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1月1日
毎年大晦日から元旦にかけて盛大に花火が打ち上げられるのだが、それをどこで見るかが我が家の一番の感心ごとである。はじめの頃は住んでたアパートのベランダから、家を建てた時は家のベランダで見た。そのつぎの年は、家より少し高台にあった近所の家のベランダに上がらせてもらった。翌年はその場所に建設中だったホテルに近所の人達と不法侵入して。去年は、そのホテルの隣にできた親戚が経営しているアパートメントの屋上から。
毎年こんな感じで、こうなると、よりよい場所を探してついつい欲がでてしまい、建設中の高そうな建物を物色する癖がついてしまった。
そして今年。去年のアパートは健在だが、隣のホテルがあきらかに妨害工作とみられる柵を立てたため、視界が悪くなってしまった。そこで近所に建設中の家に侵入することになった。といっても、うちの前に建設作業員達が小屋を建てて住んでいる関係で快く許可をもらったもの。施工主も知り合いだし、別にいいだろうと枠組みだけの家に入っていった。
たまたま日本から来られていたお客さまと、私の友達とで総勢6人。ひとんちのベランダで新年のパノラマ&花火を堪能しました。
さて、来年はどこにいこうか。ベストポジションを探して来年までまたさ迷うのだ。
ー今年も宜しくお願いします。ー
1月2日
ものすごく天気が良かったので、洗濯から枕から靴まで干したまま買い物に行った。往復2時間ぐらいだし、まさか雨も降らんだろうと思っていたのだが・・・。
途中まで帰ってくると雲行きが怪しい、急げ急げと焦っているとそれはもう滝のような雨が降ってきて前が見えない。車も徐行して走っている状態だ。
せっかく乾きそうだった洗濯はもちろん、枕がずぶぬれはきついなぁと思いながら帰ってきたら、なんと最後の山を越えた時点で道が乾いている。
道の真中でぱかっと濡れてるところと濡れてないところがあって、なんとそこから先は雨が降っていなかった。家に帰ると曇りがちではあったものの、全く雨は降ってなかったようで枕その他も無事でした。
プーケットで(タイで)天気予報はできないはずである。
わずか車で10分ほどの距離でも、このように全く天気が予想できなかったりするのだから。
管理人から
タイで結構驚いたこと。道路のある線で雨の境界線を見たこと。まさにその線から向こうは路面が乾いているのに、そこからこっちは濡れているのだ。確かにそういう線が存在するのは頭ではわかっていたけど、実際に見ると結構驚くものです。
1月3日
車で走っていたら、隣にトゥクトゥクが並び乗っている人がうちの車を指差して何やら受けている。どうしたのだろうか、とよくみると貼ってある日本語のステッカーが目に付いたらしい。
受けてたのは日本人男性3人組みだった。
これに気を良くしているだんなだが、私はいまいちなのである。「ここから先は立ち入り禁止です」というのとなんかもうひとつで自分で日本から買ってきたのだけど・・・なんていうか、面白さに欠ける。
やはりここは、なぜかタイ人の好きな「もうかりまっか?」「ぼちぼちでんな」バージョンとかを自分で作って貼ったほうがいいかも。(長いな・・・)
ちなみに最も似合いそうなのは、菊のご紋?っちゅうか、某団体の構成員っぽいやつなのだが・・・。さすがに、あれは日本にも売ってないですよね。
趣味のステッカーじゃないし。
管理人から
ステッカー、確かに笑えるのがたくさんある。でもみいさんと違ってあくまでもかっこいいと思ってつけているやつ。受けねらいでつけている人なんか見たことない。でも、是非みいさんにはこれはと言うステッカーを作ってもらって笑わせてほしいものだ。でも「菱」のマークはやめましょうね、やっぱり。。。
1月4日
朝ご飯を食べに行ったらたまたま店に客はうちだけで、店員はくつろいでいた。が、しばらくすると店の奥が騒然と。お姉さんが履いていたサンダルを手に持って、何かを追っている。
