タイの警察の秘訣 PART1
もしもあなたがバンコクの道路を歩いたり車で走ったりしたことがあったら、警察が車やバイクを止めて話をしているのを見たことがあると思います。
もしかしたら、自分自身が彼らに呼び止められたことがある人もいると思います。
私もこういうことを何度も目にします。
多くの場合、呼び止められた原因がまったく分からなくて聞いてみたら、言われたことはあまりにもばかばかしすぎてムカついてくるような話だったりします。
本当は何も悪いことをしていないのに、彼らに呼ばれたらお金を払うことになると言うことをタイにいるほとんどのタイ人は知っています。
そしてそのお金は警察の酒代などになっているようです。
特に月末に呼ばれたら絶対に警察のエサになってしまいます。
今回はタイの警察がそういったエサを探す秘訣について書きたいと思います。
(こんなことを書いていいのでしょうか、私…。)
彼らはまず運転している人の格好、年齢、顔を見ます。
そして車の中にあるモノや一緒に乗っている人をチェックします。
また、車のメーカー、値段、ナンバー(タイではえらい人たちがいい番号の車を持っています。良い番号を取るのにお金がかかるからです。タイで良い番号というのは、9999、1234、9345などです。)をチェックします。
それから運転免許証を見せてもらったあと、運転手の姓名と住所を確認します。
もしも車の中にスーツのジャケットを掛けていたり、高い車に乗っていたり、良いナンバーの車だったり、名前がお金持ちなどだったりしたら、自慢した態度など見せずに警告のような振りをしてすぐ免許証を返し早く行かせてしまいます。
一方、もし色々チェックして何もなかったら、さっそく上手にお金を取る方法を考えます。
つまりなんとか運転手がしそうな交通違反を作ったり、無理矢理悪くさせたりします。
そしてその運転手自体も断っても断っても逃げるのは無理だということを知っているので、あきらめて黙ってお金を払います。
一回一回呼ぶたびに少なくとも50〜100バーツもらえます。
もしも本当に交通違反をしていると200バーツ以上もらえるかもしれません。
運がよく、外国人などだと200バーツ以上もらえるかもしれません。
と言うわけでバンコクの道路を走っているときは、事故にならないようにするだけではなくて、警察に呼ばれないように祈らなければいけないのです。
管理人から
タイの警察は公務員ですから給料が安いのですが、ちゃんとこのような副収入が
多数有ります。ホントある意味やくざが制服を着ているようなものです。管理人も自分の車で移動してますのでよく警察に呼び止めらます。しかし、これまで呼び止められたのは普通の格好をしているときで、スーツの時は何もありませんでした。彼らの口癖はパスポートがないなら警察に連れて行くとか、今危ない運転をしたとか(いったいどんな基準で?)、まあとにかく難癖です。日本人だと100バーツではなかなか返してもらえないことが多いです。マッピーによるとこのテーマを少し連載するようなのでみんなでタイの警察対策を考えましょう。