2006/12/17
やっとの思いで今年のゴルフコンペが終わりました。いったい今年何回コンペに出場したのかなあと思い軽く数えてみたんですが、競技会を含めると11回・8回・6回・6回・4回・3回・3回・3回と1回だけってのが結構数多くあることに気づきました。これだけ何回???50回は軽く超えてますね。そりゃほとんどコンペでしかゴルフしてないなと思うわけですわ。。。この中で優勝した数が6〜7回。大きなコンペはもう100人以上いたりするので、ほとんど勝ち目はないですが、普段のコンペだけなら確率6分の1くらいになります。素晴らしい成績と言うべきでしょうか。。。思えばコンペに出始めて早5年ほど経ちますが、20回以上は優勝してるんですね。まあ、その陰には優しい先輩たちにかわいがられたおかげで精神力が強くなったという、わかりやすい構図があるんですけどね。今、極タイメンバーの皆様方がうちのコンペに出始めてその苦労を味わっているところですが、数年後にはちゃんと身になるはずですので頑張って欲しいものです。最近キャラウェイの四角いドライバーが気になる「ドライバーが30ヤードしか飛ばない」管理人の戯言でした。。。
2006/12/07
独断で決めた!ってことで、極タイ忘年会を12月11日に行うことにしました。一応タイでは振り替え休日でありますが、今現在すーさんとdaytonaさんは当日仕事があるとのこと。管理人は朝っぱらからJALコンペ。みんなクタクタで登場予定。ほぼ極タイメンバーがそろい踏みになるので、もし興味のある人がいたらメールなりでご連絡くださいませ。ちなみに極タイのオフ会は年に2回程度。非常に貴重な会合となっております。が、個人的にはほぼ皆様毎月どこかで顔を合わせているので、ありがたみが少ないせいか会合を開くモチベーションが少なめになってしまい、ご迷惑をおかけしております。また〜りと飲みましょう〜!
さてこの11日ってのがなかなかに曲者らしく、噂では南部の方で派手な動きがあるかもとのこと。派手な動きと言っても、実際毎日毎日何かしら爆弾騒ぎがあり、累計何人が犠牲になったかもよく分からないほど怪しい雰囲気なのですが、これがまた独立宣言をするとかしないとかですったもんだしてます。11日ってのは、10日の憲法記念日の振り替え休日だけにそう言うことを画策しているのでしょうが、深南部3県で始まったこの騒動もだんだんと北上し、ハジャイはおろかプーケットまで押し寄せているらしいです。プーケットでも爆弾が見つかったとか見つからないとかで騒ぎになっているようで、これでプーケットで爆弾爆発とかになりますと、数年前のバリ島を思い出させるわけです。危険なバリ島、安全なプーケットと言っていたのも今や昔、津波で壊滅的被害を受けて早2年、やっと立ち直りつつあるプーケットがどうなるのかもなかなかに心配であります。まだ外国人など観光客が大きな被害に遭っていないためなんとか小康状態っぽく報道されていますが、これがプーケットなんかで問題になると、また悩ましいことになることは疑う余地がありません。今はただ、何事もないことを祈るだけですね。それにしてもこの国、1年に1度は大きなニュースに巻き込まれますね。って事は、今年はクーデターがあったので、もうなしかな。。。う、来年が怖い。。。
2006/12/04
12月に入り、何が一番問題かというと、携帯電話の番号が変ったこと。前々からアナウンスはされていましたが、いざなってみるとこれがまた面倒くさいのです。かかってきた番号にかけ直すのは問題ないのですが、アドレス帳にあるのに電話をかけると、見事につながりません。。。そのたびに番号を打ち直してかけるのが面倒くさいわけであります。管理人は普段車の中から電話することが多いので、この作業は危険を伴います。あ、もちろんタイでも運転中の携帯はダメでありますが、これで取り締まっているのはまだ見たことがありません。。。管理人の携帯はいわゆる日本の携帯の改造版でありますので、半年くらい前に日本で買った携帯なんとかと言うソフトとコネクタをつなげれば、だいぶ簡単に番号が変えられるのですが、当然のようにどこにあるか分からぬまま今に至ってしまったため、だいぶ難儀しているわけです。明日はタイのお休みですので、この辺で掃除がてら捜したいと思います。
