第七回
タイは観光立国でもあります。年間膨大な観光客がタイを訪れます。
日本人だけでも年間120万人。男女比率は分かりませんが多分、男性が多いのではなかろうかと推察されます。
他の国々からも大勢の観光客が訪れその中の何割かが退職後をタイでのんびり過ごそうと考える人も多いようです。
チェンマイなどではドイツ人と若いタイ人カップルというのを多くみかけます。他の国の男性と若いタイ人カップルも多い。
水商売に出たタイ人女性はおのおのの考えで自分に合った環境に身を置くのですが当然そこに出会いがあります。商売と割り切っていてもそこは同じ人間いろいろな恋愛に発展したりまた当然の如く打算が先行するケースも多々出てきます。
ある意味貧困層の女性が金銭的な安定を求めて相手を探そうとすれば対象は外国人しかなくなってきます。タイ人同士では先に書いたように同じレベルの対象しか選べませんがこと外国人はそういう考えはないので比較的スムースに事は進みます。
日本人もその相手としては申し分のない対象でしょう。一般的に日本人のイメージは「優しい、金離れがいい、清潔感がある」などと結構いい評価が多いです。
タイ国内の現状を全くハンディとしないこういう外国人とのカップル化はこういう状況から生まれます。彼女たちにはとにかく自分を大切に思ってくれ今後安定的な生活を保障してくれる相手を潜在的に探してます。
上手く行けば今の状況から手っ取り早く抜け出せる一番の方法ですから。
これまで書いた要素がいろいろと複雑に絡み合いバンコクの愛がどんどん醸成されて行くのです。