プーケットの結婚式 その1
タイの結婚式に何度も行ったことがあります。
しかし友人ではなく、全く顔も知らない人の物が大半です。
なぜか?
ここでは近所中の人が招待されるから・・・。
まず、招待状が届きます。
郵送ではなく誰かが手配りしているのですが、宛名は「○○さま、奥様」と連名。
つまり相手も私の存在は知りつつも名前は知らない訳です。でも一応招待する。
私のような赤の他人まで招待するから、それはもう大変なことになります。
当日は旦那の家族、父母姉兄子供など家族総出で、会場へ向かいます。
会場は、家でのこともあれば、レストラン等を貸し切りでとか、予算によって様々です。
とにかく、ものすごい人が集まっています。
普通の派手でない披露宴でも200〜300人クラス。
一番豪華だったのは、1000人以上いました。
あまりの会場の広さに端の方は見えず、思わずテーブルの数を数えたら、ゆうに100はありました。
1つのテーブルはタイで縁起の良い9人がけです。
さらに別室に、親族席が20ほど設けられていました。
新郎はスーツに派手なネクタイ、新婦はウエディングドレス姿が多いです。
が、大抵人が多くてどこに居るのか見えなかったりします。
とにかくにぎやかで、音楽が鳴り響き、定番のスピーチもあります。
数段のウエディングケーキが飾られているのは、日本と同じ、食べませんが。
呼ばれた人の服装は適当で、着飾るもよし、Gパンでもよし、近い関係の人ほどきれいにしています。
席は決まっておらず、知り合いとか親戚とかで、空いているところに座ります。「ご近所お誘いあわせの上おこしください」とでも招待状に書いてあるのか、赤ちゃんから老人まで、ほんまによばれたんか?というくらい人だらけです。