船のようなお寺
タイの寺院の特徴のひとつは、屋根や窓が色の入ったガラスで飾られて、ピカピカ光っていて明るく見えることです。それは日本の寺院と比べると全然違うと思います。私が見ていた日本の寺院はだいたい茶色や灰色などの地味な色ののある建造物で、落ち着いたような感じです。たとえたいと日本の寺院の外観と雰囲気が変わっても建物の形はほとんど変わりません。それは幾何学の形のある建物だと言うことです。
でも、数ヶ月前にタイのあるテレビ番組が変な形をしているお寺のことを紹介していました。そのお寺はタイにある一般的なお寺の形ではなくて、船のような形をしています。それにそのお寺は山の上にあります。飛行機から見ると、山の上に泊まっている大きい船に見えます。他の特徴は、お寺の中に「プラシースリーヨータイ(*1)」などのタイの歴史的に有名な人とタイの重要な人の像が安置されている部屋があります。
そのお寺はナコンサワン県のターダコー区にある「ワット・パー・シリワットウィスット」というお寺です。ナコンサワン県へ行く機会があったら是非一度そのお寺に行ってみてください。
(*1)=スリヨータイ王妃(昨年タイ映画史上もっともヒットした映画「スリヨータイ」の主人公。タイの英雄。
管理人から
たしかにタイの寺院は、日本のモノに比べてド派手です。色彩だけでなく建築様式自体が派手です。タイに観光で来た方はだいたい一度はタイのお寺を見てると思いますが、ほとんど同じ仏教とは思えないほどです。石で造るものと木で造るモノの違いもありますが、やはり環境の違いから来るんでしょうね。
ちょっと話は変わりますが、タイの建物ってすごい変わった形してます。たまに日本に帰ると日本の建物がすごい地味に見えてきます。芸術性で言えばタイの方が全然上です。でもそれは建築法がほとんどないからこそ出来るのであって、もしタイに地震があったらほとんど倒壊してしまうでしょうね。だって立派に見えるのは外側だけで、平気で中に木材使ってますから…。
そう、見えないところには全然気を遣わない(金を使わない?)んですよね、タイって。