あ、明日に備えて酒を買わねば。。。一応禁酒デーのはず。。。
2006/11/30
円安とバーツ高で青色吐息な管理人です。逆にこの環境で喜んでいる人も多々いると思いますが、年末年始とタイにいらっしゃる方々は、この環境にビックリするかも知れませんね。。。
タイでは例のクーデター以来、あまり新しい話題がなかったりしまして、それが更新頻度を遅らせている原因でもあるわけです。人様にお話しするような話題でないものはそれなりにあったりするのかも知れませんが、個人的なネタを少し。
ここタイで管理人は名字で呼ばれるか、「まお」と呼ばれるかしているわけですが、「まお」と言う呼び方をしている人の半分以上は、管理人の本名を知りません。何かの弾みで気づかれて、「初めて知ったよ」と言われるわけですが、最近はどうも本人の思惑とは別に本名と「まお」という名前が一致するケースが増えています。そもそもこの「まお」という呼び方自体、タイでは非常にめずらしいものでして、タイ人は普通には呼んでくれない名前であります。日本では女性の名前として最近多く見受けられるので、知らない人は管理人を女だと思っていたりします。ま、それはさておき、どの辺で名前や顔が割れるかというと、これがまたゴルフだったり、フリーペーパーだったりするわけです。実際のところ、そこには本名しか出てこないわけですが、そこのメルアドを見たりすると思いっきりmaoなんちゃらと出てくるので、バレバレだったりします。ふと気づくと某大手フリーペーパーに顔写真が載ってました。実はここ、プライベートゴルフコンペの結果発表を写真付でやっていたりするので、自分が幹事の時は「自分が優勝しなかったとき」にカメラマンとなり投稿してます。だいたいゴルフのコンペだけで、年間に40以上参加している身として優勝しちゃったりするケースも年に4回以上はあるわけです。まだ何とかゴルフで顔写真付で掲載されてはいないのですが、例の東北県人会の取材で顔バレしてしまってます。これだけですっかり東北人として皆様に認識され、かつ本名までバレてしまうとは、本当にバンコクという街は狭いものだとつくづく感じ入る最近なのであります。
「あれ、まおちゃんって○○さんだったの?」
どちらも一人歩きしているような気がして怖いっす。つながったときに軽く笑いが入っているようでさらに怖い。。。ネットと実生活、そして仕事とプライベート、あまりに入り組みすぎているのもどうかと思う今日この頃であります。
2006/11/12
先週スワンナプーム新空港を使用する機会が2回ほどあったのですが、あの空港しばらくは管理人にとっては便利な空港になりそうです。と言うのも、ターミナルに隣接する駐車場がタダだから。。。将来的には1時間いくらの駐車場になるのですが、そこの利権がいわゆる前首相の奥様関連だったらしく、すべてお流れになったため、それが決まるまでフリーと言うもの。おかげで何時間停めても、つまり何日停めてもタダなのです。管理人の家から空港までおよそ20分ほど。駐車スペースを探してチェックインするのに30分ほどで済むのは便利です。トイレが少ないとか、テナントで出しているものがバカ高いとか、恐ろしいほど暗いとか、そう言うのが直る頃には、この駐車フリーの利点がなくなるんでしょうね。まあ一長一短。やっと見物人も減ってきて普通になりつつある新空港、空港税が高くなるまでに何回乗るのかな、管理人。とりあえず今月また何度か利用することになりそうです。
2006/11/03
先週末から中国に出張に行ってまして、なかなか体調が戻らない管理人です。中華料理にも色々ありますが、管理人の行く土地の料理はあまり合わないんですよね、いろんな意味で。あまり美味しいものもないし、胃が休まる暇もないし。。。一日中お茶を飲む風習自体に胃がやられ、ここの中華料理は幸いこってりしていないんですが、目があったら乾杯ゲームなのにお酒が合わないし。。。そしてなによりも長い長い。これはもうしょうがないことなんですけどね、タイに帰るとほっとします。
