌の星占いもみたら
「気力に体力がついてゆかず健康に注意」
「金運がいい」
「人間関係運充実」などだった。全体運85点!

ワットシャロンのお祭りに明日行くので、そこでもおみくじひいてみよう!
ネットサイトでよく当たる占いご存知の方教えて下さい。


3月8日

最近気づいたこと

タイの三日月は、笑っている・・・。
なんとなく変だと前々から思っていたが、この前だんなに確認してみてはっきりした。
三日月って、日本では普通に横から満ち欠けていくものでそれが私の中では常識だったし、現にディズニーとかアメリカ製のアニメでもそうなってたし、今まで特に意識した事はなかった。

でも、窓から見ていると、タイのは下からだんだん上に満ちていく。
一番細い時は、にこにこしてる口みたいに見える。
ずっと「?こんなんだったっけ」と感じていたが、時期によって見え方って違うのかも、ぐらいに思ってあまり気にしていなかった。
昨日もそんな三日月がでていて、ちょうどだんなが近くにいたので「月ってこう見えるんじゃないの?」と横にあった月齢の載っているカレンダーを見せて聞いてみたところ「見えない」と。
見えないんだーーっと、けっこう感動して「日本ではこう見えるんだよ」と教えてやったが全然聞いてないし・・・。
どうでもいいことかもしれないけど、それに気づいたってすごくないか?
だんなが日本に行って三日月を見たら、初めて感動するのだろうか?
いや、日本はもっと他に驚く物事が多すぎてやっぱり気にも留めないか。

星座はオリオン座ぐらいしか知らないので、タイでも見えるんだとあまり感動しなかったが、実はもっと全然違う星も見えてるんだろうな。そういえば、日の出時間とかも日本とだいぶ違う気がする。
夕日も海に沈んでいく時期と山に沈んでいく時期があるし、庭の日当たりもだいぶ違う。
私は、ぼーっと感じてるだけだけど、それを不思議に思って研究した人たちが天文学とかを極めたんだろうなと漠然と思った。


3月9日

占い当たりすぎ

先日誕生日を迎えたのですが、なんだか今年は本当に体調が悪い。すっかりおばさんになってしまった自分に愕然とするこの頃。
で、ここ数日またなんかくらくらしたり、いまいちすっきりしなくだらだらしていたら、お腹が尋常じゃなく痛くなってきた。これはもしや、数年前にも経験がある膀胱炎では?と怯える。

あの時は、病院行って薬もらって飲み続けても全然快復せずそれどころか悪化して、死ぬほどつらかった。
結局2週間近く痛みに苦しんだ挙句、「おかしいな。じゃあ注射しましょう」とそれからさらに週1で3回も注射に通ってやっと完治したのだった。

なにがつらかったかって、あの痛み。出産の時よりもつらかった。経験ある方はご存知と思うが、陣痛には波がある。しかも私は安産だったので、思ってたより楽だった。ところが、こっちの痛みは、昼となく夜となく続く激痛で
体を曲げても薬を飲んでもいっこうにおさまらなかったのだ。あの悪夢が再び。

あまりにしんどいので、近くの病院に行く。これが失敗だった。激混み。
受付してから、バンコクプーケット病院なら、早いしこの前のカルテもあるから先生も頼んだらすぐ注射してくれて
この激しい痛みから解放されるのでは、と気づいたがいまさら遅い。


3月10日

座ってるのもつらくて、半泣きで順番を待つ。
ひたすら待っても進まない・・今からタウンまで行くのはさらにつらすぎる。
もうだめだーっと思った辺りで、トイレでも行って気分転換することに。ふらふら行って用足しして、ふとみたらまっか。げげっ、またかよー。と今回は病名を確信しつつ、待合に戻る。

ちょうど順番が来てたので、痛みだけでなく、血尿も今でましたーと報告。
「少し?」と聞かれたが、到底少しってもんじゃなかったです。
その後検査もしてもらって、カルテにREDとか書かれて医者にも、前のこととか話して、つらいから今注射してくれと頼んだのに・・・「薬で様子をみましょう」て。

