パタヤービーチ

 タイに来て2日目。
 ん〜、今日からパタヤービーチ!あさってはサメット島に行く予定!
 その後バンコクに1泊し、カンボジアに行く予定!順調、順調や〜!

 まずパタヤービーチについて。
 正直、こんなに有名だとは知らなかった・・・・・・・(日本に帰って自慢したら、みんな知ってた)。
 しかもなかなか覚えられなく、帰国するまでの2週間、結局『パヤター』と連呼してしまった。
 まあ、こういう事には慣れていて、上京当時も東京の表参道を『ひょうさんどう』と呼んでいたりして、数々の恥はかいてきていた・・・・・・・。
(タイ語で正確に言うと「パット タヤー」がくっついて、「パッタヤー」なはず。パヤターは論外だけど…)

 話は戻って、バンコクではたくさんの日本人を見つけた。
 聞く所によると、2、3、8、9月はバンコクだけでなく世界中が日本人だらけになるそうだ。
 さらに年間約1700万人もの日本人が海外に出かけているらしィ。
 日本人の姿を見かけない方が不思議らしい。
 それを聞き私は、せっかくタイに来ても脱日本を果たせないのは悲しいィ、と思い、パタヤーにはかなりの期待をかけていた。
 日本人に会わない方法なんてワカランが、少なくともマオさんとマッピーが同行してる事に、勝ち誇った気分だった。
(私もれっきとした日本人なんですけど…)

パタヤー初日、11時までが朝食時間という事で、朝方寝たにもかかわらず、10時
半に起きてダッシュでレストランへ!!!
 しかも朝からタイ料理食べ放題ということもあって、私達はとにかく取った取った、食べた食べた。
 ん〜うめ〜〜〜。
 こっちは狂牛病も関係ないはずだから大盛りだ〜!!!
(ん?タイで牛肉食う人ほとんどいないから、タイ料理と狂牛病はあまり関係ない気がするぞ)

 ・・・・・結局、時間過ぎまでいたため、マッハで部屋に戻り準備して、マオさん達を起こし、いよいよGO TO ビーチへ。

『うひょぉぉぉぉぉ〜、すげ〜パラソルだ〜!もう9月なのにまだ夏なんて〜!日本じゃむ〜り〜』と素で、はしゃいでしまった。
 ・・・・・タイは1年中夏なのに、思わず無知をさらけ出してしまった(だから二浪もしたのだが・・・・・・・・)。
(さすがに文系だったらタイが熱帯だと言うことは知っておいた方がいいだろう)

 まずはみんなでHeinekenで乾杯!
 ぷは〜っ!!!
 これがほんとの美味さだと感じた。
 だってマジ美味いんだもん。
 そして海へ。
 日本よりは綺麗だった。
 いいね〜いいね〜南の国は。
 さらに金持ちパッカーの私達はジェットスキーに初挑戦。
 これがまた思った通りおもろいのなんのって!!!

 始めはオイラが運転してたが、だんだん下心も働いてきて、姫を前にし運転させ、オ
イラが後ろに下がった。
 そこで事件は起こった。
 ・・・・・・なんと姫はこういった乗物(車・バイク)に乗ると性格が変わるらしい・・・・・・。
 そう、<こち亀の本田>と一緒だったのである。
 私は圧倒されなにも出来ないどころか、必死につかまってるのが精一杯だ。
 さらに彼女は完全に夢の国に行ってしまったのか何を話し掛けても答えてはくれず、ビーチに戻った時は、30分オーバー料金を取られることになっていた(まあ当然なんだが・・・・・・・・)。
 そのぶん南の国の海を満喫できたので感謝、感謝。
(彼らは我々の制止を振り切り(目もくれず?)はるか遠くまったく違う方向目指して驀進していった。あれが夢の国だったのか…)