そう、今回は新空港も初利用してきました。ずばり、使いにくい空港ですわ、これ。良かった点は帰りのタクシーがすぐ捕まって、あっという間に家に着いたことくらいかな。と言っても、出発ゲートの方で乗るのでちょっと反則なんですけどね。しかもタクシーの運ちゃん自体が道を知らないので、自分で説明したんですけど、「こんなに早いのか〜」と運ちゃんが感心していました。たしかにちょっと変った経路を使いますから。距離は旧空港と変らないんですが、あきらかに所要時間は短くなったようです。
さて、この空港、とにかく物価が高いのが難儀。ハイネケンがグラスで170バーツとはビックリ。イミグレのスピードが上がった他は、歩く距離も増え、そしてなにより分かりづらい看板にだまされそうになるのがイタイですね。矢印の向きがちょっとおかしいんです。せっかく大きな敷地なのだから、もっと通路や待合室を大きく取ればいいのに、もったいない空港です。
そう言えば、帰りの飛行機は相変わらずイライラの連続でした。搭乗口で一列で並んでくださいと言っているのに、縦一列じゃなくて横一列になるかの勢いで人が殺到。管理人と横にいた西洋人が2人でそのクレージーっぷりにあきれてました。あまり列を守らないタイ人が完全に後ろに追いやられてました。恐るべし中国人の前進力。飛行機の中でも隣の人と話すのに、まるで10メートルは離れている人と話しているかのような声の大きさ。基本的に順番が待てないので、飲み物をサーブしているときも、まだ順番でないのに大声でCAを呼んで注文している始末。おかげで管理人は飲み物をもらえませんでした。。。ま、いいんですけど。で、極めつけは着陸時。昔はこの手の方々が乗ってると必ず拍手がわき起こったものですが、今回は着陸して減速している最中に既に立ち上がってカバンを取り出そうとする人がいたため、それに追随してみんな立ち上がる始末。機内は大混乱。CAたちが必至で座るように指示するものの、まったく聞く耳を持たないでまるで喧嘩沙汰。あげく、そのカバンを持って前に歩き出す人達も現れさらに混乱。CAたちはとうとう通路をふさぐ形で立ち上がり制止を求めるも結局中途半端。それだけ急いで出たいのに(本当は乗り換えに間に合わなくなりそうな人がいてその人たちが早く出たかっただけなのに、あんまりあわてるものだからみんなもそれに合わせてあわてただけ)、イミグレに向かう道中は大声でしゃべりながらのろのろ歩いているのだから意味が分からん人達だ。そこで長い道のりを生かしス〜ッと抜き去ってイミグレで並んでいると、なんといざ管理人の番と言うところになったら、おばちゃんがやってきてすっと前に入りそのままイミグレに向かって行ってしまったのです。なんだこりゃと思っていたらその後おじさんおばさん含め10人近くがなぜか管理人の前に入り込もうとする始末。さすがにキレて「てめえらどけ〜!常識考えろ!バカ野郎!」と叫びながら前に戻ろうとすると、邪魔だと言わんばかりの行動を取られたので、全員押しのけてイミグレに向かいました。後ろから中国語で色々言ってましたが、ホント勘弁してもらいたいものです。将来あの国が世界のスタンダードになったらかなりやばいっす、マジでキレそうです。ああ、思い出しただけでも気分悪くなってきた。。。まあ、それでも仕事であの国に行かなきゃいけないケースが増えそうなんで、それがますます管理人の気分を盛り下げて、体調がいっこうに上がらない理由なのかも知れません。次は明るい話題提供予定って事で、きょうはおしまい。
2006/10/23
管理人の名前のまおが酔っぱらいを意味することは、ちょっとタイ語が分かる人ならすぐ分かることですが、最近その元になるお酒についてタイではちょっと一騒動がありました。
たばこを吸ってはいけない場所が出来たり、たばこを陳列して売ってはいけない法律が出来て久しいですが、今度はその対象がお酒に回って来ちゃいました。日本でも飲酒運転を厳しく取り締まっていますが、ここタイでもこの数年「マオ マイ カップ(酔っぱらいは運転しない)」と言う標語の元に、飲酒運転を厳しく取り締まり始めました。なんでも袖の下で済むと言われていたこの国で、麻薬と飲酒運転は逃げられない、そのくらいの高い優先順位で取り締まりを開始。
まあこの辺まではいいんですけど、なんと今度は
アルコールに関する一切の広告禁止
