カオサン的生き方
ということでカオサンに到〜着!
姫はかなりお疲れの御様子(-_-).。oOO
二人の口数が減った。
ということはオイラも疲れてたのか・・・・・・・・・・・?
お昼過ぎに到着したということで、とりあえず昼食を取ることに。
大衆食堂へ入り、オーダーを聞きに来るのを待つことに・・・・・・・・・・・ん?なかなかウエイターが来ないゾ???
・・・・・・・・・・『!”#$%&’()=〜』
どうやら、『入り口の作る人に食べたいものを言って、その場でもらってから座れ。うちのやり方だ!』と、言ってるようだ。
無言で立ち上がり、バミーを頼んだ。
これはかなりの定番メニューらしく、美味しいと店の人がゼスチャーで豪語していた。
量はそれほど多くはなかったが、ん〜おいしかった!!!マジで!
(バミーって言うのはタイ風のラーメン。タイ料理が苦手な日本人が食べるもっとも基本的な料理。マズく作る方が難しいのだ)
その後私達は、明日のカンボジア行きのバスを予約しに旅行会社へ。
日本人スタッフがいる所。
やはり日本人客しかいなかった。カンボジアまでは150バーツ。
ん?300バーツだったか・・・・・?まあどちらにしてもかなり安くいけるではないか。
日本では考えられん料金に感動。
さらに、カンボジアに3泊4日滞在するとどれ位かかるか聞くと、『100ドル強よ!まあ、頑張っても150ドルも使えないわ!』と店の主人。
おお、カンボジアも良心的。
(実はカンボジアまでは結構安い。そう、国境までは。そこから先の方が高いのだ。カンボジアに4日いても二人で100ドルあればいい生活なんだけど…)
そこにいた日本人と少し話をしたのだが、彼らは私達に『カンボジアに入ったら、ぜひトラックの荷台に乗って移動してください!楽しいッスよ〜!』と薦めてくれた。
フフフ・・・・・・・・・・・フハハハハハハーーー、私達はバスで行くのだ。
したがって、荷台には乗れない(悲)。
とりあえずアドバイスさんきゅう。
その後、二階の怪しいトイレを5バーツ払って借り、旅行会社を後にした。
(カンボジアを味わいたかったらいいかも知れないが、身体壊すね、あれは。あれに数時間乗ると降りた後もまだ揺れてます)
次は宿探し。
カオサンにはなんとタイで1番安い宿泊所があるらしい。
そこはなんと60バーツ!
これは聞いた話なので、実際はもっと安い所があるかもしれないし、ないかもしれない。
これまた激安である。
しかしどんな家なんだろう・・・・・・・・・・・・。
私達は何件か回って雰囲気と値段を調査し『プライバシーホテル』というゲストハウスに決定した。
ここは、日本人パッカーの初心者は誰もが通るゲストハウスらしい。
値段は1人180バーツだったか。
荷物を部屋に置き、少し休んでから洗濯しに行くことにした。
(もっと安いところは必ずある。管理人も昔泊まったことがあるが、ここは監獄以下である…。なんて言うか、この辺は身体の形にベッドがくぼんでいるのは当たり前の世界なのよね…)
洗濯物を二人分持ち、いよいよカオサンの街を物色しに。
そこで見た光景は、街を歩けば歩くほど日本人に遭遇するではないか。
ホント日本人だらけ。
2人に1人は日本人でした。
ハイ言い過ぎです。
(たしかに2・3・7・8・9月は日本人比率が異常に高い。どうも行かなくてはいけない場所だと思われている節があるほどである)
そういえばマオさんとヤスさんに、『カオサンはつまんね〜ぞぉ〜!』と聞いたことが
ある。
以前のカオサンはカオサンだったのである。
もっとタイ人が少なく、観光化もされてなく、カオサンだったらしいのだ。
んで戻って、洗濯物は夜9時に出来上がるという。
ということで散策開始!道の屋台で売っているフルーツが美味そうなこと、美味しそうなこと!!!
