引退カウントダウン!? ローイエット遠征記 その1
噂によると(本人の力説?)、今年いっぱいで引退のおーどりーさん。今年も残すところ後3ヶ月チョットというところで、何と3試合こなすとかこなさないとか。実は今年、、、まだ勝ってないので、勝って辞めようという腹だそうな。いろんなツテを使って今回の試合となったのですが、場所はイサーンのちょうど真ん中あたりであるローイエット。いわゆる101です。と、試合がだいたい決まったところで管理人がマネージャーになり、同行することに。プロモーターやら世話人やらと話をし、結局試合が決まったのは約2週間前。しかも当初の予定の次の日。実はもうおーどりーさんはチケットを取っていて、予約が変えられず大あわて。日本発のチケットは融通が利かないんですよね。しかもなぜか取ったチケットがコーンケーン行きのモノ。日本の某大手旅行代理店によると、ローイエット行きのフライトはないのこと。でもあるんですけどね、ローイエット行きのフライト。おかげでコーンケーンまで行って、そこから車を借りてローイエットまで行くことに。これで管理人の仕事に運転手もついてしまうことに。帰りの飛行機に、乗れないことも判明し、結局バンコク発のチケットも手配。で、車とホテルとチケットを用意して、おーどりーさんの到着を待つ。
(ローイエットと言えばここ?。ここで勝利祈願)
次の日、ホントはコーンケーンに向けて飛び立つ日、もう一泊バンコクですることになったため、バンコクでの世話人と会いに行く。ここで衝撃の事実が(う〜ん、いつもこんな感じだけど。。。)。その世話人が見せてくれたムエタイ雑誌に秘密が。何とタイ全土発売のムエタイ雑誌の裏表紙に今回の試合の告知があって、そこに相手の写真があったのだけど、おーどりーさんの写真はなく、「間に合わなかった」と言っていたのだけど、驚いたのはその名前。な、なんと、名字が「ナカタ」になってる。しかも名前が「イノキ」。。。なんだこの「イノキ ナカタ」って。あまりにおかしくって腹を抱えて笑ってしまった。だれだよ、この名前付けたのは。まあ、ナカタは分かるけどね、タイ人にとって一番有名な名字だから。でも、、、イノキはないでしょ、それも名前で。あまりのことに本人も大笑い。結局この名前はこの後もずっと引っ張り、ローイエットの街を走る街宣車も「日本から来たイーノーキ ナーカータ」とコールしていた。これも衝撃的だった。。。
(ローイエット最大の観光地で勝利祈願中)
そんなわけで土曜日、朝一番のコーンケーン行きのフライトに乗るため、空港で待ち合わせたイノキナカタことおーどりーさんとその応援団長キットゥンさんと管理人、あっという間にコーンケーン空港に到着し、そこから車を借りて、一路ローイエットへ。途中、観光地もどきにもよりながら進む。実は管理人、地図を忘れたため、方向感覚だけを頼りにイサーンの大地を突き進むことに。ま、一本道みたいなものだから難しくはないんですけどね、ホントは。8年ぶりくらいにローイエットに到着。なんか懐かしいね。。。とは言うものの、目的地であるホテルが見つからない。一番良いホテルだから、っていうのだけが情報だったんですが。結局街中を1周半ほどして、その辺のお姉ちゃんに尋ねると、「あっち」と我々の北方向を指さす。じゃあ戻りますか〜と、左折を3回してやると思った矢先、そこにホテルはあった。お姉ちゃん、180度逆だよ。。。無事ホテルにチェックイン。プロモーターとも会えて、打ち合わせ。案の定、バンコクの世話人の話とはかなり違う。やっぱりタイだね。。。もうすっかり慣れっこなので、適当にしか考えてなかった我々の勝ち。と言うことで、それからそのプロモーターのジムに行く。そこには「NAKATA」という名前の入った箱が。あ!この箱から名前取ったね、あんた。。。次に、大会スポンサーのところに行って写真撮影会、もどき。街を走っている間、どうも今日はお祭りがあるらしいことに気づく。それもYAMAHA主催の。何とゲストは「Silly
Fools」。お〜、行きてえ。フリーだし行くことを決意。で、一応一回りしてホテルに戻り、レセプションで「今日はどこに行くの?」と聞かれたので、「Silly
Fools」見に行くと言うと、さらにビックリ。今日はここでお泊まりだそうだ、彼らも。後ほどおーどりーさんは彼らがチェックインする姿を目撃。おーどりーさん曰く、「ネプチューンの名倉がいた」だそうな。そう言えば二人は似てる。。。でも、彼らもおーどりーさんの筋肉の視線を奪われていたそうな。すごいね、おーどりーさん。
(Silly Foolsライブ。ローイエット中の若者大集合。あまりの熱気に苦しい〜!)
おーどりーさんが減量のため、夕食を寂しく過ごしたのに対し、管理人とキットゥンさんはイサーン料理を食べながらビール。それからローイエット近郊の若者が全員集合したのでは?と思われる広場で、Silly Foolsライブを見に行く。IDチェックを受けるのも面倒くさいので、フェンスを越えて突入。一応タイ人よりは大きいので、どこにいても見えるのだけど、みんな上半身裸だったり、Tシャツを振り回したりするので、うかつに近寄れない。ライブが始まると、みんな大絶叫。花火は同時ではなくランダムに鳴り響き、人が密集しているというのに大きなロケット花火が打ち出される。それが舞台の袖にあるYAMAHAの垂れ幕あたりでクルクル火花を散らしているという始末。まさに危険防止策なし!。消防法なんかくそ食らえという感じです。この町にSilly Foolsが来るのはこれが最初で最後でしょうから、もう盛り上がりまくり。ま、どんな音楽でも同じ踊りなのはご愛敬ってことで。。。
こうしてローイエットの夜は更けていくのでありました。