ゴキブリでも?と思って見たら、そこにはわりとでかいねずみが!!サンダルでねずみをたたけるのか?!と思わず息をのんだが、さすがにたたけなかったようで、別の人が奥から木の棒を持ってきた。って、やっぱりそれでたたくんかいっ。
きゃーきゃーいいながら追いかけていたが、ねずみは巧みに店の外に逃げていったようだった。害獣だってことはわかる、でも手に持ったサンダルでたたくってのはかなり勇気が要るというか・・・距離近すぎ。
しかも、こっちはすぐ横でご飯食べてんのに、ぐえっとか、なったらどうすんだよ・・・。
男性従業員はいない店なのだが、怖いよ、タイのお姉ちゃんたち。
管理人から
ゴキブリであろうと、ネズミであろうと全部スリッパで倒すのか?と思うかもしれないけど、タイにいるとそのシーンを見たことないのに想像できるのが笑える、それもリアルに。さらにその後の木の棒だが、これでたたくのはスリッパでたたくのよりも難しいと思うのだが、その辺のことは全然考えてないんだろうなあ…。
1月5日
私はまだ見かけたことがないのだが、友人の話ではわりとよくいる組み合わせで「年配の白人夫婦にタイのお姉ちゃん」というのがあるらしい。その3人でちょっと高めのレストランで食事をしていたり、買い物していたりするらしいのだが、その人たちの関係が気になるそうだ。お手伝いさんとか?というと、それにしてはみんな共通点がありなんか違和感があるそうだ。
彼女いわく、白人は絶対老夫婦、タイ人はちょっと派手目な夜の仕事にいそうなタイプでスタイルもいい若くてきれいな人らしい。
公認の愛人なんじゃ?と私は思うのだが、友人のだんなさんは3人でできてるんだ!という大胆な説を主張。そのため友人はそれっぽい3人を見かけると、気になって仕方ないそうだ。
私はというと、そんな感じの3人連れを見かけた覚えがないのでぜひ一度見かけてみたいものだと思っている。
管理人から
昔、よくゴーゴーバーに行った頃、白人の老夫婦がお姉ちゃんをお持ち帰りしている姿を目にした。たまたま知り合ったので聞いてみたら、やっぱり三人で出来ていた。奥さんが言うには、タイ人だと嫉妬の対象にならないのだそうだ。白人達の好みは日本人と違ってかなりオリエンタルなことが多いが、あまり違うばかりにそういう感情が起きないのかなあ?と思ってしまったものだ。
1月6日
11月からプーケットのトゥクトゥクが変わった。
といっても、今までタウン・パトン・カタカロンなど地区によってばらばらに組織されていたものが、全島で統一されることになったのだ。これにより、万一苦情があった場合の連絡先もひとつになりまた車にも連絡先の表示が義務付けられたので、少し便利になったようである。
プーケット中のトゥクトゥクは、まず座席のタイプでAとBに大別され通しで番号が振り当てられた。座席が前後のタイプがA、横(両端)についているタイプがBである。1000台以上あるだろうトゥクトゥクは、今回協会?登録車はすべて赤色という規定も出された。
かなりしっかりした規定だったようで、あっという間にあたりのトゥクトゥクはAやらBやら新しい番号をつけて走るようになった。
問題は、車体の色のほうである。
うちのトゥクトゥクは前の持ち主の趣味によりメタリックブルー。これを全面塗り替えることになった。見積もりを出すと、数万Bとのこと、さらに1ヶ月弱かかるという。この稼ぎ時にとほほである。ちなみに、登録していない個人トゥクトゥクは何色でもいいらしく、うちも個人に変える?と思ったが、もともとナンバープレートが違うので勝手に変更はできないんだそうだ。
管理人から
なんだかありがちな話ですねえ。この最高のハイシーズンにそんなことして、いったい何の得になるのでしょう。どうせまたそういうの決めた連中だけ儲かっているんでしょうね、ライバルも減るし、塗装屋も儲かるし。日本でもそうでしょうが、タイだとこれがいきなりすぎるんですよね。それにしても塗装だけで数万バーツとはボッタくってません???