1ヶ月ぐらい薬飲んでね、と言われたのを、そんなには耐えられないからと勝手に期間決め、1週間して治らなかったら注射してとさらに要求。はいはいとあしらわれる。薬局行って薬もらったら10日分処方されてるし。
しばらく来るなってことか?
でも意外に高かったので、けっこう大した病気なんやんと思う。
(風邪とかでくれる薬は安い)

それにしても、血尿って激しく働く外資系エリートがなるような病気やというイメージが私の中にあったが。
プーケットに住んで10年足らずで2回も発症するなんて。毎日のんびり暇に主婦してるのに、そんなにも激しいストレスにさらされてるのか??
思い当たるふしといえば、しつこく騒音を出してくれる裏のホテルとか、金銭感覚ゼロでお金ないのに使ってくれるだんなとか、裁判吹っかけてきた上嫌がらせをし続けてくる隣の夫婦とか・・
先月から裁判とは別の境界に接してる土地の持ち主が、妙なところに勝手に塀を建てはじめてまたひともめありそうやし。
って、おいおい、心労ばっかりやんか。

ことしこそ、平穏に過ごそうとしてるのに、くっそ〜。
ヨガでも始めて精神統一せんと、やっていけんな。


3月11日

ここはどこ?

我が家の電話は以前どこかのホテルが使っていたらしい。なぜかというと、やたらに間違い電話がかかってくるからだ。もしかしたら、どこかのホテルと似た番号なのかも知れないが、それにしても間違い電話多すぎなので、いまだに何かに間違って表示されたままになっている可能性もある。

ここのところ頻繁なのはファックス。
ぴーぴーと何度でもかかってくるし、夜中でもかかってくる。もしかしたら、国際電話なのかも。
だって、ホテルに0時とか3時にファックスしてくる用事って?
朝の5時にタイ人のおばあさんから、謎の電話があったこともあったし。

あまりにも間違い電話が多く、なんどか相手と話してみてホテルにかけたかったらしい、ということまでは突き止めたがどこのホテルなのかはまだわからない。わかったら、そこに電話して確認できるのに。
(似てるだけなのか、間違って広告とかに出してないのかなど)

この前なんか国際電話がかかってきて、どうも話しが合わずよくよく聞いてみると「誰々がそちらのホテルに泊まっているはず」という。うちは、ホテルじゃないことを伝えると、かなり緊急の用事があったような相手は、明らかにがっくりしていたのが電話越しにも伝わってきた。
せめてホテル名を聞き出せればよかったと、あとで気づいた。
最初何語かわからなくて、またタイ人間違い電話か、と思ってタイ語で応対してたら、実はよく聞いてみたら英語だったので頭こんがらがってしまいそこまで突っ込めなかったのだった。

そういえば、「市役所ですが」とタイ語でかかってきたので大事な用事だと思い、一生懸命タイ語を聞き取っていたら「〜で、そちらのホテルは」と言われたことも。
「ホテルじゃないです」と言ってしまい、その時も終了。
しまったぁー、だから、そのホテル名を教えてくれぇ〜〜。
そして、そこのホテルももう5年近くたってるのに、いいかげん間違いに気づいてほしい・・・。


3月21日

副作用

寝転がってテレビを見てたら、右手にかゆみを感じた。?と思って見ると、二の腕に蚊に刺されたようなふくらみが。でもなんか変。
腫れてる周りにいくつも小さなぽつぽつが。今までにないかまれ方やなぁーと思っていると、ますます痒くなってきたのでだんなに見せたら「薬のアレルギーじゃない?」という。
今までそんなことなかったって。

この人は、すぐに大げさに考えるので、病院でもしんどくて通訳を任せたら、医者に「日本のお茶ばかり飲んでるから炎症起こしたのでは?」とか、聞いてたし・・・。そんなん全然関係ないっちゅうねん。

しかし、そうこうしているうちにまわりのぽつぽつも次第に大きくなってきた。さらに合体していく??
そして、そのまわりにもさらにぷつぷつが。アレルギーやんか!
増えるわ痒いというより痛くなってきて、びびったが2時間程で何とか治まった。
一応写真撮っといたので、明日医者に見せないと。

