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 3月1日

 最近やたらに観光バスを見かけるので、やっぱり最盛期だなあ〜と思っていたら「今プーケット中の観光バスが全部出払っている」ぐらいの状況なのだそうだ。
 「足りないぐらいなんだよー」と聞き、なるほどと思った。
 プーケットガゼットによると、1月にプーケット空港を利用した観光客は(国際線・国内線合わせて)50万人を突破し、これは空前の出来事であると報道されていた。確かに、空港に行ってもなんだかもうごった返していて、なにがなんだかわからない感じの大盛況ぶりである。

 観光客の多くは、日本から、また韓国・中国も団体客が多いそうだ。あとロシア人も、ここ1〜2年やたらやってくるようになり、ロシア語を習うのがブームである。なぜなら彼らは英語が話せないから。「ヨーロッパの白人は、みんな話せるけどね。韓国人も英語話せるし。日本人は英語わからないから、みんな日本語勉強したでしょう。それと同じ」といわれた。すっ、すみません・・・。
 収入に繋がるこういう努力は、タイ人でもするようである。

 管理人から
そう、最近ロシア人の数が以上に増えている。バンコクではそれほどでもないがパタヤではかなり幅をきかせている。やっぱり北国だから海が恋しいのだろうか。ところで月50万人利用ってのはスゴイですねプーケット空港。出入りが同じだとしても一日に8000人以上が来ると言うこと。タイに来る日本人が一日平均3000人だ言うのもスゴいことだけどね。


 3月2日

 この前植木を買いに行ったら、そこのおばちゃんは私が「ラムゥの木はありますか?」と聞いただけで「タイ語が上手ねえ」といった。
 まだ、わずか4語しか発してないんですけど・・・。
 そしてまた「どこから来たの?」というので「パトン」と答えたらものすごく考えた挙句「・・・ヴェトナム?」どこやねん。
 こっちで結婚してるので、などと言ったらやっとわかったらしく大笑いしていた。

 別に観光客っぽい格好でもなかったが、タイ人っぽくもなかったのだろう。同じような格好でも、だんなといるとタイ人と思ってタイ語で話しかけられることがあるので、先入観というかとっさにいろいろ判断してるんだろうか?と思う。
 自分のタイ語は下手すぎて通じないのだとばかり思っていたが、もしかしたら「タイ語をしゃべるわけない」という思いこみで、相手にはタイ語に聞こえてないのかもしれない。
 私もこちらの人に急に日本語で話しかけられても??の時があるし。
 違うかも知れないが、そう思っておくことにする。

 管理人から
タイ語のきつい点、それは間違いなく発音。日本語のようにイントネーションや声調を無視しても通じる言葉でないので、日本人の耳では正しいと思ってもタイ人には何を言っているかさえ分からないことが多い。外国人慣れしたタイ人はその不思議なタイ語を理解できる耳を持っているが、慣れていないと厳密なタイ語しか理解できないので、会話が成立しない。そんなところでタイ語を勉強したら、最初は大変だろうけど素晴らしいタイ語が操れることになるだろう。ただし、方言もつく可能性が高いけど。。。


 3月3日

 こちらに来た当時ものすごく驚いた習慣、それは、こちらの人は「トイレットペーパーで口を拭く」ということだった。ご存知のように、タイではトイレで紙を使わない。その代わりに食卓などに必ずトイレットペーパーが置いてあり、ティシュの代用品としてかなりの役目を担っているのだ。芯をとって真中から引き出し、専用のケースに入れて使う。トイレに置いてあったものを持ってきて使ってるわけではないから全く汚くはないのだけれど、とても違和感があった。
 ティシュももちろん売っているが一番安いから、自然とそうなったのだろう。

 今では慣れたものの、トイレと食堂という場所の対比にインパクトが強かった。
 最近は日本でもわりと一般化しつつあるのか、うちの実家でも専用ケースに入れて居間に置いてあったりする。なんかこぼしたりした時に便利らしい。それでもさすがに食卓では使っていない。タイ人はトイレットペーパーとは呼ばずただティッチューと呼ぶ。 
 日本に来たら、逆にカルチャーショックを受けるのかもしれない。