1月7日
万年タイ語勉強中のわたくし。今年こそは、と思っていたのにもう今年も終わってしまった・・・。
一応地道に単語を覚えたりしているが、誰も喋ってくれないので上達しない。というより、使う機会がほとんどない。
うちではだんなも息子も私とはあくまで日本語で、頼んでもタイ語を使ってくれない。そのくせ、自分たちはタイ語でしゃべる。私もタイ語会話に参加しようとすると、とたんに日本語にされる。そんなに気を遣ってくれんでいいのに・・・。
だんなは面倒がって教えてくれないので、子供に間違いやすい発音などを聞くと根気よく教えてくれる。まさに生き字引!である。がこの字引、なにぶん人生経験が浅く、語彙が偏っている。案外簡単な単語がどうしてもでてこないのに、いらない単語はやたら詳しいという欠点がある。
おかげで、ロボット・小人・人魚・怪獣・ロケット・剣・戦闘など日常会話にはあまり役に立たない言葉を覚えた。子供レベルの単語からこつこつやっていけば、おばあさんになるまでには話せるようになるかもしれない。
管理人から
だいじょうぶです、このまま息子さんが大きくなるのに伴って一緒に勉強していけば間違いなくタイ語はクリアできるはずです。問題はいつまでお母さんと一緒に勉強してくれるか、と言うことと、お母さんの今期が続くかと言うことです…。
1月8日
もともと文章を書くのが好きなので、こうやって身の回りの雑談をどんどん書いているわけだが、時々不便だなーと思うのはやはり言葉を忘れがちになっていることである。
異国にいても日本語環境で生活しているので、まだある程度保ってはいるが、日本にいるときより日本語を目にする機会は圧倒的に少ないし類義語とか言い回しとか、忘れてしまっていたり迷ったりすることも多い。そこで、電子辞書である。
いや、そういえば先日頂いた日本の雑誌に広告がのっていたので検索してみたら、これがものすごい種類があって驚いたのだ。もはや五年一昔、次々に新製品が発表され何がなんだか出揃っている。
日本から(重いので)英和辞典と簡易和英のみ持ってきたのに、いまや「これひとつに32辞書搭載!広辞苑から英英辞典まで」の時代のようだ。値段がまだまだ高いとはいえ、ネットで買うと「会員価格で大幅割引」なんていうのもけっこうある。
文字の大きさも選べて、しかも早く探せる、類語辞典やら百科辞典5カ国語会話集まで(いらんけど)、これひとつあればものすごい便利そうなグッズだ。
サンタさんにお願いしたいが、私はもう子供ではないので5歳の息子がほしがってるということに・・・しては、無理があり過ぎか。
管理人から
管理人のところには、英和辞典、和英辞典、国語辞典、タイ日辞典、日タイ辞典がある。このほかにエンカルタなどのソフトがある。はっきり言って辞書や百科事典はHP作りには書かせない。でもこれが一つになるなら、ちょっと魅力だなあ。タイ語辞典が入ったら買うかもしれない。。。
1月9日
宗教上の理由からか、わがやにはサンタさんは来ない。息子はテレビなどで存在は知っているようだが、トナカイがひくそりに乗ったサンタさんが「白人の子供の家に・雪降る中やってきて」クリスマスプレゼントをくれる、と理解している。
「タイは暑いから来られないねぇ」というので「お願いしたら来てくれるかも」といってみたが、現実主義でわりとさめている彼は「でも、遠いし・・・」と遠慮していた。
私は誕生日とかクリスマスとか、行事の時にプレゼントを買ってあげたいと思う。ところが、タイ人は待てない人種のようでなんでも欲しいと思った時が買いどきらしく、だんなは買い物中に子供が「これ買って」というと大抵買い与えてしまう。
なんだかなーなのである。