 パラソルでまたの〜んびりと休憩(パタヤパタヤ)。
 途中マオさんが焼きイカを注文!
 んで、そのおばさんは私達に背を向けて一生懸命焼き始めた。
 数分後『さあ焼けたわよ〜!熱〜いうちに召し上がれ!!!』とおばさんが持ってきてくれた。
 さてさてお・味・・は・・・『つ、つ、つめてぇ・・・・・・・・。一瞬にして冷めたのか!』
 責任感の強いオレは立ち上がり、そのおばさんを見つけ、『コラ、ババア、あんたも生活がかかってんだろ〜が、このイカ冷て〜ゾ。オイ。実は昔焼いたやつとかを持って来たんだろ、どアホっ!』と姫が見てる前で言った。
 つもりだったが、タイ語が分らなく、マオさんに代弁してもらった。
(管理人はこういう手抜きをまあまあと言ってあげられるほどオヒトヨシに出来ていないために結構激高してしまった)



 ビーチを満喫した私達は、今度はカートをやりにレッツゴ〜!!!
 実はカートは初めてなのである。
 日本のゴーカートはどうしてあんなにショボイんだろう・・・・・・・。
 どちらも2,3度やった事があり好きなスポーツだ。
 しかしここと、次に行ったゴルフでは、楽しさ+自分の運動神経の低さを実感したのである。
 この2つのスポーツは、やってみると頭で考えているのとは全く違ったのである。
 帰国したらマジ本とか買って、通って実力を高めたい!
 さらにこの塾があるなら通いたい!と思ったほどである。
(たしかにどちらもあまりセンスのいいものではなかった…。が、努力するというのならおつきあいしましょう。ちゃんと修行してリベンジしてくれ)

 夕方までパタヤーを楽しみ、一旦ホテルへ戻った。
 そして今まで海パンで過ごしていて、そんなオレと一緒に我慢して歩いてくれた方々にもう迷惑をかけられないので、ズボンを買いに行った。
 正直、足首まで布があればどんなズボンでも良かった。
 しかし、そこの店にはなんと『Live’s』が売ってるではないか!!!
 こっちの方がいいじゃ〜んと思ったが、中学以来の『Lee』に落ち着いた。
 この買ったズボンには大変お世話になったため、今も何度も穿いている!
 さらに明日のサメット島行きのバスを予約!
 快調・快調っ!!!

 夕食は海の上にある水上レストランにシーフードを食べに行った。
 さすがに美味かった!
 日本でもこんなに美味いシーフード料理を食べたことないんちゃう???
 オレの舌もタイ料理に慣れたな〜っと思った夕食だった。
(たしかにここはほとんど日本人のいないところで雰囲気は決しておしゃれとは言えないが、味と値段は結構いい。が、日本にはもっとうまいサカナがあるのでは?)

 夜も大人の時間になりパタヤーの街へ戻った。
 やっぱピンク色なのである。
 ケーキ屋でお茶して、23時頃、マオさんとマッピーと別れた。
 いよいよ今からは誰にも頼れない。
 今までは、ズボン買うにもチケット取るにも食事するにも、マオさんに頼りっぱなしであった。
 いよいよ姫に男をみせる時がきた!と、その瞬間『さあ、行くよ!』オッ・・・・・・・・、さっそく引っ張られてる・・・・・・・・・・・。
 なんとも格好がつかないので、強引に肩を組んでホテルに戻った。
(たしかに二人にしたあとかなり心配だったよ)

 さらに次の日のバスは、AM11時半という事で、今夜こそアバンチュ〜ルな夜を過ごせそうか・・・・・・・・と期待して風呂から上がると、姫はとっくにグ〜グ〜寝てるではないか。
 『この恥ずかしがり屋め。なかなか芸が上手くなったのう!!!』とユ〜ラユ〜ラしたが起きる気配なし。。。
 なんとトキメキのないタンパクな女。
 こうなったらチャンスは朝だと考え強引に寝た。

 しかし、あの興奮度からすぐ寝られるはずもなく、またもや今朝の起床は10時半。
 マッハで朝食と準備を済ませ、サメット島へ出発。
 3時間くらいで着いただろうか!
 バスでは昨夜の欲求不満を返してもらうため、1番後ろの席を強引にゲットし、膝枕をしてもらって行った。
 スヤスヤ・・・・・・・・・・!!!
(結局ゲンちゃんはいつも姫に頼りっぱなしなのでした)