そういえば、病院でのカルチャーショック。
受付の看護婦さんが、私語しながら備え付けのテレビのチャンネルをリモコンで変えてた。ドラマに・・・仕事中に見るのか?かなり真剣だった。
そして、その奥の部屋にいる医者の姿がちらっと見えたら、人が途切れたすきに菓子パンを食べてた。
食事する時間もないぐらい忙しいのかもしれんけど、なんかなんか違和感が。食べる前に手を洗いましたか?
お医者さんが病気になりそうで心配です。


3月22日

受難は続く

我が家の日常茶飯事だが、またジェットスキーが壊れた。またかよ〜とうんざりしていたら、今度のはちょっと違うという。お客さんが沖に出て、珊瑚を見ていたら・・・浸水してきたらしい。しかも、修理不能に陥っていると。最悪やん。

そして「もう使えないから、お母さんがお花でも植えるのにあげる?」 て。いくらしたと思ってるんや。
中古で60万円もしたのに、修理しろよ。
何で修理できないのか聞いてみると、津波に遭ったからという。
なんでも、津波から生還したジェットスキーがここにきて、次々と力尽きていってるらしい。
それも普通ありえないところが錆びてしまい、動かなくなったり今回のように外側の部分すべてに細かい亀裂が入り船の下全部が使い物にならなくなったりと、特殊な壊れ方をしているものがうち以外にも続出なんだそうだ。

こんな形で津波の後遺症が今頃あるとは!
自然災害おそるべし。
どこまでうちを貧乏にしたら気が済むのだろう。
だんなは「じゃあ、新しいの買っていい?」とうきうきしているが、そんなお金ないよ。
日本からいつでもお金が送られてくると思ってるらしいが、そんな魔法のATMはないの。私が老後の貯金を切り崩して工面してるんだよ!
うちが貧乏なのは、あなたのその能天気な性格のせいだな。


3月23日

紫外線対策

小学校が夏休み(春休みかも?)に入ったので、息子は海に遊びに行った。そして夕方戻ってきた時には、黒人の子供になっていた。いくらメラニン色素が多いからって、あんた吸収しすぎやがな・・・。
目の玉まで焼けて血走ってるのに、楽しかったから毎日行くと言う。焼け死んでも知らんでーー。

次回から無駄とは思うが、一応日焼け止め塗って、子供用のサングラスもかけさせよう、ってそんなもの見たことないけどあるのか?それで、こういう時はセンタンやろうなぁと、その名の通り(うそ)最先端のグッズがいろいろ売っているデパートに行く。

だんなは行きたくないらしく「駐車場が停めにくい」とか「ビッグCに行くんだよね?」とかしつこく言っていたが、無視。彼はデパートが嫌い。なぜなら何も買ってもらえないかららしい。そうは言うけど、私だって別に何も買ってないやん。買ってくれよ。
それにあんたが「欲しい」っていうもの、5000バーツもするGショックとか、2万バーツのカヌーとか、4輪のオフロードバイクとかやないか。カードもないのにそんなもの、買えるか!

スポーツ用品売り場で探すと、さすがに品揃え豊富で子供用のしかもUVカットレンズのゴーグルが見つかったので一安心。「色どれにする?」と選ばせてると、だんなが「買い物〜嫌い。先に車戻ってる!」と言い出す。おいおい、まだ5分もたってないし。
待てよ、少しは。せっかくなのに、ゆっくり選ばせてあげて。
そういえば私も子供の時、親の買い物に付き合って自分が何も買ってもらえないと、いらいらしたものだが。そのままやん。
30過ぎの大人なのに、心は少年かい。疲れる。

その後食事タイムになると、とたんに生き生きしてKFCに入った。
いつも思うが、たかがファーストフードに400バーツも払うならもっとちゃんとしたレストランで食べたいんだけど。
今日はだんなのおごりだというので、まあ、いいかと食べてからふと気づいた。朝1000バーツ貸してるやん・・・。
結局私のお金かい。それなら、せめて私の好きなものを食べさせて。