めりはりがないというか、いつも買ってもらえるので安いおもちゃがたくさんあって子供もすぐ飽きてしまい大切にしない。
みんながこんなだから、我慢とか全然学ばないまま大人になっている人が多いような気がする。
管理人から
タイ人は子供には甘い、と何度も書いたが、基本的に自分にはもっと甘い。が、そんな風に甘く育てられたはずのみいさんの息子さんは、みいさんの家でもっとも大人に育っているようだ。なぜだろう?それにしても、息子さんのシュールな答えには大受け。「でも、遠いし…」って、タイの子供でそんな距離感ある人ほとんどいませんって。。。
1月19日
まこさんのページに、BTSの改札が閉まるの早くて苦戦という話しがあったが・・・負けずに?やってしまった。
それは、LOTUSでのこと。普段はだんなと一緒に行くので、なにも考えず次々に買うものをかごに放り込んでいたのだったが、たまたまだんなが用事で駐車場で待っていたので息子とふたりで買い物していた。五歳とはいえ、動き回る息子を制御しつつ買い物を終え、ほっとして出口を出ようとした時それは起こった。
前の人が出てすぐのところで止まったので、カートを押していた私も止まった。次ぎの瞬間!横にいる息子にドアがすごい勢いで閉まってきて思わず「危ない!」と助けたら、反対側の戸も閉まってきていたので私が戸に当たって、腕をすりむいた・・・。
わりと大きな2枚扉なので、かなりの恐怖だったが、タイ人ぼけーと見てただけ。(そばにいた店の人も)後ろに人が途切れず続いていれば、閉まってくることはないみたいだが閉まるの早っ!あぶないって、まじで。
危うく「LOTUSで日本人挟まれる」とか間抜けなニュースになるところだった・・・。地元なだけに、余計情けなかった。
管理人から
管理人がよくやるのは、「エレベーターに挟まれる」と言うこと。日本のエレベーターって、少しでも当たると戻りますよね。タイのはかなり力が入らないと戻りません。日本の癖で、足を入れて開けようとして痛い目に遭いまくりです。さらにもっと怖いのがBTSのドア。これはもう閉まっている最中に乗ろうものなら確実に痛い目に遭います。乗客の怪我などお構いなしと言わんばかりです。こうでもしないと駆け込み乗車を止められないんでしょうね…。
1月20日
よく朝を食べている店で昨日もご飯を食べていた。食堂だが、一部歩道の方にもテーブルがある。(いわゆる、オープンエアー)そこに一人の男性がイスを背負って歩いてきた。いすといっても、かなりでかい、座椅子である。わりとしっかりした木でできていて背もたれと座るところが一体化しているタイプ、そこがすだれのように変形自在で座る人によって形が変わるようになっている。(すっごいよくわかる説明だ!すだれほど細くはないけど、あんな感じで1枚板じゃなくて、細い板が何枚も連なっているのだ)それをイスの下に入る状態で背負っている、かなり重そう。そう思って目がくぎ付けになっていると・・・彼は言った。
「イスは、いかがかね」
売ってるのかっ!?
まさしくその人は、イ ス を 訪 問 販 売 していたのだった。この状況でしかし、タイ人誰も動じていない、っていうか無関心。いらね〜って感じ?
ご飯食べ終わって帰りかけたら、100mほど先で彼がそのイスに座って休憩していた。リクライニングできるらしく、体を伸ばして快適そう。激しい労働(イス運び)の後、休んでいるのだから
かなりほっとした表情、至福の時、といった感じである。
思わず「そんなにこのイスって、座りごこちいいのか?」と思ってしまうほどに・・・。危うく値段を聞きそうになってしまった。
そういう商売なのか?そうなのか??
