プーケット人の女性観
プーケットの女性は普通、酒もたばこもやらない。
感覚的に日本の50年前くらいの感じだろうか。
つまり男尊女卑の風土が根強く残っているので、女性で人前でたばこを吸ったりするのは、バーの女とかそんな風な職業の身分の低い人というような目で見られるようだ。
そのため、プーケットに旅行に来る大抵の日本人女性はとても軽く見られてしまう。
まず、南の島に旅行ということで気持ちも緩み、服装も開放的になっていることに加え、最近の若い人はたばこを吸う人が多いし、もちろん酒にも強い人が多いので、またまだ純真?なプーケットの男性達は勘違いしてしまいがち。
つまり「自分の前で酒もたばこも・・・ということは、誘って欲しいと思ってる?」と感じてしまうのだ。
「真面目な人じゃないんだ。遊びたいんだな」
という印象を知らず知らずのうちに与えてしまう。
また、タイ人にとって色が白いということは、すばらしいことなので日本人の色の白さにくらくらしてしまうらしい。
白人女性も色は白いが、気が強くていいなりにはならないし、タイ人女性にいたっては、お金第一主義なのでタイ男より白人男を狙っている人が多く、もちろん気も強い。
その人達に比べると、日本人というのは色が白くて金持ちで酒もたばこもやる進んだ女性、しかも押しに弱く誘ったらわりとすぐについてくる、ということでそりゃあ、声もかかるはず。
プーケットの男性は中国人の血が混じっている人が多いため、日本人から見て馴染みやすい顔つきの人も多い。
ジャニーズの誰それを彷彿とさせる人などがけっこういる。
その上、色が黒いので精悍な感じがしてしまい、ついつい
「かっこいい!かも・・・?」
と思考が混乱する。
しかも彼らはとても優しい。
カタコトの日本語で声をかけてくれ、世話を焼いてくれる。
本当は優柔不断なんだけど、その実態に気づく頃には、既にはまってしまっているということも。
はっきりいって日本人女性なら、太っていようが、痩せていようが、年食っていようが、性格が悪かろうが、大した問題ではない。
顔がかわいいとか、そんなこともどうでもよくて、それ以外のことに彼らは価値を求めているわけで。
だから、日本であまりもてなくても、プーケットにきたらもう、ちやほやされまくりの女王様状態。
うかれすぎて一生をこの島で過ごさなければならなくなってしまった、私のようなはめに陥らないようくれぐれもご注意を。
管理人から
このコラムは笑っていいのか悪いのか、管理人には難しい問題です。よくタイにはまった男の話を聞くかも知れません。が、実際はこういう話も多く、「私はお金を払っている訳じゃないから男とは違う」と言われることも多いです。しかし、現実はそんなに甘くなかったりします。彼ら(まあ彼女らに置き換えてもそうですが)が普段タイ語で言ってることを耳にしたら、たぶん100年の恋も冷めるね、きっと…。ホント日本人は人がいいんだから。