 管理人から
タイのスーパーでは日本で言うティッシュがちゃんと売っているけど、実際にそれを使っている人をほとんど見たことがない。トイレットペーパーか小さなナプキンが食堂にはおいてある。そういえば我が家にもトイレットペーパーとティッシュペーパーがちゃんとあるのに、ほとんどはトイレットペーパーで代用出来ている。でもそのトイレットペーパー、トイレに流しちゃダメなのです。詰まっちゃうから。。。


 3月4日

 詳しくは書けないのだが、すごく気分の悪いことがあった。
 なんで、見ず知らずのあんたにそんな言い方されんとあかんの!?というような「口の聞き方を知らない人」と話さなければならない機会があったのである。
 あまりのことに飽きれてしまい、軽く受け流して聞いていたのだがあとで腹立ってきて、だんなに伝えようと思った。それで、タイ語の単語でその時の気持ちを表現してみたのだが、いまいち反応が悪い。(単語自体は適切で状況にも合っている)

 何とかこの思いを伝えたい!なにか適当な比喩は?と考えていた時はっと、正に適切な喩えを思いついた。それは・・・
「タイ航空のおねーちゃんみたいな、喋り方やった」
 そういうと一瞬でわかったらしく、一緒にむかついてくれました。前にタイ航空の事務所に行った時、だんなが短パンにサンダル履きという格好だったため、明らかに見下げた態度でどう見てもタイ人のだんなに英語で話しかけてきて、だんなが英語で返事すると悔しそう(あんた英語わかるの?みたいな)にしていたことがあり、あとで「態度悪すぎ!」とふたりして憤慨した。その時の怒りがまざまざと、よみがえって来たらしい。
 本当に偉い人はえらそうにしないし、言葉遣いも知っているものだ。

 管理人から
ちょうど先日友人と、「大学以降に知り合った人って基本的に「さん」とか「くん」とか「ちゃん」ってつけて呼ばない?っていう話をしたのを思い出す。そう言えば、管理人に面と向かって呼び捨てする日本人はほとんど存在しない。たとえ年上でも。これが日本的な礼儀なのだろうと思った。が、タイでは客商売でさえなめた態度を取られることがある。お金持ちとファラン(白人)には弱いが、貧乏人とアジア人には強いのだ。なんかどこかで聴いたことある話ですね、これ。<うちの国やん。


 3月5日

 タイ人はゲームが好きで、パソコンはほとんどそのために使っているようなものだが、うちのにもカーレースのが入っている。
 プーケットの道路を普通に走っていると、更にすごい場面に良く出くわすので、それを基にゲームが作れそうな感じだ。プレーヤーは、バイクの場合ヘルメット有り無しが選べ、大人子供混合で5人まで乗れる。人数が増えれば点数は高くなり、犬も乗せられる。それで、トゥクトゥクや2階建てバス・ベンツなどの間をすり抜けて進むのだ。途中、警官の検問に注意。水牛の群れが道をふさいだら、かなりの時間のロスは確実。停まっている車のドアが急に開くことも多々あるので、減速。あんまり道の端を走ると、街路樹の枝が頭に当ることあり。

 突然の豪雨で道が滝のようになったら、別の道に進むしかない。
 急に現れる落下物や、地面の穴にも気をつけて。サムロー(バイクの横に荷台がついていて、遅い&幅を取る)が時折出現するのも、プーケットバージョンならでは。前から猛スピードで迫る大型トラックをかわしながら、追い越せ。
 現実は、ゲームオーバーが「死」ということも多いのが一番こわい。
 ゲームじゃないのに、障害ありすぎなんじゃー。


 管理人から
素晴らしい発想でございます。まったくタイの交通事情の中でもプーケットのは間違いなく一番ひどいと思う。交通ルールもさることながら道路自体が違う。見通しのきかないカーブ、至る所にある穴、散乱している犬の死体、驚異のアップダウン、そして何よりも後ろは決して見ない上に抜かれると熱くなる性格のドライバー達。ゲームよりたちが悪い、まさにその通りです!


