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８月７日

かなりヤバそうな話。うちの隣りの隣りに建設中のアパートがありそこは白人がオーナーである。ある時彼は、隣の家（うちとの間）のおばさんが何かやっているのに気がついた。
具体的には、家のまわりにくぎをうって、そこに糸を巻いているようだったらしい。
不審に思って、建築作業員のタイ人に聞いたところ・・・
「それは、呪いです」と即座にいわれたそうな。
その作業員達がうちのだんなにも、「耳に入れておいたほうがいいと思って」といって教えてくれた。

実はその家、うちとの敷地の境界が違うと主張してきて勝手に裁判を始め、今も係争中である。隣のアパートにも同様の主張をしていて、さらに争う構えを見せているらしい。
でも、日本と同じで元から敷地図はあり、地番も決まっている。
何回か役所の人が計りに来たが、その度に合ってるといったり違うといったりで、はっきりしない・・・。
だんなは、そのおばさんが結界をはっているから、調査に来た人も目がくらんでしまったのではないか、とかいうし。
私は、どうせお金を払って計ってくれる人達を買収しているのではないかとか思っていたのだが。
（つづく）

　管理人から
今度は「呪い」ですか。。。さすがはアメージングタイランド。だいたい元々土地の所有の概念が希薄なこの国で、使ってもいなかった土地の所有権がどうこうと言う問題が起きるのは当たり前な気がするんですけどね。でもそれが自分の身に降りかかるのは嫌すぎますね、やっぱり。。。

８月８日

なんか、すごいことになってきたぞ〜と思いながら、「日本ではそういうことをすると、自分に倍になって返って来るんだよー」と
教えると、「大丈夫、タイでも同じ」といわれた！
なんでも、そうやってやる呪いの方法を知っている人は少なからずいるらしい。が、それをやってしまうと後で倍返し以上の厄が
自分にはね返ってくるといわれているとか・・・。

やっぱりそんなもんだよなーと思って、「日本では、藁で作った・」と言いかけると「タイもやるよ、人の形にするの！」とまた言われこれには、かなり驚いた。
よく聞いてみると、藁で作った人形にくぎをうつんだそうで・・・同じやん。
前から、根本的に似ているところがあるような気がしていたが、なんでこんなところが共通なのか、とっても不思議。
考え方が似てるんだろうか？それとも宗教でなにかあるのか？？
それにしても、白人が見たままを伝えただけで、それが呪いの儀式だとわかる（即答してしまう）タイ人の皆さん、っていうのも
ある意味怖い。

　管理人から
やっぱり中国の影響かなんかなんですかねえ。それ以外は仏教？ってこれ密教に近い気がしますが。。。タイにも呪いとか、こっくりさんもどきとかあるようで、これなら日本のホラー映画が受けるのもわかりますね。土壌が違うと、理解できないですもんね、日本のホラー。さすが「リング」がベストセラーになるだけはあります。

８月９日

特に変わったものを食べたとは思えないのに、激しく食中りだったようで夜中から寝られなかった。
同じ物を食べたはずなのに、なぜかタイ人ではない私だけが・・・。
だいたい、お腹を壊すと熱が出たり頭やお腹が痛くなったりもするのだが、今回はなぜかどの症状も出なくて、ただお腹が下るだけ。つらさはないものの、頭がさえているだけに、やばい病気では？とかいらんことを考えてしまう。
あんまりひどいので、病院に行こうかと思っていたら、だんなが薬を買ってきてくれた。適当に飲んでも効かないんじゃないかと思いながらまあ買ってきてしまったし、と飲んでみたら、即、症状が収まった。
これがこわくて、タイの薬はあまり飲みたくなかったりする。

薬を飲む前にご飯を食べなければならないとかで、一緒に買ってきてくれたのは有難いが、白いご飯と貝のバジル炒めって・・・。お腹壊してる時に、消化に悪そうな貝、しかも辛いものが食えるか！
仕方ないので、自分でおかゆを作って食べ薬も飲んだ。
楽になってきたので、うとうとしていると「お医者さんが、治ったら毎日ヤク（ルト）を飲みなさいって」と教えてくれた。
「ヨーグルト食べてるやん。この頃毎日は食べてないけど」というと「そんなものは、だめだ！」と怒っている。
ヤクルトよりは、良さそうだけど？ただの腐った牛乳と思ってないか？
私のヨーグルトにけちをつけないでくれ〜！！