アルコールの陳列販売禁止
アルコールを買えるのは25歳以上
などなど、なんだかちょっと意味不明のものまで含めて、いきなり公共保健省から提案が出されたようです。広告の中には、テレビラジオCMはもちろん、看板とかビアガーデンの大きな傘とか日ガーデンのビアガールも含まれるとか。。。ビアガーデンなくなっちゃうじゃん。もちろんこうなると、ゴルフの○○カップとか言うのも含まれてくるわけで、その最たる例が来年3月に予定されていたヨーロッパツアーのジョニーウォーカークラシックも、開催地がタイから韓国に移ったようです。
さらに陳列販売禁止なんてこれまた大それた話で、スーパーの酒コーナー自体がなくなるってことです。欲しかったら銘柄を言うしかないんでしょうね。今のたばこがそうですから。でも、酒の銘柄は多いですしねえ、、、無理でしょ、これ。見ないで選べます???新しい商品を出しても宣伝できないので、どうやって売るのかな。つうか、酒屋はどうやって営業するのでしょう。カタログ販売でもしろって言うのでしょうか。
そして25歳以上にしか売らないっていうのもいかがなものかと。飲めるのは18歳からな訳で、意味不明です。飲みたかったら年上に買ってもらえってことでしょうか。んんん?飲み屋で注文するときも同じだったりして。。。うーん、若者に人気のパブも取り締まり対象なんでしょうか。
なんだかお酒を飲んではいけないイスラムの国に紛れ込んだようですな。幸いなことに、この法案はとりあえず通らず(そりゃ業界が黙ってないでしょ)、今のところ現状維持ですが、これも修正してとおる可能性がないわけではなく、通ったときのことを考えるとかなり笑えない国が出来上がりそうです。観光立国としてそんなことでいいのか?と思うんですけどねえ。
管理人的には、酒でダメになる人が多い理由、それは酒の質の悪さにあると思うので(現にタイのお酒を飲むと体がおかしくなるケースが多い)、それを改善してその審査に通ったものに対して販売許可を出すとかした方がいいと思うんですけどね。ビア○○とかを毎日飲んでいたらやばいっす、ホント。どうせ変な抜け穴だらけの法律になるのは目に見えてますが、最近こんなのばっかりで、大丈夫なのかな、この国。。。極端すぎるんだよなあ〜。
2006/10/17
まあ、タイでよくある話だと思って聞き流してください。
管理人の友人の家にはよく子供が遊びに来ていて、友人の友達の子供と遊んでいるのだけど、あんまりいつも見るのでどうも管理人になつき始めてきた様子。顔が思いっきり日本人ぽいので、学校の友達かと思っていたんだけど、実は友人の嫁さんの息子で嫁さんと一緒に遊びに来ていただけ。でももうけっこう大きいし、学校に行かないだけ来ているのかと思ったらそうでもない。で、その友人と話をしていたらこんな感じの話に。(詳しく書くわけに行かないのでちょっと省略)
曰く、「子供のお父さんは日本人。そこにいる女がお母さん。(管理人はてっきり時々やってくるメイドだと思ってた)。お父さんは日本で働いていて毎週お金を送ってくる。でも本人はお金がないからタイに来ることが出来ない。その女にはタイの男がいるので日本の男には来てもらわなくていい。お金は送ってもらっているけど、子供は学校に行かせていない。だから子供はろくに挨拶も出来ない。もう小学校に行く頃なんだけどね。。。」
だってさ。よくある話しすぎてなんにも言いたくなくなったね。で、お金がなくなると友人の嫁のところに来て数日過ごすのだそうだ。子供の友達なので仕方ないけど、女だけなら追い出しているという話。
この日本人男性、40歳くらいだそうなんですが、仕送りの金額と仕事内容を聞いている限りおそらく日本でギリギリの生活をしているようです。仕送り金額自体、週1万バーツとタイで暮らすには全然問題ない金額なのに、子供を学校にも行かせず、それでもお金が足りなくなって人の家に泊まりに来るんですから、ほとんど男に使っちゃってるんでしょうね。。。
ホント、こんな話ばっかり聞かされているんですよね。友人と「今度この男が来たら教えてあげたいよ。」と話してるんですが、どっちもどっちかなってことでや〜めた。この国は、知らない方がいいことが多すぎです。。。