 3月9日

 前にポインセチアの話を書いたところ、BBSでまこさんが確かハワイで、大木になっていたポインセチアを見たというお話をされていて、印象に残っていた。
 この前プーケットタウンに行き、信号で停まっている間、辺りをぼんやり見ていたら・・・近くの家にハイビスカスの木があった。それが、その家の2階ぐらいまで届いているのだ。
??と思って、よく似た色の花が咲く木なのかと確認してしまったほど巨大。うちの庭先にある鉢植えの何十倍あるか・・・。

 それから、気を付けて見ていると、実はそこかしこに意外な大木があることに気がつく。例えば電信柱より高いブーゲンビリアとか。これも、まさか、と思っていてそばに寄っていってしばらく呆然としたほどでかい。
 いくら剪定してないといっても、ほうっておくだけでそこまで大きくなるのは、すごいと思う。そして、なんかちょっとこわい。
 同じ花が咲いてるのに、もう迫力ありすぎて圧倒されてしまった。

 管理人から
え?ブーゲンビリアってそんなに育つのですか?日本で言うお化け何とかみたいに大きく育った植物、そして虫や動物、ホントにタイでよく見かけます。どうして人間だけ大きくないのか不思議なくらいです。。。


 3月10日 

 私事で恐縮だが、あまりにも生活が苦しいので今年から収支を毎月出して、月末にまとめたのをだんなに見せ、その月の反省と来月の目標などを検討させることにした。
 日本では経理課で働いていたので、タイ人の金銭感覚がどうしても許せず今まで様々な対策を講じてきた。が、本能で生活している人には勝てず惨敗続きであった。
 そこで、心機一転(というか、ますます困窮してきたので)
・お金は使ったらなくなること
・貯金がないといざというときに困ること

から教えている。こういうことは、せめて学校または家庭で成人するまでに教えておいて欲しいと切に願いながら・・・。


 予定とか計画的にとか、全くできないので、あればあっただけ使ってしまう。通帳にお金が増えていく楽しさとか、それを見て貯まったらあれやこれや買おうと、わくわくするのも経験なさそうだ。
 「(お仕事が終わったら)毎日この箱に500バーツ入れましょう」
 「できたらシールを貼りましょう」
 「月末には、いくら貯まったか数えてみましょう」
 「うわー、こんなにたくさん貯まりましたね」

みたいに指導しないとだめなのか?
 子供相手ならまだしも、そんなこと懇切丁寧にやってられるかーー。


 管理人から
そうか、タイ人相手にはこのくらい丁寧親切にやらないと日本人の金銭感覚を教えることは出来ないのか。。。今時中学生でもやらないような事をしっかりやってあげないといけないと、お金はいくらあっても足りなくなるようですね。あんまり言いたくないですが、タイに住んでいる日本人はかなりお金に困るものなのです。タイに住もうと思っている方、これだけは先に考えておいた方がいいですよ〜。


 3月11日

 私はどうも耳が悪いようで、よく聞き間違いをする。タイ人の名前は発音がややこしいこともあって、どうも苦手だ。適当に言ってても、相手にはなんとなく通じてるので後であれっ?ということもしばしば起こる。
 たとえば、デンをレンだと思っていたり、カイが実はガイだったり、タムはタン、ネンと呼んでいた人はデンだった・・・。
 大抵日本の奥さんがいる人たちなので、後で奥さんが呼んでいるのを聞いてはっ!と気づくことが多い。しかし、タイ人であるうちのだんなまで違った呼び方をしているときもあり、誰が誰だかわからない状態になってしまうときも。

 その上こちらでは、普段本名は名乗らずあだ名(通称)が使われるので、よくあるあだ名だとどの○○さんなんだか、さっぱりわからないのだ。
 さらに、あいまいな発音というのもあり、「お」と「う」の中間の音で発音する名前だったりすると、もうおーちゃん、なんだかうぉーちゃんなんだか、混乱を極める。
 あと、「い」君だか、「じ」君だかもいた。日本語だとぜんぜん別の音なのにその中間の音で発音といわれてもなー。
 まあ、タイ人も日本語で「し」がいえず「たけし」は「たけち」となってるのでお互い様だろう。
 それにしても、発音が大事なタイ語、私が上達から程遠いのも無理はない。