3月24日

ジェットスキー国際大会

というのが、先週あり(3月4・5日)少しだけ見に行ってきた。数日前から、ここらでは見かけたことのないジェットスキーを積んだ車がたくさん走っていたりして、けっこう大きな大会らしい。
宣伝幕には、タイVS日本とか書いてあって、数人の日本人選手の写真も載っていたが、マレーシアやシンガポールからも参加チームがあり、タイの俳優でプロ(級の腕前?)の人も参加してるそうだ。

前日ちょっと行ってみたら、それぞれのチームがテントの下に機材を運び込んでいたり、練習が始まっていたりでえらいことになっていた。その中で地元の人たちが集まっていたので、だんなと寄っていくと一人のタイ人を囲んで談笑中。見たことないけど、近所の人なのかと思っていたら、その人は何回もタイトルを取ったことのあるワールドチャンピオンの人だった。
あまりに気さくに昔からの知り合いのように話ししてるので、最初聞いたとき「またまたぁ〜。そういう人って髪の毛染めてて金髪だったりするんじゃないの?」などと本人の前で思いっきり失礼なことを言ってしまった。(いつもそういう、見え透いたうそとか言ってだまそうとするので)なんていうか、変にかっこつけてなくて、感じのいい人だった。

で、近くに日本人の選手と思われる人がいて、足を怪我して流血しており、包帯を切るナイフがないか聞かれた。
すると、かばんからアーミーナイフをさっととりだすだんな。側ではチャンピオンの人もカッター出してるし・・・。
なんでふたりともそんなものが、普通にかばんに入ってるの!?

大会のほうは、写真は撮ったものの、スピードが速くあっという間に沖に行ってしまいよく見えない上、暑くて試合の結果がよくわからず雰囲気を味わうだけに終わった。
しかし、その影響を受けた観光客の人たちが、なんとなくジェットスキーに乗りたい気分になったようで、うちでは今年一番のレンタル人数を記録。いろいろ珍しいジェットスキーも見られて、だんなも大喜びだった。


3月25日

悪夢再び

昨日(11日)だんなから「大変だー。テレビ見て!!」と電話がかかってきて、インド洋の沖で海底火山が噴火して津波が起きるかもとビーチで大騒ぎになっているといわれた。

早速テレビをつけてタイの民放とBBCやCNNをチェックしたがどこでもそんなニュースやってない。
ネットでも探してみたが、探し方が悪かったのか見つからず・・・。
??のまま、夕方だんなが帰ってきたので、もう一度聞いてみるとテレビでその内容が速報されたため、携帯等でまたたくまに話が伝わりビーチで仕事をしている人達は、船を移動させて非常時に備えたり、ジェットスキーも岸においていたものも、全部海に浮かべて何かあったらすぐ沖に出るように待機したそうだ。
(そのほうがダメージが少ないからなのだが、そんなぎりぎりまで海にいるタイ人はいないと思われる 。あの津波のときは、ほぼふいうちだったから実質逃げられずにいて、とっさの判断でそのまま沖に出たため、ジェットスキーも乗っていた人も結果的に無傷だっただけで)

ビーチにいた観光客にも、その話は伝わり、パニックにはならなかったまでも走り去る人を含めみんなホテルに帰ってしまったと言っていた。結局何事もなく、津波警報もならなかったので、聞くまで家にいた私は知らなかったのだけど。

今まで余震とか何度もあったし、その度にビーチで働いている人は右往左往してきたので、気持ちはとてもわかるけど、一応警報システムもあるんだし、無駄にあわてず冷静に様子を見ては、と思う。
でも、実際自分がビーチにいてそんな電話がかかってきた時は真剣に泣きそうになって避難した事もあったしなぁ・・・。それにしても「前回の津波のときよりも近い距離のインド洋沖で海底火山が30数回爆発して海の様子が変化した」ってニュースがどこにも見つからないのが、気になる。疑って悪いけど。