2006/10/12
タイは今、どこもかしこも大洪水。数年ぶりの大洪水だそうで、ちょっと雨が降っただけで道路が水没してます。場所によってはずっと水が引かない地域もあり、数日間道路が川と化した状態が続いてます。特に一昨日の雨はかなりスゴいモノがあり、管理人が昨日ゴルフ場に行こうとした道などはもう10キロくらいずっと川。膝上浸水の地域もあるほどです。車で走っていて水のせいで車が揺れる状態なんて、皆さん経験したことないですよね、普通。おまけに管理人の車はJAZZ、日本でいうところのフィットです。この車高じゃクリアできる深さではないのです、、、が、元に戻るわけにも行かないので結局前進。しばらくすると車が前に進まなくなってきました。やばい、エンジンがやられたか?と思って、何とか水のないところで車を停めてみてビックリ。車の下側、ガードしているカバーがすっかりめくれ上がって逆に向きになっているんです。なんというか説明しにくいですね、これ。本来ガードしているカバーの前の方がすっかり外れて下に落ち、完全に地面にこすれているんです、それも半端なく。これじゃ抵抗で水の中を進むなんて無理、って言うか道路を走っても10キロくらいしか出ません。おまけにスゴい騒音。何とか100メートルくらい走ったところで車を停めていると、タイ人のおっちゃんがなにやら近づいてきます。「車壊れているぞ〜」。わかっとるわい。するとおっちゃん、電話で友達を呼び始めるではありませんか。「大丈夫だ、友達が直してくれるから」。お〜、なんといいおっちゃんだ。まもなく友達が来て直そうとしますが、いかんせん針金で外れたカバーをつけ直そうとするもんで、これじゃまたこの先の道をクリアできないと説明すると、「外していいか」とのお返事。「後でホンダ行くから取っちゃってくれ」と答えると、待ってましたとばかりカマでプラスチックのカバを切り取り始めました。見事な手さばきでカバーを取り、わざわざ道まで教えてくれ(って言うかまっすぐ行くだけなんですけどね)、ニコニコしているので、こちらもニコニコしながら3人に50バーツずつ払うとみんな大喜び。そのまま30分遅れでゴルフ場に到着したのでありました。ちなみに我が愛車、本来黒だったはずなんですけど、すっかり泥でクリーム色になってしまいました。もう洪水地域を走るのは辞めようと固く誓うのでありました。やっぱ人間は自然現象には勝てないもんです。無理はキ・ン・モ・ツですね。。。
2006/10/10
最近雨の激しいバンコク。今日もかなりの雨が降り、スクムヴィットは水没。そして大渋滞。たかだか2キロもない通りを1時間かかる羽目に。嫁の友人が日本から遊びに来てまして、そこに出かけていったんですが、まず行くだけで大問題。結局雨の中車を停めて、歩いて駅まで行き電車に乗り換え向かうことに。食事後、その友人が空港に行くのにタクシーを探そうとしたらさらに大雨。タクシー待ちの列が。。。結局見つからなくって時間が来てしまったので、管理人の友人たちが集まっていた日本料理店に出向き、運転手付の人に送ってもらうことに。えらい目に遭いました。あのままだと、チェックインがギリギリだったですね、間違いなく。空港が新しくなり、そのせいで洪水が激しくなってます。あの地域はもともと湿地帯で、水をためておける地域だったんですが、今はもうすっかりコンクリートに覆われているため、水の行き場がなくなってます。そのため各地で洪水が起きやすくなっているというわけです。そう言う有機的な考え方はあまり得意でないこの国ですので、今頃になって空港のせいだとか言っていますが、これだけ情報のある時代なんですから、ちょっとは考えて欲しいものです。これに、BTSの新線の工事が加わり、しばらく大渋滞が避けられそうにありません。バンコク、マジで住みづらくなってつらいっす。住ませてもらっている身で言うのもなんですが、先が思いやられる展開。タクシン辞めて良かったのかどうなのか、この数年が見所ですね。日本も戦争に巻き込まれるかも知れませんし、どこにいても住みづらい世の中です。。。
2006/10/05