 管理人から
タイ人に名前を聞くとたいてい英語でスペルを教えてくれる。親切かも知れないが、これが混乱に拍車をかける。なぜならそのまま読むとまったく違う名前になってしまうから。管理人はいつもタイ人に名前を聞く時に、タイ語でスペルを書いてもらう。すると少なくとも違いだけは分かる。が、正しい発音が出来るとは限らないので、確実に伝わるとも言い切れないのが、タイ語の難しさだと思う。


 3月12日

 ちょっと古い統計なのですが
「バンコック周辺のタイ人の世論調査’99年」によると

最も美しい女性
1位日本人で25%、2位英国人で18%、3位米国人で16%
ハンサムな男性
1位英国人で23%、2位日本人で19%、3位イタリア人で17%


なんだそうです。思いっきり「ええええっ〜」と思ってしまったわけですが・・・なんでこうなるんだろうか、謎だ。

 とにかく日本が好きなんですね、たぶん。
 そして、「女性には色の白さを求め、男性にはお金を求める」というわかりやすい傾向が、よくでています。というか、「最も美しい女性」→勝手に日本人のお気に入り女優に変換(ちなみの深田恭子が人気)、または「ハンサムな男性」イコール、ベッカム様!になってるだけかもしれませんが・・・。
 日本のドラマを良くやってるからその影響もあるかも。(俳優などやたらによく知ってる)そんなに日本人が好きなんなら、ビザの面とかでもっと優遇してね!(はぁと)などど、ちょっと思ってしまいました。

 管理人から
タイは今空前の日本ブームでして、もうどこにいても日本語が飛び交っています。ま、それが日本語として成立しないのは愛嬌としても、日本人として嬉しいことです。日本人がもてる理由についてはみいさんも書いていますが、そこに経済力と憧れがあるのは間違いありません。昔日本人が、金髪のお姉さんをステータスだと感じたように、タイにとって日本人女性はステータスと感じる対象です。男も女もあまり浮かれていると後で痛い目に遭うので、少し冷静になりましょう。。。<ホントに痛いっす…


 3月13日

 お土産で頂いた雑誌を見ていたら「合成洗剤などを使わず石鹸やお酢・重曹などでこんなにきれいに」という特集があった。
 影響されやすい私は、なるほど環境によさそうだわ、と思って早速、重曹を手に入れようと思った、のだが・・・。
 タイ語がわからないので、説明のしようがない。和英辞典、タイ英辞典、タイ日辞典、英タイ辞典などを駆使して、やっとわかったことは、重曹=ベーキングソーダ。タイ語では、ソーダ・バイカーボネイトといい、英語ではバイカーボネートソーダともいうので・・・そのままやん。

 まあ、この単語を知ってるタイ人がたくさんいるとは思えないのであえてどこに売ってるかは尋ねず、スーパーのお菓子売り場コーナーにあるベーキングソーダでも買ってくる事にしよう。(ベーキングパウダーがあったので、ソーダも置いてるはず)
 タイ語の単語って「あ、そんなんでいいんか」という組み合わせ系(水+目=涙)や、外来語そのまま引用(サッカー=フットボール)とか多い気がする。
 そのためか、一生懸命調べて力が抜けることがよくあるのであった。

 管理人から
日本語の漢字を思い浮かべてもらえると、タイ語のシステムが分かると思う。「さんずい」があれば水に関係することだし、「りっしんべん」があれば心に関することになる。タイ語もそう。「心+冷たい」が「冷静」と言う意味になったりする。外来語などは日本も同様によく使うので、ある意味分かりやすいと思う。元は同じなのに、発音はまったく違いますが。。。


 3月16日

 タイ人の名前は、発音が難しくて聞いてもなかなか覚えられなかったりするのだけれど、なぜかだんなは人の名前を教えてくれない。
 例えば、近所のおじさんは「バタフライの社長」「メリディアンの社長」などと呼ばれている。(たぶんうちで、だけ、しかも日本語)だから、人が訪ねてきてだんながどこ行った、などと伝える時に非常に困る。
 ちなみに「バタフライ」は会社名、「メリディアン」はホテル名でそこでジェットスキーの営業をしている社長のことである。