管理人から
ふと思ったのだが、このいす売りのおじさんってもちろんいす一つだけ運んで売っているんですよね?そうだとすると売れたらまたうちまでいすを取りに戻らなくちゃイケナイのかな、なんて書いているうちに、一日一つ売れたら御の字の商売だと言うことに気が付いた。いったいいくら儲かるんだろう。
1月21日
だんなの実家に行ったら、みんなで「今年は小学校ねー」とか言っていた。え?そうでしたか??うちの子はまだ5歳、現在幼稚園年中さんなんだが。当然今年は年長さんである、飛び級でもあるなら別だが。それで「いや、まだ1年あるんですけど」といってみたら家族で驚いていた。もちろんだんなも。おいおい、自分の子供の年ぐらい覚えとけ。
タイでは普通?幼稚園は2年だから、とかいってたが、私が子供の時は日本(の少なくともうちの地域では)でも2年でした。
息子の幼稚園では、2歳ぐらいから子供を受け入れていて年少以下のクラスもある。教育熱心なのか、そういう傾向になりつつあるのか案外幼い頃から学校に通わせ、きっちり勉強もさせるようだ。だんなが子供の頃は、近くに幼稚園がなくてお寺で勉強させられていたと聞いて、まさに「寺子屋」だ〜と感心した。
だんなの話を聞いていると、いつも「何時代なんだ」と思うような日本の昔みたいな状況が出てきて、タイムスリップ感を味わえる。息子が大きくなって日本の歴史を学んだ時に、おおいに混乱しそうだ。
管理人から
管理人は幼稚園中退。それはさておき、管理人の嫁さんはタイ人だが、彼女は幼稚園児代にすでに英語を勉強していたそうだ。彼女は今20代後半だけど、この頃日本の幼稚園で英語を勉強していた子って少ないと思う。おかげで今では恐ろしく英語がお上手なわけだが、タイの教育ってホントいろいろあるなって思ってしまう。。。
1月22日
昨日だんなの実家に行っていたら、激しい雨とともに停電。
こちらに来た頃は、あまりの停電の多さに驚いていたものだったがもう、また・・・程度である。そうはいっても、ここ1〜2年は停電回数も目に見えて減っては来たのだが。
ちょうど夕方だったので、だんだん暗くなってくるし、外に出てテラスで土砂降りの雨を家族で見ていた。(なぜかタイ人は雨が降ると、外に出てきてぼんやり眺めながら物思いにふけっている人が多い)
ふと気がつくと、街灯がついている。電気来たやん、と思ってそう言うと・・・「あそこは、別なの」なんとだんなの家の隣まで電気は来ているのだが、地区が違うのでここから先は真っ暗なのであった。
こんなところで分かれていたのか・・・と思いつつ、復活を待つ。
隣(といっても数メートル離れているが)は、テレビもついていて夕餉の団欒のひとときのようだ。激しくうらやましい。停電が長引くと(電気で汲み上げているので)水道まで出なくなったりして、ますます心細くなってくるので、1時間ほどで復旧してよかった。
管理人から
タイでは一番発展しているバンコクでも停電は日常茶飯事。雨が降ると特に怪しい。それでも最近はかなり停電も減ってきて、なってもそれほど長くはない。が、仕事は出来なくなるし、データは飛びそうだし、かなりドキドキする。幸いここ数年水は止まってないが、この辺にもタイの成長ぶりが伺えるような気がする。
1月23日
ある子育てのホームページで、スーパーのカートに子供を乗せている親についての是非が議論されていた。危ないとか、汚いとかで、よくない!という人が大多数だったがそんな人はプーケットに来たら、絶対無言になると思う。
なぜなら・・・こちらではほぼ全員、当然のように乗っている。
もちろん靴のまま、食料品もいっしょにだ。
カートが使えるような大きなスーパーができたのは、ここ数年のことであるが、できた時からみんな乗っていた。最初軽い違和感を覚えた私も、なんだかどうでもよくなってきている。
カート自体がしっかりしているのかも知れない。そうはいっても、一応子供用に座るところもついているので、中に商品と一緒に乗せるのが正しい使い方ではなさそうだが。
