ロッブリーの猿
先日久しぶりにロッブリーに行く機会がありました。(一応書いておきますが、私は今、ガイドコースを勉強していますから、いろんな観光地へ見学しに行くことが多いです、今回もそうです。)
ロッブリーは猿がたくさん住んでいるから「猿の町」としても有名です。ロッブリーおすすめの観光地は「サーン プラ カーン」と言うプラカーンのほこらと、「プラーン サーム ヨット寺院」です。この場所の周りは猿がいっぱい集まっています。それに「ワン ナーラーイ」と言うナーラーイラーチャーウェート宮殿もロッブリーの大切なところのひとつです。
私の記憶によると、こどものころ2、3回くらいロッブリーへ行ったことがあります。ロッブリーに行った時、絶対行かねばならない所は、「サーン プラ カーン」です。そこに住んでる猿はあっちこっち立ったり座ったりしているので、出入り口にジャマになるから人が出入りしにくかったです。そして、ぼうっとして猿を踏んだらかまれた人もいたらしいです。ある猿は人の食べ物やお菓子を勝手にとって食べたり、女性たちのカバンを横取りしたりしました。ですからそこに行く人たちは手荷物などに気をつけなければいけません。
今回ロッブリーに行ったのは何年ぶりかわかりませんが、猿がいっぱいいることは昔と全然変わってないと思います。残念なことに、グループの人数が多いため、「サーン プラ カーン」に行くのに大変ですから、バスに乗ったまま通っただけでした。そうすると向かい側にいる猿が水掛をしたり寝たり遊んだりしているとこを見ました。現地の人に聞いたところ、ここの猿にはとても賢く道を渡る方法があるそうです。それはまず、リーダーの猿が車を止めるために道の真ん中に立ちます。それから他の猿がみんな道を渡った後まで待って道を渡るそうです。また、もしもロッブリーの建物や家や屋上をよく見たら、アンテナの所にその上をかぶっているモノがあります。なぜかと言うと、ここの猿はとてもいたずらで、よく人の家の屋上に上って行ってアンテナと遊びます。そこでロッブリーの人は我慢できなくてこの方法を考えていました。
帰る時、友達に隣に走ってるバスを見るように言われました。一番後ろの席に猿がいました。その猿は窓につかまって外を見ていました。隣にはお坊さんが座っています。個人的にはお坊さんがその猿を連れてきたんだろうと思ってますが、友達はその猿が遊びに行きたいから逃げてきたんだと言ってました。どちらにしても、その猿の姿を見て、なんだか初めて外へ遊びに行く子供に見えました。
管理人から
日光の猿もかなり悪さをしますが、タイの猿も負けてないようです。タイで猿は神様の使いだったか味方だったか(ハヌマーン)なので、あまり手出しできません。結構タチ悪です。このあたりではバスに豚や鳥も乗せられるので、猿が乗ってても驚きませんが、もしも勝手に乗ってるとしたらそりゃ驚きだわね、やっぱり…。