 ほかにも「ノムのお父さん」とかいうバージョンもあり、これこそ周りに説明できない。その人の苗字も知らなければ、通称も知らないわかるのは顔のみ、なので。
 親戚も多いが名前を教えないため、誰が誰なのかわからず私「さっき親戚の人に会った」旦那「誰?」「お父さんの妹の子供」「誰?」「この前、タイナーンレストランで従兄弟の結婚式した時市役所で働いてるお姉さんで可愛い人と同じテーブルに座ってた人」「誰??」いつもこのような会話が展開される。
 とりあえず、親戚の相関関係と名前ぐらい把握させて下さい。

 管理人から
タイ人はあだ名で呼ばれるのがもっぱらだし、そのあだ名は結構かぶっていることが多いし、さらに同じような(オーとオウなど)ものがたくさんあって日本人にはとても覚えづらい。こんな時は是非チェキあたりを持って行って、それで写真撮影後に名前をタイ語で書いてもらいたいと思う。ま、それでも区別するのは難しかったりすることもあるのだけどね。。。


 3月17日

 息子は幼稚園が終わると、だんなの実家の近くで近所の子供達と遊んでいる。最近食堂を始めた親戚の家があり、そこによく行っているようだ。
 先日、帰ってきた息子が興奮気味に「今日(食堂に)日本人の人が来たよ!」と教えてくれた。日本の女の人がやってきて、そこでなんか注文したらしく、自分は日本語でお話したんだよーとうれしそうに言っていた。相手も、なぜこんなところに日本人の子供が?と思っただろうが息子にしても、意外なところで日本人に会ったということでびっくりしたらしい。

 「お姉ちゃんだった、きっと近くに住んでるんだね。今度来たらお母さんとお友達になってって、頼んであげる」と言っていた。
 もしかして近所に住んでる知り合いかも、知れないんだけど(彼女は息子の顔は知らない)お気遣いありがとう。
 私に友達がいないのは、タイで幼稚園に行っていないからだと息子は思っていて「お母さんも幼稚園に行ったらお友達いっぱいできるのにねぇ」という。
 タイ語も勉強できるし、ほんとに幼稚園行きたいかも〜。


 管理人から
相変わらずお母さん思いのお子さんで。。。幼稚園はともかくどこかに行かないとなかなか人に会うチャンスはないわけで、友達もそうそう増えていかないのはどこにいても同じ。特に子供のいるお母さんはそうだろうなとつくづく思う。思い切って保母さんになってみてはいかが?


 3月18日

 日曜日が誕生日だったので、どこかに連れていってやるとだんな。
 が、今すごく暑くて涼みたいと思い、結局ビッグCになった。(普段行かないところ、って・・・)
 じゃー日本食でもと思ったが、あまり好きではないらしいだんなを気遣って、タイスキにしようと思った。(私はあまり好きではない)が、隣にあったDAIDOMONを見たとたんふらふらとそっちに。全然人が入っていないのが気になったが、焼肉&タイスキが同時に食べられ、1品ものも充実していたので3人とも満足できた。
 もっと「ジャパニーズ」ということを全面に押し出した広告をすれば良いのにと思った。タイ人や白人はここが日本食屋だと気づいていないんじゃ?

 メニューには、お寿司やどんぶり物などよくある日本食もたくさんあり、意外に穴場だと思う。そして、なんといっても焼肉のたれがおいしかった。(あたりまえか・・・)
 だんなが99バーツもするさんまの焼きを頼み、タイの魚だったら10バーツやのに・・・と思っていたら、出てきたのはどう見てもさんまじゃなかった!という笑えない話もあったが。
 やけに脂ののった(だけの)熱帯魚やんか!!
 誰もさんまがどんなのか、わかってないと思ってるんだろうがさすがに魚にうとい私でもわかるぐらいかけ離れてました・・・。
 抗議しても、シラを切られるか従業員も知らなさそうやので、そっとしておきましたが、さんまやないんやったらはぎどりでは?
(つづく)