家が土足な白人観光客は、当然そんな細かい事は気にしている様子もなく、これまた堂々と2人ぐらい乗せてるし。買い物が進んでいくに連れ、徐々に牛乳やお菓子、パン・洗剤などに
埋もれていく、少し不安げな顔の子供たち。
なんだか、ちょっと微笑ましくもある光景である。
管理人から
せっかく付いている子供用のいす部分を使うことなく、買い物中の品物と一緒に子供を乗せてしまう神経、すばらしいです。当然子供が品物を汚したり、壊しても勝手に取り替えている光景、管理人も見たことがあります。子供がかわいがられるこの国で、誰もその姿に文句を言う人もいません。あ〜、海外には行けないな、タイ人。。。
1月26日
買い物に行ったら、「みっつ100B!ひとつ30B」という商品が売っていた。高くなってるし・・・。
だが、プーケットではこういうことは、実はとても多いので要注意だ。
普通まとめて買うと安くなる気がするが、ここでの常識は違う。90Bだと半端な感じ?100Bだと計算しやすいし!と考えるのかよくわからない値段のつけ方になっていることがある。(もちろん、たくさん買うと値引きしてくれる、まっとうな店もある)
これって、そういう商売(儲け方)なのかと思ったこともあるが、計算できないだけなのかもしれない。もしくは、計算間違ってるか。LOTUSなどでもわりと頻繁にあるので、うっかり騙されないようにとっさの暗算力が必要となる。疲れている時とか、頭がなかなか働かなくて、品物を手にしたまま棚の前でしばし固まってしまうこともある。というか、自分の計算であってるのか、棚の値段で割安なのか、混乱してしまうのだ。
半端な値段だったりすると暗算の苦手な私には苦しい。タイ人みたいに細かいことを気にせずに買い物できれば、問題ないのか。
管理人から
さすがにバンコクのLOTUSでは見たことないですね、たくさん買うと高くなるってのは。。。プーケット恐るべしです。でもLOTUSって地域で値段が違うんでしょうか?と言うか店舗ごとで値段が違うのかな?日本だと普通だけど、タイだとめんどくさそうで同じかと思ってました。。。
1月27日
よく「タイ人はうそつき」とか「約束を守らない」とかいわれる。
日ごろいっしょに行動していると、本当に適当だなあと思う。
なぜならそれは、ただ、今その瞬間に思ったこと、考えたことを口に出しているだけだからだ。
そしてそのことについてはあまり深く考えない。もしくは、言った瞬間に忘れてしまう。
うそをついたとか、約束を破ったとか、そういう感覚ですらない。
例えば私の携帯は、かなり昔に買ったままでたいそう古びている。いまどきタイ人でもこんなレトロな携帯を使っている人はいない。で、だんなは何回も「今度新しいのを買ってあげる」といってくれる。最初聞いた時は、なんて優しい人だろう、と思ったが何度も繰り返しいわれると「いつになったら、買ってくれるの!」と怒りムードになってくる。
さっきは、「お仕事頑張って、5年後ぐらいにはベンツに乗せてあげるよ」といってくれた。
なんていうか、あまりにも途方もない話を夢見がちに語られても素直に反応できないんですけど・・・。
壮大なお気持ちだけ、ありがたく頂いておくことにする。
なお、今彼がベンツを欲しがっているのは近所の人が買ったから・・・。
管理人から
確かにあんまりタイ人は自分の言ったことを覚えてない。みいさんの言うとおりあまり気にしないでものを言ったり、約束したりする。毎日毎日電話して確認してもその時になると「出来ない」と簡単に言われてしまったりするのですが、「そんなこと言ってない」とか「それはあなたの間違いだ」と言われると、かなりがっかりするんですよね、ホント。
1月28日
以前いろいろと話題を提供してくれたパトンの選挙。なんとやりなおしが決まった。当初から、問題あり過ぎといわれていたが結局裁判所や行政が不正を認めた、となっている。
今回は県の行政機関が立会い、不正が起こらないようにすると発表。うわさでは、タイの選挙至上まれにみる高額な買収金が動いた不正だったといわれている。
それほどまでに、利権争いがすごい地域であるらしい。
