チップ

ずっと疑っていましたが、チップっていう言葉は、一体どこから来ましたか。そして、どうしてチップと呼ばれているのでしょうか。

私にはよく分かりませんが、昔は、チップってカシノでお金の替わりに使われていたものだと聞いたことあります。でも、現代、チップと言ったら、カシノのチップだけではなく人にあげるチップのことも思いつきます。

昔からアメリカの人達はサービス受けるところ等のレストランやホテルに行く時は必ずチップをあげます。そんな習慣はいつの間にか世界中の国々に広がっていきました。
タイでも、その習慣を受けました。但し、チップをあけるマナーなどのルールはちゃんと分かっていません。前は、高給レストランやホテルではチップの習慣が使われていましたが、今は小さなレストラン屋ある屋台さえもチップの習慣があるようになりました。

それはなぜかというと、観光客などの外国人のおかげだと思います。店に食事をして、良いサービスされたら、最後におつりを残していきます。そんなことをよくされると、店の人達は癖になってしまいます。今度、チップをくれないとサービスはしないとか、チップがくれても少なかったら、イヤな顔をするとか、、、私にはそういうことをされてことがあります。

私には一応チップの習慣もあります。但し、あげなくても良いところはあげません。あげる必要のあるところはあけます。とにかく、その店のサービスによって、チップの金額が多少異なります。時々、とても良いサービスをされて、チップあけなくても良いのに、あけたこともあります。今まで、一番多くあけたのは二百バーツも超えませんでした。

そして、ある日、私はある日本人と一緒に食事しに行ったら、最後にその人は二百バーツくらいチップを置きました。それを見た私はとても驚きました。そして、彼にこう言いました。
「えっ!そんなにあけるの?」
彼は「うん、なんで?」
「だって、この店の値段はサービス料も含まれているからあげたくても五十くらいは十分と思うよ!」
と私が答えました。
彼はずっとそういう風にチップをあげていたようですので、そのチップの感覚を変えて欲しいと思っていました。

日本ではチップの習慣がないのに、なぜかタイに来る日本人はそんなチップをあけたいのかしらとずっと知りたかったです。あげなくてもいいのにあげちゃったり、ちょっと良いサービスをされたら、チップをたくさんあげたりします。そしたら、タイ人は悪い癖になってしまいました。

チップはスタッフの良いサービスに対する感謝だと私が思っていますので、必要な時だけ、そして、適当な金額をあけましょう。

 管理人から
チップの件はホントに頭を悩まされます。チップで生活が成り立っている人もいますし、チップ分は最初から含まれている店もあります。前者の場合、ウェイターやマッサージなどに多いのですが、彼らの給料では基本的にやってくことは出来ないので、なくなると非常に困ります。たくさんあげるとサービスがよくなることが多いので、管理人はちょっと多めにあげて次回のサービスに期待します。が、あくまでも次回への布石であって、その時サービスが悪かったらあげませんし、よかった場合ももう行かない店ではあまりあげてません。が、たいていの日本人はけちと思われるのがイヤなのか、物価の違いからか、相場よりも高額なチップを上げてしまいます。このおかげで、マッピーの言うようなことがおこります。だいたいタイ人がマッサージに行ってもサービスがよくて50バーツあげるかあげないか程度ですが、日本人では200バーツなぞすぐ渡してしまう額です。おかげでタイ人程度に渡すと露骨にイヤな顔をされます。一緒に行った人にたくさんあげる人がいると、我々はけちだと思われて不愉快な思いをすることもあります。適正な金額というのを覚えるべきです。さて、後者の場合、これは日系のお店に多いですが、最初からチップ込みの料金、つまり市価よりもだいぶ高く設定している店で、チップを払うケースです。これは主に観光客の中に、チップを払わない人が多いために、始まった制度だと思いますが、結局払う人もいるので、もらう方からすると二重もらいなのですが、当然の権利のように思う人も出てきます。これは本当にうっとうしいです。サービス料10%とられているのに、まだ払うのはおかしいですよね、確かに。よく請求書を見ましょう、ってことで。ああ、長くなっちゃったなあ。。。