勝ったからいいけど・・・
チャンピオンに勝った私の元にふたつの格闘技雑誌が送られてきました。
「おお〜わざわざ送ってくれるということはたくさん載っているのね♪」
と喜んで封を切りました。
・格闘技通信・
カラーで1ページ載ってました。
写真もたくさん。でも一番大きな写真は私がパンチをもらっている瞬間。
「投げのポイントを除いてはほぼ互角だった両者。パンチのキレではF山が格段
上だが、押し込むパワーでつのだが上回っているのだ」
を、はじめとする体重差だけがF山さんの敗因。とでも言いたげな記事。
計量に取材も来ていなかったのでパンフに書かれたままの体重表記。
減量して(ちょっとだけど^^;)52.5だったのになあ。
7キロの体重差はF山の体重の15パーセント!なんて書かれた日にゃ私、悪者あつかいですわ〜〜〜。
お互いが納得しあっての契約体重なんだからあんまり言わんといて!
どんだけ体重差があるにせよデビュー四戦目の新人が20戦目のチャンピオンに勝ったって凄いと思いません?もっと褒めてよ〜〜〜。
とったシュートポイントは2つ。と書いてありました。・・・ん?
・ゴング格闘技・
こちらも1ページでしたが白黒でした。
(私の背後に今のダンナが見切れて写ってます)
「追うものと追われるものと・・・」というタイトル。
格闘技通信とは違いどちらの肩を持つ記事ではなく公平に書いてありました。
体重も計量で計ったとおりの数字が書いてありました。
とったシュートポイントは3つと。。。・・んん〜?
シュートポイントについてどちらの雑誌が正しかったのかは今となってはわかりません。載っている採点表も微妙に違うのです。
がんばったんだからちゃんとやって欲しかったなあ。勝ったからいいけど・・・。
そして待ちに待ったTV放映。
エンディングにはF山さんに勝ってガッツポーズをしてる私の姿♪
管理人から
扱い低いですねえ。まあ、これは最近まで女子格闘技自体がもつジレンマでしたけどね。特に格闘技のメディアってのは選手に対して思い入れがあるので、こういう文章になってしまったんでしょうね。でも、シュートポイント3つじゃなかったんでしたっけ?管理人もアマチュアとして観戦記などを書いてますが、これで傷つく人もいるかもしれないと思うと怖いなあ。これからどう書こうかな、っと。