タイの田舎のワザ
この間私は母、母の友達、妹と一緒に映画を見に行きました。
その映画は「FULL MOON PARTY」というタイ映画でした。
これはタイ東北部のノーンカーイでの事件についての映画で、ほとんどイサーン語(タイ東北部)を話していました。
イサーン語はバンコクなどそのほかの地域の人にはほとんど通じないので、映画にはタイ語と英語の字幕がついていました。
タイ映画なのに、タイ語の字幕がないと分からないのです。
この映画は、ノーンカーイのメコン川で毎年オークパンサー(出安居)の時に起こるナーガ(大きな蛇)の火の玉、いわゆる「バン・ファイ・パヤー・ナーガ」の事がテーマでした。
そして映画の中でタイの田舎の人たちに信じられている様々なワザについて教えていました。
そこで今回はこの映画で紹介されていたワザについて紹介したいと思います。
1 雨の中で歩いていた人は、家に着いてからすぐに家の前にある大きなツボの中の水で自分の頭を3回なでます。そうすると風邪をひきにくくなるそうです。
2 風邪をひいた時、米の洗い汁を飲むと風邪が治る。
3 唐辛子が目に入って痛い時、膝をあげてその上に塩を少しのせてその塩をなめると、目の痛みが止まるらしい。
4 これはペットを飼っている人にいいワザです。猫が家の中のあっちこっちでオシッコやウンチをする時、猫の決まっているトイレや砂場で猫のおしりをその場所にこすりつけると、猫はその場所がトイレだと分かるようになるそうです。
5 猫がオシッコした所の臭いを消したい時、「マグルート」というタイの果物を輪切りにして、切ったマグルートで猫がオシッコしたところをこすってしばらくほっときます。そうすると臭いがなくなるしマグルートの香りで猫はそこでオシッコしなくなるらしいです。
6 えり元の汚れを落としやすくするためには、洗濯する前に輪切りにしたトマトでこすると良く落ちるそうです。
なお今回紹介したワザはタイの田舎の人たちが本当にやっていることです。
バンコクでは見たことがありません。
そしてタイの田舎の人たちは自分の周りにあるモノだけを応用してそういったワザを作ったみたいなので、本当に効くかどうか私には分かりません。
ただしそういったワザは昔からあるらしいので、たぶん現実に使えるワザなんではないかと私は思っています。
管理人から
今回はまるでタイ版「伊東家の食卓」です。が、本家同様、話だけ聞いているとなんじゃそりゃ〜と言う感じのモノばかりです。冷静に見て1は迷信くさいですよね。2はタイの米と日本の米が違うのであえてとぎじるとは書かなかったのですが、やってみてもいいかなって感じです。しかし、我が家はタイにいるにもかかわらずタイ米がないので効き目が不安…。3ははっきり言って日本人的にはなぜそういうことが起きるかさえ不明。普通唐辛子は目に入りませんって…。4と5は猫を飼っている人には是非試してほしいです。あ、管理人はペット系ダメなのでよく分かってませんが、もししつけの常識だったらごめんなさい。ちなみにマグルートはタイのレモンである「マナオ」の親戚みたいな色違いのやつだそうです。日本にはありませんが、柑橘系で試せるのではないでしょうか。6に関してはすぐ試せますが、ちょっと怖いですよね。汚れが取れても赤く染まってしまっては意味がないような気がします。もしもチャレンジしてみる気があったら、是非その結果をメールなりで教えてほしい、そう心から思う次第であります。