マッピーの結婚式
中華系タイ人マッピーと管理人まお、タイ歴2547年(2004年)1月13日に結婚式を執り行いました。そのときの模様をHP上で公開しろという声があまりに多いのに驚いています。これから中華系タイ人と結婚するかもしれない人も、そうでないけど興味があるという人も、ホントこんなプライベートネタを見せてどうするという話もあるのですが、ご報告がてらがんばって作ってみたいと思います。なお、このページはマッピーではなく、管理人の作成によるものですので、ご了承ください。
結婚式までの道のり
「来年の誕生日も一緒にいたら結婚しよう」
と言う話が出たのが3年前のマッピーの誕生日。それから1年なんてすぐ経っちゃったりして、それをしっかり覚えていたマッピーに言われてハッとする管理人。それから話は進み、しばらくしてマッピのご両親に正式に挨拶に。と言っても、「結婚を前提につきあっているのでよろしく」程度のモノ。何せそれまでは「フアデーン(茶髪」と呼ばれてましたからねえ。そのときから「まおさん」と呼ばれるように。エラい進歩ですね。。。それからほどなくして、マッピーがお母さんと一緒にいつも行く中華系の占い師にこう言われました。
「今年中に結婚すると幸せになれます。」
この一言で結婚への道まっしぐらになったマッピー。とにかくのこの占い師に言われたらほぼ絶対なのであります。その話を聞かされて、どうすりゃいいんじゃ〜と思ったのが管理人。なんせ中華系タイ人と結婚すると言うことはいったいいくらかかるか?と言うことと同義語だったもんですから。。。そんな頃、世間はSARS一色に包まれておりまして、管理人の仕事にも多大な影響が出ていました。スポンサーやお客さんの仕事が傾き、結構仕事が厳しい状態に。。。そんなこんなで金銭的に厳しかったものですから、仕事がよくなってからと言うことで考えていたわけです。が、そこにこのお告げ。さあどうする???。日が経つほどにマッピーからのプレッシャーが高まります。そんなこと言われてもなあ。。。だいたい占いで結婚を決めるんじゃない!と声を大にして言いたいのですが、信じている人に向かってそういうことはなかなか言えるものではありません。が、さらに追い打ちをかけるように、「来年の中国正月は1月22日です」という言葉が。そうでした、中国人らしく中国正月をもって一年が始まるのでした。なわけで、自分の中のタイムリミットが21日ほど延びたわけでした、ハイ。で、さすがに10月になってもう時間がないってことで見切り発車。
「お父さんとお母さんと話をしよう」
エンポリウムの日本レストランに家族を呼んで話し合いを持つことに。何かケチでもつけられるのではないかと戦々恐々として行ったのですが、これがまたすんなり話がまとまる始末。あれ、こんな簡単でいいの?と思ってしまったものです。が、これはかなり甘い考えだったことを後で思い知らされることになります。
さて結婚式の日取りを考えなくてはイケナイと思っていると、突然こう言われました。
「結婚式は1月5日です」
はあ〜?そんな日取り誰が決めた?正月明けの月曜日にどうやって人集めるんだ?平日ってのも、正月明けってのもあり得ない日取りです。第一今からこの日取りでどうやって日本からのチケットをとるというのだ?「何でこの日取りなの?」と聞くと
「マオさんと私の誕生日などから一番良い日がこの日だからです」
う、そう来たか。。。が、さすがにこの日では日本からはおろかタイからも人が呼べんぞ、と言うことをこんこんと説明。「じゃあ、いったいいつならいいんですか?」と半ばふてくされ気味に言うマッピーに、「そうだなあ、1月の第2土曜日なんかだったらみんな集まれるね。日本も3連休だし」と答える管理人。よし、これで都合の良い日になるぞ、と思ったのもつかの間、
「1月13日の火曜日、午前8時39分に決まりました」
