22:アマ大会4 後編
大阪ジムのK池選手。
私とは正反対の背が高く、手足もひょろっと長いタイプ。
「向かい合って礼!」をする時に思わず見上げてしまいました。
カ〜ン!ゴングです。
・・・当らない!どうしてもパンチが当らん!!
どうしよう、と思ってるうちに相手の打ち下ろすようなパンチが何発も当ってしまいます。どうしよう・・・?
始まって30秒くらいはおされてしまいました。
前進しては相手のパンチを食らう私に見かねたジムの先輩K林選手が「下!蹴ってごらん!」とリング下からアドバイスをくれました。
右ロー、ばしっっ!!
何発も入ったので今度は右ローからのコンビネーションでいきます。
右ロー→左ミドル→ワンツー。
だいたいこのコンビネーションを軸としてときどき覚えたての左ボディフックを入れたり。
カ〜ン!終了のゴング。
最後は相手は手も出せない状態だったので絶対勝ったと思いました。
レフェリーが私の手を上げます!ふふっ。勝った♪
でも、どき〜ん、としました。2回戦ではM井選手とやらなきゃいかんのです。。。
2回戦の準備をしてるときに最近お友達になった練習生のY下くんが激励にきてくれました。
「がんばってね」と言ってくれるY下くんに「M井選手には勝てると思わないんだよ〜めざせ!判定負けだよ。倒されないようにがんばるよ」などと弱音を吐きまくっていました。
いざ2回戦。
M井選手はがっちりタイプ。背も私より5センチ以上は高く、体重も3キロ以上は重たい。。。そしてサウスポー。
まあ、そんな条件は別としても経験値からして違うんだ、と、やる前から気持ちで負けていたのです。
それでもゴングがなるとなぜか闘志が沸いてきて向かって行ってしまいます。
最初にワンツーをまともに貰いました。
アマ大会でこんなに凄いワンツーを貰ったのは初めて!
重い、重い。あごがすりむけているのがわかります。
サウスポー対策はとにかく左フック、右ミドル。
先輩のK林選手がサウスポーなのでなんとなくはわかっています。
それでもまあ、なんと非力なこと。。。
M井選手も前進してくるほうなのでカウンターで当ったりするんですがパンチが当っても首はびくともしないし
蹴りが当ってもなんともないよ〜ん、という感じ。
あせって組みつきシュートポイントを取ってやろうと思いきやひざ蹴りを入れられ逆に投げられそうになってしまいました。
そんなこんなでなすすべも無く終了。
延長になることもなく判定負け。
まあ、倒されなかったのでよしとしよう。。。
決勝ではまたもや同門対決。
M井選手優勝。
私は1回勝って4位入賞(笑)。女子は人数が少ないので。。。
管理人から
出場者がいつも同じ、そう、まるでどこかの地方競馬みたいな様相を示しております。馬も自分が負けた相手やこいつには勝てないなという相手にはコンプレックスみたいなモノを感じるそうで、競り合ったら勝てなくなるんだそうですが、この頃のおーどりーさんもいきなりラッキーパンチでも当たらない限り勝てないそうにないようです、が、当たっても勝てないのかも、まだ…。