タイの警察の秘訣 PART 3
地方に行くとき、たくさんの小さなトラック(ホックロー=6輪車)や大きなトラック(シップロー=10輪車)が走っているのをよく見かけます。
これらのトラックは田舎の目的地とバンコクの間で品物を運んでいます。これらのトラックは大きくて遅く走っているのでとても邪魔だし、重いものを運んだら道路が壊れてしまうし、とても迷惑だとみんな思ってます。
が、彼らにもかわいそうな点があります。
それは彼らはいろんなところで警察の検問によくやられるからです。
警察は検問する理由として麻薬や禁制品などをチェックするためだと言っています。検問中にトラックがやってくるとトラックを停めて、道の横に誘導します。
それから運転手の免許証やトラックやトラックの荷物をチェックします。トラックの前から後ろまで歩いて違反を捜します。
もし違反が出てこなくても、そのまま返すわけにはいかないので、何か理由をつけて直接お金を取ろうとします。その理由は「通行税」や「排気ガス規制」などです。(もちろん通行税なんてないです…。)
一方、この時に違反がたくさん出てくると警察は大喜びです。なぜかというと間接的(通行税など)に言わなくてすむし、それに金額をちゃんと言えるからです。
運転手は従業員ですから、だいたい怖くてすぐ払ってしまいます。
お金が足りない場合、警察は車の鍵をしばらく預かってお金を払った後で鍵を返します。
でも警察は一日以上鍵を預からないようにします。
それは警察にとってのリスクだからです。
なぜならトラックのオーナーは、自分のトラックが使えなくなったら仕事が出来なくて、収入がないことをいやがるからです。
だからトラックのオーナーはうるさく文句をつけることになります。
すると、警察も注目を浴びてしまうことになります。
これは警察にとって一番怖いことのようです。
タイの警察の秘訣、だいたい分かってきてもらえましたか?
日本の警察は優秀でそういうことがないと聞いてますが、こういう事はないのですか?
管理人から
大型トラックはバンコク市内に朝から夕方まで入ることが出来ません。通行規制をしているせいです。そして彼らはバンコクの時間に合わせてしか仕事が出来ません。そしてほとんど走った距離に応じて収入を得るので覚醒剤などに手を染めているケースが多いです。そして決まった時間になると決まった場所で獲物を待つ警察が検問を開始するのです。この時普通乗用車には目もくれないのがポイントです。列車の発達してないタイでトラックは大事な運搬手段なのに、もう少し考えてやれんかなあ、と思いません?
読者から
日本警察は絶対にありません
ありません!
(Oさん寄稿)