え?土曜じゃないの???でまた何その微妙な時間は。。。
結局占い優先で結婚式の日取りは決まりました。あくまでもみんなの都合ではなく占い優先なのです、ハイ。ええ、もう慣れましたって、ハイ。
さてこのときすでに11月の半ばすぎ。残り時間2ヶ月からのスタートです。まず最初の管理人がしたこと、それは披露宴と二次会の場所決めと幹事の選定でした。当初大がかりに披露宴をやるのがいやだった管理人は、朝一番で結婚式を済ませ、午後一番で披露宴、そして夕方から二次会という方針でした。こうすると、一番人の集まるはずの披露宴にタイ人が大挙して押し寄せてくることがないと思ったからです。そして自分が実際にやりたいことは二次会でやれればいい、と思っていたのです。そのため披露宴はタイ(中華)式で、二次会は日本式で、と言うことで話が進んでいました。が、問題が発生。平日だから余裕と思っていたのは我々だけだったようです。とにかく、あちらを立てればこちらが立たず、と言った感じでして、移動時間のほとんど取れない我々には、遠距離の移動は禁物。場所と料金との戦いをしていたわけです。そんな中、まず決まったのが二次会の幹事と司会。今回は日本サイドとタイサイドの両方が必要なのですが、まずは日本サイドだけ即決。幹事は美容師のMASATOとむーみん、そして一番大変そうな司会にはGOLちゃん@剛球GOLにお願いすることに。
「どうGOLちゃん、うちの二次会の司会してくれない?」
そう、ここからGOLちゃんの苦悩が始まるのでした。<ホントにスマンかったと思ってるよ。
二次会の司会と言うこと受けてくれたGOLちゃんを尻目に、披露宴と二次会の場所の関係でなんと披露宴会場をそのまま二次会会場として使うことに。つまり夕方からずっと深夜まで同じ場所でやるってことです。さらに、ただただダラ〜っと飲むだけのタイ式結婚式だけは避けたかった管理人としては、タイ式と日本式の和タイ折衷披露宴にすることを提案。結局日本式の披露宴が入るために、その司会もGOLちゃんにお願いすることに。
「まおさん、タイ語だけはダメですからね」
と言うGOLちゃんに、「大丈夫、タイ語の司会にはマッピーの友達を用意してある。彼女は仕事がMCだから大丈夫。後は日本語訳を付けておくからそれ読むだけでいいよ」なんて言ってなだめすかし、結局渋々了承してくれることに。彼曰く、ヘタレとは言われたくなかった、そうですが、心配要らないよ、GOLちゃん、あんたは漢(オトコ)だよ。
そうしているうちに場所も無事JWマリオットホテルに決まりました。ホントはコンラッドホテル、プラザアテネ、インペリアルクイーンズパークのどれかをねらっていたのですが、場所が取れず。。。第4希望のこのホテルに決まりました。さて、このホテルでのパーティー、最低人数が200人からとなっております。何なんでしょうね、タイの結婚式。聞くところによると、もしマッピーがタイ人と結婚していたら300〜400人は来ただろうと言うことです。と言ってもそのうちほとんどが見たこともないような親戚や両親の友人など。おまけにその親戚が誰かを誘ってくるので、当日まで何人来るか分からないのです。今回もマッピーの関係者が150人くらい来ていましたが、結局彼らのうち知らない人が何人いたのでしょう。かなりいたことは間違いなしです。対する日本人サイド、いったい何人来てくれるのでしょう。と言うことで、そのもうのこり一ヶ月という頃になって、友人知人に打診。そして同時に招待カードを制作。結局日本人は約70名ほど参加してくれることに。タイ人の半分、だなんて思ってはいけません。日本なら十分これだけで披露宴のすべての参加者になりますよね。日本にいる友達にもメールで伝えたところ、この日程の差し迫ったときだというのに、わざわざ参加してくれるという嬉しい返事が。いやあ、持つべきモノは友達です。
さて、これからが本当の実務レベルでの準備です。