 管理人から
大同門、タイでもかなりチェーン展開してる焼き肉チェーン店。一応日本風なのだそうだが、最近ムーカタという韓国風焼き肉に押されまくっている。出てくる肉がヒジョ〜に薄いのが特色で透けて見えるのでは?と思うほどである。ある意味日本人が日本風焼き肉と気づかない焼肉屋でもある…。


 3月19日

 偽秋刀魚事件にもかかわらず、やけにおいしかったと家族で満足している私達って・・・。
 なんか、こういうことは日常茶飯事なので相手にしないことを覚えてしまったような気がする。あきらめも時には肝心である。
 今度はお寿司でも頼んでみたいが、安いだけに写真とは似ても似つかないネタで登場する予感。それもまた良し。ある意味客をなめている商売だとは思うが。
 その辺が客の少なさに反映されているのか??

 食後は、ゆっくりウインドーショッピングでもするか、と思っていたら「CD買って〜」と息子が。
 仮面ライダーアギトのVCDを選び始め、だんなも「歌のCD買っていい?」(許可を求めてはいるが、ダメというと切れる・・)と物色しはじめ、興味のない私はボーっと待つ。
 それが終わると「じゃ、もう遅いから帰る?」って・・・
 私の誕生日なんですけど。
 結局ぶつぶついわれながら、日用品だけ急いで買って終わった。
 なんだかなー、自分に特に欲しいものがなかったのが、敗因か??

 管理人から
相変わらずな誕生日をお過ごしなみいさん、年齢は秘密、ということで。ま、タイっぽくていいじゃないですか、自分がおごってあげるシステムなんですから、ちょっとくらいたかられても。。。ちょっとだけ不安なのは、帰り際にダンナさんと息子さん、二人とも誕生日だったことを覚えているか?って事だけです。。。


 3月21日

 友達が彼氏について相談に来た。
 彼女いわく「全然働かない」「働かないことを指摘するとキレル」「いろいろ(仕事の)提案をしても、あれやこれやと文句をつけて結局何もしない」などなど。
 身近な人にもそんな人がいたなーと思いながら、聞いていると「自分でもできる仕事があった!ジェットスキー買ってくれたら働く、っていうんですけど・・・・。どうでしょうか」ときた!!
いやー、ほんとよくいるタイ人!見掛けがカッコよくて楽そう(自分は社長で下っ端にやらせる)と思ってるらしい。
 しかも彼女が日本人だから、買ってもらえると安易に考えてるし。

 気の毒だが、ジェットスキーは増えすぎていて、現在は購入しても新規の登録はできないことを教えた。現実を無視して、安易に考えすぎなのだが、まあそんなもんなんだろう。
 仕事もないので彼は賭けビリヤードで小遣いを稼いでいるらしい。
 それに文句を言うと、「お前は、毎晩9時から明け方までずっと立ちっぱなしでどんなに疲れるかわかるか!!」と切れられたそうだ。
 そういう問題じゃないと思うが・・・。
 彼女は、一攫千金じゃなくて、実入りが少なくても真面目に働いて欲しいだけなのに。国民性による考え方の違いを理解するのは、お互いにとてもむつかしい。

 管理人から
こんな話はよく聴きます…、と言うことでちょっと違った所から。日本人は工場などで一日中立っていることもありますが、タイ人にはおよそ考えられないシステムだそうでして、立っていると言うこと自体が重労働に感じるそうです。おかげでタイから日本に働きに行く研修生を扱っている学校では一日中立ちっぱなしで授業を受けさせたりしてます。そう考えるとタイ人が歩くこと自体が疲れるのもよく分かりますね、ホント。


 3月24日

 よくわからないのでタイ語のテレビはあまり見ない。が、だんなは当然タイ語で見ている。さっきぼーっと横で本を読んでると突然変な日本語のCMが
 お侍が出てきて「タケチ、この豆を!」といわれて、豆スナックをばりぼり食べる・・・たぶんポパイのような展開かと思われるが、タケチって、多分たけし(名前)って言いたいんだろうなあ。
 続いて「ここで、注目です」とかいうのでじっと見てたがやっぱりよくわからないまま、カルビ〜♪と終わってしまった。

