ゲンカチャーン
この間の13-15日はソングラーンデイ、いわゆる、タイ正月でした。
今年のソングラーンはちょうど週末を重ねてたからタイ人がうれしいことに5連休もありました。最初は私はどこへも行かないでうちでのんびりするつもりだったけどお父さんは知り合いたちの家族と一緒にペッチャブリヘ行く予定があると言いましたので私はついていくことにしました。
私たちが行った場所はペッチャブリのケンカチャーンという地区でした。
バンコクから車で2時間半くらいかかるのです。
今回の主な予定は霧の海(Sea of fog)を見に行くこととゲンカチャーンのダムをクルーシングすることでした。
霧の海を見るために私たちは朝4時半前に起きなければなりませんでした。なぜなら、あまりおそくなると霧の海が晴れてしまうからです。
私たちの行き先は1207mの高さのある「カオ パ ヌーン テュン」という山(Khao Phanoen Thung)でした。この山を登るのにトラック、又は4WDを使うのがおすすめです。山の道路は凸凹だし、狭いし、それにカーブや坂が多いので自動車とバスで行くととても不便だし、危ないと言うことです。
この山は自然公園のため、出入りすることの管理に関して、チェックポイントに着いたら、カードを交換しなければなりませんでした。ちなみに、この山の道路は狭くて一方通行になっているため、出入りする時間が決まっています。一日に出る時間と入る時間が3回ずつしかありませんでした。出入り遅刻は下記の通りです。
入 出
1回目 05:00〜08:00 09:00〜10:00
2回目 11:00〜12:00 13:00〜14:00
3回目 15:00〜16:00 17:00〜18:00
この時間以外は出入りすることができませんので気をつけてください。
山を登っていく途中はview pointやBird Watching やCampをする所がありました。
その時、私たちはたくさんの象さんのフンを道路沿いによく見かけました。
そして、車がもう少し走っていたらたくさんの竹の木があっちこっち倒れていましたので運転手のお兄さんに聞いてみました。お兄さんが言うにはここの象さんたちはいつも朝一に葉っぱやバナナを食べに来ているそうです。もし、もっと早く来たら、多分その象さんたちが見れるだろうと言いました。
私達がほぼ2時間ぐらいかけてやっと霧の海の場所に着きました。
この上は涼しいし、空気もいいし、それに霧の海が空のように見えるからまるで天国にいるような気がしました。
それから、この上にある王様のお娘さんの別荘も見ることができました。
昔は王様のお娘さんがよくここにいらっしゃったりしたけど現在はもう使わないので一般の人に見せることになっています。
出る時は蝶が集まっている所に寄りました。いろんな蝶類や蜂がいて、微妙にきれいでした。私には霧の海を見るのは初めてだったからとても感動しました。やっぱ、4時半に起きた甲斐があったと思います。
翌日はケンカチャーンのダムにクルーシングすることになりました。
ダムを回るのに小舟に乗っていきました。小舟は10人しか乗れないから私達のグループは50人ぐらいいたので小舟5台も使いました。私は船に乗ってダムを回るのが初めてですからこんなに大きいと思いませんでした。
途中で、驚いたことがありました。それは何頭の牛がダムの島にいたことです。
私達はその牛たちがどうやってここに来たかととても疑いました。
船のお兄さんはその牛たちが泳いできたんだよと教えてくれた時は私は一瞬びっくりしました。だって牛が泳げるなんて知らなかったからです。
これはいい勉強になりました。
私達はダムの中にある小さなお寺に参拝しに寄りました。
お坊さんによるとこのお寺の周りは朝鮮人参が植えられているそうです。
でも、許可をもらう前に絶対に勝手に持って帰っては行けません。
ただ、住職から持って帰る許可がなかなかくれません。
なぜかというと、一人持って行ったら、みんなも持って行きたくなり、朝鮮人参がすぐなくなるからのだと言うことでした。
その後、ダムのレストランで昼ご飯を食べてからリゾートへ戻ってきました。
私は今回ゲンケンカチャーンへ行ったのは10年ぶりでした。
今のケンカチャーンはいろんな面白い所や美しい自然があったのでまた行けて本当に良かったなあと思いました。
ペッチャブリのゲンカチャーンへ行く人は帰りにペッチャブリの有名なお土産の一つとして「ナム タン ソット」という飲み物を是非飲んでみてくださいね。
。。。終わり。。。
管理人から
ゲンカチャーン、知っている日本人はほとんどいないでしょうねえ。管理人も知りませんでしたが…。ほぼミヤンマーとの国境にある山の中にあります。タイ人にとっては1200メートル程度でも「立派な山」だそうです。山の国日本から見るとその辺が驚きです。なんせバンコクから山はおろか、丘さえ見えないですからねえ…。そうそう、牛が泳いで島に行ったという話、皆さん信じます???だってその島ものすごく小さくって、えさを探しに行くようなところじゃないんです
から…