・・・・・・・・・・パイナップルゲット!10バ〜ツ(喜)!
食べながら歩き、カオサンから2,3本通りを外れた。
だんだん道が分らなくなり地図を見だすと、話し掛けてくるおじさんが。
なんと親切な。着いていくとトゥクトゥクがあるではないか・・・・・・・・・・?
ハハ〜ン。
そういうことね、タイ国さん!
(ちょっと前までカオサンと言えばバンコクで取り残された場所だったのだ。よく考えてみてくれ。汚い外国人がどれだけ安くいられるかを競うようなところがおしゃれなわけないだろ…。けど最近はタイ人が新しいスポットとして開発してしまったので変ってしまったというわけです)
タイ語が分らないので日本語で断り、大きな寺院に向かった。
しかしそこはPM4時までということで入れなかった(その時5時過ぎ)。
かなり歩いたな〜と思いながら地図を見ると、なんとカオサン通りは目の前にあるではないか。
私達は、巡り巡ってカオサンへ戻って来たのだ!
ん〜いいのか!?
お腹も空き、夕食を食べに行くことに。
夕食は<カオサン通りではないところで・ゲストハウスのレストラン以外・タイ料理>というルールを決め探した。
見つかった店は、なんだろう、路地奥にある、大衆食堂。
そこでガツンと夕食を取った。
かなり穴場と自己満足していたが、隣と後ろに日本人が座っていたことにはショックだった・・・・・・・・・・・(いない予定なのに、グスン・・・・・・・・・・・・)。
(カオサン周辺で日本人のいないところなんて…)
その後またもやカオサンへ。
結局カオサンなんだよな〜〜〜。
なんでカオサンに戻ってしまうんだろう・・・・・・・・・・・・。
カオサン引力か!?
今度は屋台のものが食べたくて、ウロウロ。
フフフ、『ヤキソバ20バ〜ツ!』と書いてるではないか!なんだこりゃ。
食べてぇ。
目の前の欧米系の人が食べてるではないか。
・・・・・と・・・・・・・・・・・・・
欧米人『ニホンジンデスカ?ワタシ、オオサカカラキマシタ。ウマレ、カリフォルニ
ア。イ〜オンヤメテ、イマハ、プ〜〜〜太郎』
姫『イマナニヤッテルノ???』
オイラ『イエス、ジャパニ〜ズ。ヤキソバオイシイデスカ』
3人でバラバラの会話をし別れた。
その後私達は姫の提案で有名な『お粥』を食べに行くことに。
その店は色々な本に載ってて、セブンの隣ににあるらしい。
あった。
1つ頼み、2人で食べた。
するともう1つ出てきたゾ。
どうやらコミュニケーションが上手くいかなかたっぽい。
よ〜しオイラに任せろ!もったいないお化けが出現しては困る。
必死に食べた(うっ)ε=┏( ・_・)┛
屋台オレンジジュースを買って、ゲストハウスに戻った。
戻る途中、何度もある屋台の前を通るのだが、そこのお姉さんがいつも笑顔で
『テンバ〜ツ!オレンジテンバ〜ツ!・・・・・(以下永遠の繰り返し)』
と連呼している。
いつ、何度行ってもである。
この人はロボットかっ。背中にネジでも付いてるんだろ。
そうに違いない。
なんと企業戦士。敬服。ハハ〜ッ!
(タイではこれでもかと言うほど同じことばかりしている人は数え切れない)
洗濯物の仕上がりまで後1時間。
姫は疲れていたので部屋で休んでてもらい、ちょっくら洗濯物を取りに。
日本人は夜も多かった。
そこで道にあった椅子に座り、10分間に日本人らしき人が何人通るか数えた。
そしたら39人!!!
これはかなり適当に数えたので実際はもっと多いはず・・・・・・・・。
(たぶん韓国人も日本人としてカウントしたことであろう。が、日本人はホントわかりやすいのだよね)
部屋に戻り、明日は朝6時半にバス停集合ということで、姫は早めに就寝したのだった(T_T)