　管理人から
いまだタイにて食あたりというものにお会いしたことのない管理人。人の食あたりはよく見ますが。。。なんにせよ、ヨーグルトを自分で作るタイ人なんぞ見たことがないわけで、彼らから見たらたとえカスピ海ヨーグルトだろうとなんだろうと、何でそんなモノを食べるのが悪いのだ〜！と思ってるでしょうね。同じように、我々から見たらタイ人が普通に食べているもの自体がおなかに悪そうなんですけどね。。。
あ、そうだ、ヤクルトって、アラビア語でヨーグルトって意味だって教えてやるのもいいかも。

８月１０日

台風が来てずっと大雨が続いていた時のこと。
朝起きたら居間の真中辺りにたまたま置いてあった畳んだ洗濯物が水が滴り落ちるぐらいぐしょぐしょに濡れていた。ほんとに偶然その２枚だけしまうのを忘れてそこにあったのだが。で、なんでそれが濡れているのかが謎だった。雨が窓の下の隙間から吹きこんできたのだろうと最初思ったが、そこ以外どこも濡れていないからだ。窓からその洗濯物までのどこにも、塗れた跡がない。雨漏りでもしてるのかと思って天井も見たが、特に変わった様子もない。何で部屋の真中だけ水が溜まったんだろう？？とだんなと不思議がりつつ戸の隙間から入って来て、あとは乾いたんだろうと結論付けた。

で、次の朝、下の階の客室に入って掃除をしていたら、なぜかそこにも同じ現象が！？
シャワールームの出口に足拭きマットを置いているのだが、それだけがぼたぼたになっていた。もちろん窓は閉まっていて、シャワールームにも１滴の水すらない。ずっと使ってない部屋だし、なんで？
天井も窓からも水が入ってきた痕跡は見当たらないし、そこだけ。
なんで、周りがどこもすべて乾いてるのか？
床から染み出してるの？
どっかの配管が壊れてるとか、真相を知っても知らなくても嫌な予感。

　管理人から
え？結論はなしですか？それがエラく吸水性の高いもので、湿度が高いタイの空気から水を吸い上げたとか、息子さんが夜中に水をまいたとか、なにかないんですか〜？これじゃタダのホラーじゃないですか〜！

８月１１日

この前ドライブしていて、プーケットファンタシーの近くの海岸沿いにある広大な敷地をぼーっと見ていたら、「ここは、イスラムの人達のお墓なんだよ」と教えてもらった。
いわれてみれば、塀がしてあってイスラムの言葉でなにやら書いてある。
お墓といっても、墓石のようなものはないらしく平らで、今まで全く気付かなかった。
仏教系のタイ人はお墓がないので、火葬場で遺体を荼毘に付した後遺骨をお寺で預かってもらったりするようだ。

ふと、自分が死んだらどうされるのかなーと思った。
まだ日本に親がいる間に死んでしまったら、引取りにきてもらうことになるのだろうか。死んでから日本に戻ってもしょうがないような気もするし、かといって言葉も通じないここのお寺に入れられてもなー。
不測の事態に備えて、タイ語で遺言ぐらいは書いておいたほうがいいのだろうか。それでも、故人の意思を尊重してくれるかどうか全く心もとないが。
日本国籍があれば、政府が？遺体を引き取ってくれるのだろうか。
もし、自分がタイにいたいと思っても、引き取られたりして。
あー、自分でもどうしたいのかわからないまま、死んだら嫌やなー。

　管理人から
バンコクで日本人が死ぬと日本式の葬式をしてもらえます。ちゃんとお寺もあります。その後日本に送られるもよし、タイにいるのもよし、じゃなかったでしたっけ？そう言えば死んだ後、遺体を日本に運んでくれるサービスもありますね。とはいうものの、政府は何もしてくれませんよ〜。我々がＶＩＰじゃない限り。。。