クーデター騒ぎで損失を被ったところと、逆に特需を受けたところがあったりしますが、それにしてもこの国の観光業って言うのは、何かに取り憑かれているような気もしますし、それをすぐに跳ね返す強さを感じさせたりするし、さすがは観光立国であるなという感があります。だいたいこの数年の間、1年に一度はビッグイベントがこの国の観光業を襲っているんですよね。クーデター、津波、鳥インフルエンザ、SARS、911とまあ、21世紀になってから半端ないこと限りなしです。にもかかわらず、毎年毎年この国に来る人は増えているわけでして、いったい何がそこまで魅力的なのか、この国に住んでいる私たちが知りたいほどだったりします。だって、目立った観光資源ってのはないんですから。ホントゾンビのよ強いですわ、この業界は。うに
がしかし、現実としてこの数年、インフレと原油高で物価は上がる一方です。バーツ換算していると10年で50%アップ以上になった感じがします。まあこの間にバーツは異常に安くなりましたんで、相殺されるんですが、それもこないだの話。1万円が2000バーツだった時代、正直管理人はタイの物価をそれほど安いと感じませんでした。もちろん衣食住は安いんですけど、それでもチョイ安くらいな感じでした。で、それから通貨危機になって一気に1万円が4000バーツを超え、いきなり物価半額気分。これでタイに住んじゃったようなもんです。そして極タイを開始した5年前はたしかにタイバーツは100バーツ1000円くらいの実質的な価値があったと思います。だから円とバーツの関係から物価は日本の4分の1くらいに感じたのです。ところが、、、物価は上がる一方で50%アップ。円はそれから下落して今では3100バーツ程度、つまり10年前に比べて50%アップていど。そう、結局10年前のあまり物価の安い国に感じないモードに戻ってしまったのです。だいたい、日本からタイに来るチケットを買った方が、タイから日本に行くチケットよりも安いんですから情けない。もちろん同じエアーですよ。そしてその間、ほとんどタイでも日本でも給料は上がってないわけですから、普通に考えて暮らしやすくなったとは言えないわけです。極タイ情報局も長らく更新しておりませんが、今同じネタを書いたらだいぶ違う情報になりそうですね。少なくとも100バーツ1000円というのは嘘に近いです。バンコクでは100バーツ500円くらいかな。。。実際のレートと1.5倍くらいしか違わないんです。つまり物価は6割程度。おおおおおお、実質的な価値ではなんと、、、すでに2.5倍になったも同然なのであります。ひどすぎ。なんか分かりづらい文章ですが、ようは5年前10万はタイで40万分くらい働いてくれたのですが、今や15万円程度にしか働いてくれないのですね、昔に比べて。まあそれだとなんですが、実質半分かな。田舎に行けば少し違うと思いますが、バンコクでの実感はそんなもんです。円ベースではきついのであります。管理人もそう言った輸出関連の仕事をしていますが、とにかくきついの一言。為替レートが20〜30%下がったら、売上も同じように下がるわけで、利益は、、、なくなっちゃいますね。そのせいかどうか知りませんが、最近管理人の周りの人達の景気はだいぶ悪いようです。なんせ、お金持っている人ってのは、基本的に円を持っている人達ですからね。なので、こないだクーデター騒ぎがあったときに、バーツが安くなることを切に祈った人達は多いはず。ま、管理人もその一人なんですけど。旅行者ももちろん円高の方が良いはずですし、何とかしてくれ〜ってかんじです。1万円3500バーツあたりで固定。どうですかね、このくらいで。
2006/10/01
9月27日、ラストドンムアンを味わうために無理矢理日本からの帰国日をこの日に設定し帰ってまいりました。さすがに職員が少ないのは目に見えていたので、機内預けはなしにして全部機内持ち込みにしようと思っていたら、あっさりと成田で却下。でもビジネスクラスにアップグレードしてもらったので喜んで荷物の振り分けに応じる。一応早く荷物も出ると思うし。。。エコノミーがいっぱいだからと言うことでしたが、乗ってみるとそれほど混んでいる感じはなかったんですけど、まあサービスってことなんでしょと納得。ゆた〜っとバンコク到着。おそらくイミグレ一番乗り。でも荷物が。。。荷物は結局いつもよりもちょっと遅いくらいで出始めたけど、結局プライオリティーが高いせいか、すぐ出てきたので帳消し。いつもよりも暗い(いつも暗いのにさらに)ので寂しさが襲う最後のドンムアン空港でした。思えばこの空港、間違いなく人生でもっとも使った空港であります。この先、新空港をどのくらい使うか分かりませんが、ドンムアンや成田を超えるのは難しいですね、だいぶ。。。