 あと、これまたスナックで「ゆうきちゃん」というのもあり日本の女子高生を思いっきりデフォルトした、女の子が主役である。妙な髪形化粧等で、ちょっとばかっぽい日本の女の子そのもので、タイ人モデルなのか日本人なのか不明。しぐさもそれっぽい。
 暖簾には「YUKI」パッケージには「ゆうき」の文字。
 どっちやねん、と突っ込みたくなる。この妙さで、まさか、日本人に受けようと意識してるんじゃ・・・ないよな。

 管理人から
今まさにタイのCM界は日本語ブームでして、見ていなくてもハッとさせられるような日本語が聞こえてくる。日本語に意味のないモノは当然として、いったいこの商品のどこに日本語が必要なのか考えさせられるモノがたくさんある。少し古い話になりますが、NTTのCMにタイ語が出てきた時もハッとさせられました。全然違和感のない自分に驚いた管理人でした。


 3月25日

 息子の幼稚園では、朝親が車で送っていくと、玄関で当番の先生が迎えてくれる。今朝連れていったら、ちょうど国歌斉唱が始まったところだった。朝礼の最初に歌が流れるのだが、全員直立不動で歌っている。ふと見ると、並びきれなかったクラスはそのまま廊下に並んで歌っていて、職員室の先生も立ちあがっている。で、ちょうど目の前に車が停まっていたのだが、ドアが開いたままの状態で、??と思っていると、歌が終わって子供が降りてきた。

 そのとき始めて「今、動いたらいけなかったのか!」と気づいた。
 なんか違和感があると思っていたら、歌の間中その辺にいる全員のタイ人は全く動きを止めていたのだった。
 子供を送ってきた車のドアを開けた時、国歌が始まったのだろう。
 先生は車の横に立ったままで、たとえドアが開いていようと子供も
 わかっているのか、勝手に降りてこないでいる。
 そして、歌が終わった瞬間に先生が子供を迎え、また周りの人がいっせいに動き始めた。
私はその間、微妙に動いてしまったわけだが、そういえばバイクできたお母さんも、子供と共にバイクの横でじっと立ったままだった。いやー、まだまだだーー>私。

 管理人から
これはもうタイに来た外国人が最初の頃に浴びる洗礼ではないですか。バンコクの繁華街を歩いていると突然鳴り出す国歌。それに伴い歩いている人も立ち止まり、一斉にダルマさんが転んだ状態に突入。動くとメチャメチャ目立ちます。そして曲が終わると何事もなかったように歩き出すタイ人。一応運転している人は停まらなくてもいいのですが、最初はビックリしたものです。


 3月26日

 友達と車に乗っていたら、目の前でバイクが事故った。
 血は出てないようなのに、妙に痙攣している・・・こわすぎ。友達によると、プーケットはニューヨークとどっかに次いで世界の都市で3〜4番目に交通事故が多いんだそうだ。
 って・・・都市の規模が違いすぎるんですけど。
 タウン(今度から市になったらしいが)から、パトンの職場まで毎日通勤している人は、5年以内にまず1度は事故るともいわれている。その度合いによって、軽傷で済むか死ぬかは時の運。

 トンネル工事の話もでているが、出ているだけ・・・。
 いつまで経っても同じところで同じような事故が跡を絶たない。
 知人がいうには、「ベトナム人にトンネル掘らしたらいいのに」。
 「まあ、トンネルだけでなく、横穴とかたくさん掘りそうだけど」
 ベトコンかよ!
 人を頼らず、やはりタイ人で力を合わせて造って下さい。

 管理人から
確かにプーケットの道路は危なくって、それでなくても危ないタイ人の運転に拍車をかけている。事故らない方が不思議と言っても過言ではない。昔プーケットに行った時に、是非ともトンネルでも造って欲しいと思ったものだが、同じところで何度も躓いていたとは。。。まさかこれが公共事業を長く続ける秘訣なのだろうか。通りでパトンの利権が取りただされるわけだ。。。


 3月27日

 現在、長期滞在者は、90日毎にパスポートのチェックを必ず受けなくてはならなくなった。今日がその期限日だったので行く。午後2時に行ったら、営業時間は10時〜12時、13時〜15時のみだった。まさか、ほんとにその時間だけ勤務なのだろうか??
 銀行のように終わってから書類点検したりしてるよな、と思う。
 前回「コピー代だ」と20バーツとられたので、事前にコピーして持っていったが、やっぱりコピーして20B徴収された・・・。
 じゃー、手数料なんか?「手続きはただ」という触れこみだったがコピーした書類渡してるのに、無視して自分でコピーしてたし。