で、お祭り好き?の地元の人達は、またまたおおはりきりである。
もちろんだんなも・・・。
こっちは、もういいかげんにしてくれ、という心境で、はっきりいって選挙のボランティアやってる暇があったら、逼迫している家計を助けるために働いて欲しい。生活に余裕がある程度あるなら、地元の発展に協力する心がけもすばらしいことだと思うのだが。
なんていうか、順番が間違ってるというか、優先順位がおかしいので困ってしまう。
地元の名士?のためなら、仕事もなげうってって感じなのだろうが、今あなたが頑張らねばならないのは、仕事だよ〜頼むよーー。
管理人から
お、結局あの選挙はやり直しですか???最近読み始めた人は分からないかもしれませんが(くわしくはHPのバックナンバーをご覧ください)、それはそれはあり得ないような選挙活動が長々と(ホントに長かった)展開されたのは記憶に新しいところです。全くこの情熱を仕事に回してほしい、そう思うのは身内だけではないです、マジで。。。
1月30日
最近たまに、タイ人と間違われることがある。といっても、決して流暢にタイ語を操っていた、からとかではないので、なんだか見た目がタイ化しているのか?と気になる。
何もとりえのない自分なので、タイ人がとても大事だと思ってるらしい「肌が白い」ことをキープできるようなるべく焼けないように過ごしてきたつもりだったのだが。
とにかく色が白いことをうらやましがるので、色の白い奥さんでいいなーみたいにだんなが思われてたら気分良いだろうと一応気を遣ってみたのである。もっとも、私が日本人だと知っている人は「日本人だから金持ちでいいなー」と思ってるのだろうが。
大体、タイ人が旅行にお金を遣わないだけで、近所の人達は私の両親より金持ちだ。土地持ってたり、ベンツ乗ってたりするのだから。それに日本人はタイ人より働いてるんだよ・・・。
話がそれたが、タイ人と間違われるのは、肌の色でないとしたら服装のだらしなさだろうか。これはなさけないので、ましな格好をしようと思った。タイ人でも金持ちは、だらけてないのだし。
ところで、間違いに気づくと必ず「あっ、日本人か」というのはなぜだろう?それだけ、住んでる日本人が多いのかなあ。
管理人から
管理人の周りの日本人も、見た目からしてタイ人化している。まだまだタイ人とは顔かたちが違うと思っている管理人も、すっかり黒くなってしまっているため時々間違われる。あ〜、昔までは絶対間違えられなかったのに。。。でも、タイにずっといるとタイでしか服を買わないので、見た目が近くなるのは当然のことかもしれないですよね。
1月31日
長い間、口に合うお菓子が見つからなくて(といっても決してグルメではない・・・)自分で簡単なものをつくったりしていたのだが、ふと行った食堂でおいしいクッキーが見つかった。
そこは、うちから少し離れたところにあり、たまに軽く昼ご飯を食べに行ったりするところ。付近にそれなりの値段のアパートが何軒かあるらしくいつも白人がけっこう来ている。
ごく普通のタイの食堂でそこのテーブルに個装した5〜6個入りのクッキーが置いてあった。ひと袋20B、ちなみに食事1品とほとんど変わらない。
まあ洋菓子は高いし、と思いながらもだんなが買ってくれるらしいので、はずしてもいいかー、と買ってみたらめっちゃおいしい。タイによくある見た目はおいしそうだが変な味、というのと違って想像した通りの味のレーズンチョコチップナッツクッキーだった。
このレシピは絶対白人に聞いてる、それかホテルで作ってたとか経験者がやってるに違いないと確信した。
どっかのベーカリーがやってるのでもなくて、ロゴも入ってないしいかにも手作りって感じで親しみまでわいてきた。
今度見つけたらまとめ買いだーー。
管理人から
タイで思いがけずにオイシイものを見つけると、しばらく通うか買いだめして飽きるまで食べてしまう人って結構多いと思う。かくいう管理人もこんな所にこんな味が!と思うとしばらく通う。そして飽きる。忘れた頃にまた行って、また楽しむ。こうでもしないとあまり食生活にバリエーションが出ないのだ。。。