3月28日

イタリアンの夕べ

夕方シャワーも浴びて、あとは買ってきたご飯食べて寝るだけかーとちょっとのんびりしていると、いきなりだんなから電話かかってきて「今からお母さんの家に来て」と呼び出し。
出かけたらまた汗かくし、面倒だなーと思っていたが、イタリア人の知り合いが訪ねてきてるというので、これは何か食べさせてもらえるとうきうき出かけた。

そしたら何度か会ったことのある、義理の姉の友達夫婦が来ていて案の定イタリアンな宴会が開催される様子。実にラッキー。いそいそとお皿運びなど手伝う。
そのうち知らないイタリア人も登場。彼は「私の名はマリオ。あのスーパーマリオと同じ名前です」と自己紹介してくれた。いや・・・誰も聞いてないって。(後で聞いたら、いつも人からそういわれるのでこの頃は自分から先に言っておくのだそうだ)

席に着くと、まずパスタが出てきた。これがまた、めちゃくちゃうまい。今まで食べたことのない形と味に感動。カメラ忘れたのが悔やまれる。ショートパスタでワンタンのようにねじってあり、中に牛肉が入っているそうだ。それと、エビのゆでたのをたらふく食べた。あーおいしかったぁーーと思っていると、それは前菜で、メインが運ばれてくる。
そうだった、イタリア人たちと食事するといつも、大食い大会が始まるのだった・・・。

次に来たのは、豚肉のステーキをゆでたのと野菜の蒸したの。それをまた皿にいっぱい、勧められるままに食べる。周りのイタリア人男性は、普通体型にもかかわらずそれを3回ぐらいおかわりしていた。そしてタイ人の奥さん達は「つきあって同じように食べてると太る」といいつつ、カノムチンをおかわりしているのだった。
私はもちろん、いつでも食べられるタイ料理より、カロリー高くてもイタリアンをおかわりしましたとも。ごちそうさまでした〜。


3月29日

ビッグCで恐怖体験

なんか最近ロータスの品揃えに不満があるので、久しぶりにビッグCに買い物に行った。5kgのお米と食料品を買って、駐車場に戻る事に。

そして、まさにその時恐怖の体験が始まったのだった。ここのエスカレーターは、動く歩道状になっていてけっこうきつい傾斜で距離も長い。
カートのまま、エスカレーターに乗ったらカートのブレーキが効いてなくて?ずるずると下に引っ張られた!
私の体重では耐えることが出来なくて、すごく危険な状態に。両手でつかんでると自分ごと加速付いて転がり落ちそうだったので、片手でてすりをつかんで、片手でななめになりながら下に滑り落ちようとしているカートを必死でつかんでいた。もう冷や汗物でこわかった〜。まじで泣きそうだった・・・。

すいてて、前には誰もいなかったから、もし途中で絶えられなくて手を離してたら、中2階のガラス戸を突き破り思いっきりペットショップのとこまでカートが暴走してた予感。そうなってたら、確実に泣いたな。ひとりだったし。腱鞘炎なりそうだったーー。 隣の上りエスカレーターの人たちからは不審そうな目で見られたし。ビッグC ゆ る さ ん 〜。もし事故ってても、絶対自分とこの責任じゃなく、私の過失にされそうな上、損害賠償まで請求されそうなのが、タイだけに一番こわかった・・。


3月30日

時計屋のおっちゃん

私は時計が好きで、腕時計をいくつか持っている。それが次々と止まるので、割とよく電池交換に行く。
今まであちこち行って、無難だったロビンソンの時計屋を愛用していたが、前回行った時、明らかにぼったくられたので嫌になった。

それで、タウンでたまたま目についた屋台の時計屋に頼んだ。前に同じようなところで換えてもらったら、安かったが10日もしないうちにまた止まってしまった事があり少し嫌な予感はしたが。交換が終わって、さていくらかな?ふっかけてくるのかなーと軽く緊張していたら、たった50バーツ。よかった〜。いい人だったー、とほっとする。
悲しいことに、タイでは相手によって言い値を変える人が多いので最初から「真っ当な価格」を提示してくれる人は、私の中で正直ないい人として心に残るのだ。

それが約2ヶ月前。しばらくは、またすぐ止まるかも、などと疑っていたが問題ないので、家にある電池切れのを昨日3つほど持っていった。150〜200バーツぐらいかと思っていたら、今度は100バーツ。しかも、覚えててまけてくれたのかと思ったが、そうではない様子。あまりの安さにびっくりしてると、「この電池は偽者じゃないよ。日本でもどこでも同じのを使ってるんだから」と説明してくれた。
いや、そうじゃなくて・・・おっちゃん、儲かってないんじゃ?

