やっぱりタイ料理?
最近うちの息子は幼稚園で給食をほとんど食べないらしい事を先生から聞きました。おやつはきっちり食べるらしいのですが。
息子は「幼稚園のごはんはおいしくない。お家のご飯はおいしいの。」と。
よく考えてみたらタイの幼稚園なんだから当然給食もタイ料理。家では大抵和食。口に合わないのも無理はないかも。
彼の好物は味噌汁、玉子焼き、ほうれん草のおひたし、冷奴、焼き魚や煮物、等の純和食系。日本人学校でもないのにそんなものがタイの給食で出るわけ無いです。
と言うより今時日本の給食にも出ない様なメニュー。。。オヤジっぽい。
ちゃんと給食を食べる様に注意すると、食の太い友達に食べてもらうという変な技?を身につけてしまったし。これからもタイで生活していくのに困ったもんです。
タイでは一応一般的には幼稚園児や低学年の児童には辛い給食は出ないそうですが、中高学年になると給食も本格タイ料理になるらしい。
各家庭ではもっと早い段階から子供に辛い料理を食べさせている模様。
お年寄りだってガンガン辛い物を朝から召し上がるのです。タイ人曰く「年寄りほど辛い物を好む」そうな。
例えば若い子の会話で、
「最近辛い物が食べたくて・・・」
「えー!年寄りみたい!あんたももう歳ね。」
などという会話が普通なのです。
まさに食文化の違い。
日本ならお年寄りに辛い料理を出したら
「こんな辛い物を年寄りに食わすなんて!」と言われるのが当たり前ですが、タイでは辛くないと逆に文句を言われてしまうんですねー。
医学的に良いのか悪いのかは分からないけど、タイ人は体調が悪いか弱った時に辛い物を食べるみたいです。もちろん人それぞれですが、一般的には。特に南タイではそうみたい。
プリックキーヌーをそのままかじって食べれる人達ですから。
で、最も身体に優しいはずの病院食はどうかと言うと・・・フツーに辛い料理出ました。
私の場合はお産の時に入院しただけなので病院の普通食。ご飯におかず3品付いて、デザートと食後の飲み物まで付いてました。
3品中1品ぐらいは辛くなかったけど、中には辛過ぎて食べられないおかずも・・・病院食ですよ。
ダンナが入院した時は胃に問題があったのでさすがに辛い物は出ませんでしたけど、それでも辛くない炒め物とかがおかずでした。
胃が弱ってるのに炒め物とは・・・タイにしてはかなり油控えめでしたけど。。。
タイだから病院食もタイ料理、じゃあ、もしかしてフランスならやっぱりおフランス料理なのかと思ってフランスに住んでるメル友に聞いてみると、その通り。サラダ、パン、スープと肉料理にマッシュポテト、食後のコーヒーOR紅茶、量もかなりのものらしいです。しかも食にこだわる国民性らしく病室の入り口で熱々をちゃんと陶器のお皿に盛ってくれるそう。噂によるとワインも出るとか出ないとか。羨ましい。
病院食や給食ってかえってその国の食文化が見えるのかも?
一度各国の病院食を味見してみたいものです。もちろん入院はしたくないですが。
管理人から
辛いものが苦手な管理人は、タイ人と食事に行くと別皿で出される。嫁の家族と行くともうお笑い。同じ料理が2個出てくる。みんなはいろんなものを食べられるが、量的に2皿程度しか注文しないので自分一人で同じものばかり食べている。むなしい。。。
入院経験多数の管理人の行きつけ病院は、アジアでも最強の病院の一つで非常にインターナショナル。入院食は選べるようになっていて、タイ・中華・和・洋から選べる上、時々どこかからシェフがやってきてキャンペーンをやってたりする。それでもあまりおいしくないと、スターバックスやらマクドナルドが入っているので、そこから持ってくることも可能。って病人がマック食っていいのか?と思っちゃうんですけどね。。。