さて、管理人の友人であるS氏がその次の日都合良く日本出張になり、新空港のレポートを用意してくれましたので、掲載いたします。混乱ぶりがよく分かるので是非ご覧あれ。だいぶ大作ですわ。
スワンナプーム空港体験記
どう言う訳か、久々の東京出張が新空港の開港日と重なりしばらくは行くつもりの無かったバンコクの新空港、スワンナプーム空港に渋々出向いて行った。
私と同等の在タイ貧乏人の為の検証の意味も含め最も安く行ける交通機関である路線バスを利用し新空港に向かう事にした。公称BTSオンヌット駅発とされている552系統の路線バスは実はクロントーイ発である。夕方の混雑に差し掛かりどうしても座りたかった私はオンヌットでは無く一つ手前のプラカノン市場前から乗車した。予想通り乗客は約7割程度なんとか席は確保できたが次のオンヌットではバンナー方面への帰宅の乗客で満席にプラカノンで乗って良かったとしみじみ思う。運賃は空港敷地内のバスターミナルまで都内から一律35Bバスの運賃としては割高だがこれが新空港へ行く最も安い手段なのだ。バンナートラットの大渋滞を抜け約1時間半を要して空港敷地内のバスターミナルへ到着どうやらこのバスを利用して飛行機にこれから搭乗しようとしているのは私一人の様だ。後は空港の職員ばかり。それにしてもバスから眺める色とりどりのイルミネーションに彩られた新空港の勇士は美しい!の一言に尽きる。これから起こる苦渋の連続など思いも寄らない。バスターミナル内も何のアナウンスも無くキョロキョロしてると裏側にシャトルバスらしき物を発見。乗車しても空港内の路線図らしきものは有る物のアナウンスは全く無し。程なく発車し約20分で空港ターミナルへ到着。ここでも何のアナウンスも無いままHPで見た空港内の地図を思い出しTGゴールドメンバーである私は迷わずプレミアルチェックインのA,Bの有る一番手前のバス停で下車。プラカノン市場前から空港ターミナルまで待ち時間を合わせると約2時間余りオセイジにも速いとは言えない。
空港内に入り早速チェックインをしようと何時ものロイヤルシルククラスのチェックインへ念のため一応前に立っている女性に”ゴールドメンバーのチェックインはここですよね?”と尋ねると”いいえ、Hのカウンターでお待ち下さい”との事。何かの間違いではと思いながらも渋々Hのカウンターへ…とにかくやたらと広い。そしてやたらと天井が高い。延々と歩きやっとHカウンターへチェックインカウンターはまだ時間が早かったせいも有るだろうがガラガラすぐにチェックインできた。ゴールドメンバーでありながらロイヤルシルクのカウンターでチェックイン出来なかった旨を伝えるとその職員も驚いた様子だった。ラウンジが使えるかどうかもあやふやな様子でどうもミーティングが徹底していないらしい。空港税を払おうと自動券売機を探すが見当たらないどうやら幾つか設置されているカウンターで購入する様だ。当然自動発券機を購入する予算は出ていたに違いないのだろうがこれも誰かの邸宅か高級車にでも化けたのであろう。無事に出国の手続きを終え中に入るとそこは先ほどまでのだだっ広い空間とは対照的な宇宙ステーションを思わせる狭い空間だ。両脇にブランドショップのテナントが並び真ん中にレストラン、BAR、コーヒーショップなどが並んでいる。まだ開店が間に合わなかったテナントも沢山あるようだ。待合用の椅子や売店などは全く見当たらない。私はTGゴールドメンバーの使えるラウンジを探すべく従業員に尋ねるが誰も知らないか、教えられた所にたどり着いてもそこは建設中だったりでやっとセキュリティーの従業員知っている者がいてそのセキュリティーの場所を潜り出発ゲートが並ぶ通路を歩いて行くが行けども行けどもそれらしい物は見当たらない約300Mほど歩いた時にやっとラウンジらしき物を発見でも入り口が見つからない…そしてとうとう反対側のセキュリティーまで来てしまった。そこの従業員に”何番ゲートにお越しですか?”と聞かれ”ラウンジを探してるんですけど”と言うとその従業員は同情してくれた風でそのセキュリティーのすぐ近くに有るラウンジの入り口まで案内してくれた。それはそおと今通ってきた通路は出発ゲートへの通路!?動く歩道は無いし、とにかくやたらと狭い、トイレや飲食物の自販機、待合用の椅子も無い。普通のエコノミーの乗客は何処で待てば良いの?後にその不安は現実の物となった…