つづく


3月31日

実は私、その説明を聞いてるうちに、ちょっと涙出そうになってしまったのだ。なぜかというと、おっちゃんは全く人を騙そうとかいう気持ちをもっていないことが感じられたから。私が観光客だろうが、タイ人と結婚していようが、何人だろうが、それが彼にとって値段を変える基準にはなっていないのだ。

最初に来た時50バーツと言われた時点で、中古の電池かもしれないしまたすぐ止まるかもな、と正直思った。でも、それでもまたここで入れてもらえばいいか、とも思った。気持ちよく買い物?できたからだ。
はっきりいって、そういう人はいままで数人しか会ったことがない。近所の市場のお姉ちゃんと、もういなくなってしまったけど、前に髪の毛を切ってもらってたお姉さんと、ロビンソン近くの交差点にある雑貨屋のおじいちゃんとか。

こちらが客なのにお金を払って嫌な気分になる事は多い。一見フレンドリーなようで、外人に対して「金持ちだからこれぐらいいいだろう」という気持ちで接してくる人ばかりのこの国で、誰にでも同じ態度の人に会うとほっとする。何度も店に行って顔なじみになると、安くしてくれる人も確かにいるが初対面やいちげんさんであっても、普通にしてもらうとすごくうれしい。ものすごくたいそうに言うと、なんか自分が金づるとしてでなく、同じ人として見てもらえてるような気分というか。

そういう人は、商売が繁盛していいはずだ。と思うので場所を紹介。タウンの市場から噴水のほうにまっすぐ歩き、噴水を通り過ぎて一区画ぐらいいったところの右手、大きな中華料理店の手前。朝9時には、屋台がだされている。ちょうどT字路になっている辺りで、左手にはガシコンタイ銀行とバンコク銀行が見えていた。
プーケット滞在中に時計が止まったらぜひ行ってあげてください。


4月1日

カップクルアイ

この前、友達がパトンに来るというので、久しぶりに晩ご飯でもという事になった。が、パトンに住んでいるくせに、近所の適当なレストランが全く思い浮かばない ・・・。だいたい家でご飯食べるし、買い食いはその辺の屋台だし、だんなの実家で食べたりで、レストランで食事することがない。パトンの親戚達と外食する時はシャロンとかに出かけるし、家族で奮発する時は、子供の要望によりほぼピザの店に決まっている。

それで悩みに悩んだ挙句、近くのカップクルアイというタイ料理の店に行った。
実はこの店、8年ぐらい前にできたと思うが、できてすぐにだんなと行ったことがあった。でも、その時の印象が大しておいしくなくて別に安くもなかったので、それ以来そのイメージがあって、何回か行った事はあるもののその時の印象がぬぐえなかった。

そんな店に友達を連れていくべきか悩んだが、他に思いつかなくて車も止められるし(そんな理由・・)で、決定。
カオパットとエビのすり身揚げ?など適当に頼んで、食べながらも果たしておいしいのか、と確信が持てずにいたら、なんとそこにプーケットウォークの発行人がお客様連れで登場!とたんに「やっぱりこの店おいしいんだよ」とやけに強気になった私と友達は、追加でホイトートを頼んだ。そしたら、またそれがめちゃくちゃおいしくて、とても満足し、また値段も予想より安かったのでさらに気分よくなったのだった。

たぶん最初と経営者かコックが変わっているのだろう。それなら一体いつからおいしかったのか?
ここに人と来るたびに、本当はおいしいのかおいしくないのか、いつも気になってしまい、そのために味がよくわからなかったのかもしれない。