プーケットの縁日 1
年中夏のプーケットでは、お祭りはいつも夏祭り!
当然昼間は暑いので夜がメインです。
日本では盆踊りなど風情がありますが、ここでは夕方から突如大音響が響き渡り、やたらにぎやかなお祭りが始まります。
野原に特設会場が設けられ、舞台の上では着飾った子供やお姉ちゃん、またはニューハーフの人たちの歌や踊りが夜な夜な繰り広げられます。
その周りでは、夜店に付き物の屋台の数々。射的や輪投げ、ビンゴなどで商品のもらえるものや、安い洋服、くつ、雑貨からペットまで。
タイ風ラーメンやタイ風お好み焼き、お菓子、串焼き、鶏のから揚げなど食べ物屋台も軒をならべます。
大きなお祭りになると、移動遊園地が来ることもあります。
観覧車やメリーゴーランド、名前わからないけどリンクの中で電気自動車をぶつけあうものなど。
全体的な印象は、昭和30年代頃の(知らんけど)レトロなお祭りという感じ。
しかし、問題はそのすべてが各々勝手な音楽を鳴らしているということ。
店は店で客寄せのためか、タイミュージックがんがんで、舞台でもまけじとばかりに高らかな歌声を披露。特設ビアホールでは、タイ風レゲエが響き渡り、遊園地では各乗り物がそれぞれを主張、といった感じでそれらすべてが渾然一体となり、何がなんだか分からない・・・。
しかも、8時9時になってくると、3個所くらいで屋外映画も上映が始まるからますます大変な騒ぎに。
ボリューム上げすぎて音は割れてるし、どれがどの映画なのかタイ語が良くわからないと戸惑ってしまうほど。
祭りは景気よく思いっきり大騒ぎ?がタイ風なのか??