アマチュア大会3 前編
(確か)鶴橋のとある公共の体育館。
集合時間ちょっと前に着くと初めてアマ大会に出たときにお友達になった龍生塾のKがいました。ひさしぶり〜♪
「今日出るん?」「うん」「じゃあ、あんまり喋らんでおこう。殴り辛いし!」
対戦表を見ると女子は4人。
アマ大会常連の岡山ジムのS田、3回目の私、2回目のK、そして初出場のO林(ジム忘れました)。
4人だけなので総当り戦です。
私の目標は1回勝つこと!がんばろ〜。
1回戦はO林戦。身長も体重もほぼ同じくらい。
試合が始まる前にシャドーをやっているのをこっそりチェック。
下手さ加減は私と同じくらいかなあ。
カ〜ン!ゴングが鳴ります。
ワンツーキック、ワンツーワンツーとわりと膠着状態にならないきれいな試合展開。
首膝ではポイント取ったかな?
はあはあぜえぜえ、3分経ちました。
「判定!」・・・どうだ?!
四方にいるジャッジを見ます・・・!
あっ!レフェリーが私の手をあげました!!!
うう〜夢にまで見た判定勝ちの瞬間です!
涙がじわっと出てきました。う〜ん嬉しい・・・。
でも次がある。
しっかりしなくては。
2回戦。相手はアマ大会常連S田です。
身長は私よりちょい低め。体重は少し多め。
この選手は投げが得意らしいです。
リングに上がる前にセコンドから投げられそうになった時の対処法を教えてもらいます。
・・だいじょぶかなあ・・。
まあ1回勝ったし。負けてもいいや、という軽い気持ちでリングに上がりました。
カ〜ン!
開始早々S田は組み付いてきます。
ええっ?なんだこりゃ〜っ?と思いながらひざ蹴りを入れるとS田くるっと背中を向けて背負い投げの体制に!!「シュートポイント」を取られたらまず勝ち目がないので必死に堪えます。そして足を引っ掛けて逆に倒してやります。
再開してパンチを出す私の腕を取りまたしても投げの体制に!
うう〜なんかやだ。うざったいな!こいつ!!!
試合はこんな展開の繰り返しで何度もばたんばたんと倒れて今までに無いくらい疲れてしまいました。
そしてゴング。
勝ったのか負けたのかわからん・・・!
ジャッジも分からなかったみたいで(笑)ドローでした。
1分間の休憩のあと1分1Rの延長戦です。
コーナーでセコンドに水をもらいながら
「もういいよ〜疲れた。1回勝ったし。もういいや〜」
などと弱音を吐いて怒られました(笑)。
延長戦開始!
セコンドのアドバイスは「とにかくくっつくな」「パンチ、キックだけで離れて戦え」というものでした。そっか〜足を使って離れてやってみよう。
そうしたらS田も組み付いて来辛かったようです。
パンチキックパンチキックが面白いように入りました。
パンチの連打でヘッドギアがずれる場面も!
そして1分が終了し、両者リング中央へ・・・!
「判定!」
さっと、レフェリーが私の手を上げます!
あ〜〜〜勝っちゃった♪
2回も勝っちゃったあ♪♪♪
すご〜い満足してリングを降りるとシーザージムの練習生の面々が。
「ここまできたら優勝だよね」。
あ、そうか。2人に勝ったからもう1人に勝ったら優勝なんだよな・・・。
「え〜もういいや。今日は出来すぎ」
「いや、だめだ。次もがんばれっ」
・・・・あ、そう・・ですね・・がんばりまあす。でもなあ、なんだかなあ・・・。
管理人から
3試合目にして初の勝利を上げたおーどりーさん、勝ったと思ったら一日3試合こなさなければならない大会でした。そして気が付けば連勝。たいしたもんです。それにしても、第一試合の相手が「下手さ加減が同じ」と言うのは笑えます…。こないだは「笑っていいとも」にもトランクス姿で登場し、日本国民の前でミドルキックを見せつける人になるとは誰が想像したでしょう…。