 そして、白紙の書類にサインだけさせられ(なんかちょっとこわい)あとは、係りの人が書いてくれた。暇なのか、こだわりがあるのか。そして次回のはんこをくれた後、大判のノートが登場して情報を書きこまれた。
 こんだけ、たくさん外人がいるのになぜパソコンで管理しないのだろうか?後でデータベースを作成してる裏方さんとかいるのかもしれないが、あのノートは閻魔帳のようで繰られると緊張する。何人目みたいな番号も書いてたが、ちゃんと人数合ってるのかな。

 管理人から
最近こそタイの役場に行くとコンピューターでやってくれるようになったが、いまだに使えない人も多いので、結局手作業になることがある。というか、手作業の方が速い。。。でも、この付け合わせって作業、日常の業務にあるのだろうか?作った時にチェックして、問題が出ない限りは放っておいているような気がするんだよなあ…。


 3月28日

 この国のタブー?はなにか間違っている。
例えばアニメでもタバコのところはしっかりモザイクのわりに、実写版のドラマや映画では死体とか残虐な場面でも映しまくり。タバコを吸わないようにして体が健康でも、精神的には問題がでるような気がする。
 この前だんながムエタイのVCDだ、といって買ってきたCDは、話の流れでムエタイ場面より大量虐殺場面が多く、部族間の闘争みたいで剣で切りつけ、どばーっと流血!とか、村中殺されて死体の山を残された血まみれの人達が焼く!とか・・もう見てて吐きそう。
 そんな映画を子供にも平気で見せる。

 お化けの映画とかいって、頭半分に切ったり、内臓がでろでろーんとかの気持ち悪いB級映画っぽいのもよくある。なんでもお化けでごまかすんじゃない!そして収拾つかなくなるとお坊さんが登場して丸く収まる。それでいいのか?
 とにかく、普通の映画だと思って見ていると、急に襲われて手がちぎれたり、さりげなく首が飛んだりするのはやめて頂きたい。グロ画像好きには、なかなかたまらん市場かも知れないですが・・・。

 管理人から
タイの映画、これはも一番多いのがこの手のホラー映画。それもほとんど同じような作りだったりするから、それでもいいのか〜!と言いたくなる。そういえば、さっき歩いていたら呪怨2の宣伝の看板が並んでいた。まだ見てないのですが、タイ人はしきりに怖いと映画だと言っていた。管理人的には超B級スプラッタムービー、しかもエグイという意味で、タイの映画を買っている。。。


 3月31日

 トゥクトゥクに夫婦で乗っているのをよく見かける。だんなが運転、奥さんと子供が助手席にというパターンだが、タイ人にいわせると妻は駐車できるところを見つけたら、いち早く降りて誘導したり、また停められない時に先に降りて駐車場所を探したりするのに必要でまさに二人三脚で仕事をしているのだと。
 まあ、そういう人もいるだろう。しかし私が強く推しているのはずばり「浮気防止説」である。これは事実に基づいている。

 前に日本から友達が来た時、だんなの知り合いのトゥクトゥクを頼んだ。朝から1日あちこち観光してもらって、気に入った友達はプーケットファンタシーにいく予定だったのでその送迎もついでに頼んだという。
 いったんホテルに戻って夕方もう一度来てもらったら、横には奥さんが!厳しい目つきで座っていた(友人談)らしい。後でこの彼に聞いたところ、彼の普段の勤務は朝から夕方まで、6時には家に帰ってきて家族で夕飯を食べないとならない決まりなんだそうだ。
(つづく)

 管理人から
これは正しい選択かもしれませんね、タイ人のダンナを持つ女性として。ま
して、誰と会うか分からないこの商売ですからねえ。好みの女性が乗ってき
たらついつい口説いてしまうのは、ほぼ条件反射とも言えるらしいですし。
あ、もちろんお堅い人もいますよ、少ないけど。