ラウンジの受付は問題無く済んだ。ここまでたどり着くまで1時間近く歩き回ったのでとにかくシャワーが浴びたいと思い受付のガトウーィの従業員に尋ねるとまだ出来てないとの事。仕方なく歩いて行くととにかくやたらと細長い造りのラウンジで先ほど通って来た通路を平行して戻る様な具合になった。結局もっと近くに反対側の入り口が有った様だ。私が入ってきた方向から見て一番奥ではジャズの生演奏をやっていてBARではそれなりに酒の種類も揃っている様だ。食べ物や飲み物が配してあるコーナーも数箇所有り、リクライニングシートの有る仮眠室やキッズコーナーなど新しい設備もある。インターネットでこの新空港のドキュメントを伝えようとインターネットルームに入るもパソコンはどれも壊れて使えない挙句の果てには停電になってしまいこの新空港のお粗末さをより理解することが出来た。ラウンジの中には肝心の出発便のゲートや出発時刻をしめすモニターは無く私が搭乗する筈のTG642成田行きの搭乗ゲートは出発寸前まで決定しなかった。
搭乗開始時刻が22:30だったので仕方なくラウンジを出てブランドショップの並ぶ通路でモニターを確認すると出発ゲートはD1Aとなっていた。そこへ向かうセキュリティーは長蛇の列が出来ていてこれはやってられないとラウンジから直接ゲートに向かえるのを思い出し、またラウンジの中を通り抜けラウンジに入ってきた時に通ったセキュリティーへここも少しは並んだがすぐに出発ゲートにたどり着くことが出来た。その出発ゲート付近なのであるが先程も書いた様に本当に狭いし暗い。一応椅子は有るが刑務所の囚人を座らせるような鉄製の冷たい椅子である。テレビも自販機も無くアナウンスも必要最小限しかない。チェックイン時のあの明るい広々とした空港のイメージとは全く正反対の暗く薄気味悪い空間がそこに有った。これでは今までのドムアンの出発ゲートの方が100倍ましである。ろくにアナウンスも無いまま待つこと約一時間やっとアナウンスが有ったと思ったらまた出発ゲートの移動そして結局優先搭乗も疎かになりバスでの移動搭乗となった。結局約1時間30分遅れでTG642は東京成田に向かう事になった。
成田への到着も結局定刻から1時間10分遅れで8時40分となった。9時に待ち合わせだったが流石我が国日本の玄関成田全てスムーズに進み9時丁度には出発ロビーの待ち合わせ場所にたどり付けた。
ダンボール箱14個とTG641にて帰途に…不安なのはターンテーブルでどれだけ待たされるかだ。
スワンナプーム空港には定刻通り到着したものの滑走路からTG指定の駐機場まで遠いこと遠いこと約15分程走ってやっと駐機どうやらまたバス移動の様である。今回は元々14個のダンボールがターンテーブルから出て来るのを待たなければならないので席も最後尾のEXIT付近にしのんびりと構えていた。バスがターミナルに到着し入国の手続きを並んでいるとこれはドムアンよりも広くスムーズに入国できたそして入管を出るとすぐそこがターンテーブルこれは近くて良い。テレビモニターでTG641のターンテーブルを確認し向かうと何時もの通関業者の従業員がもうすでに来て待っていてくれたので一安心。程なくして3個のダンボールが登場。これは噂とは違って何にも問題無いなあと思っていると次からがなかなか出て来ない。通関業者の従業員と世間話をしながら待つ事約1時間やっと14個のダンボール箱も出揃い私は通関業者からサインをもらって業務終了。ほっとしながら表に出ると!そこには旅行会社やお迎えの人たちで溢れ返っていた。何で?と周囲を見渡すとそこは余りにも狭い空間。香港のそれには全く及ばない、成田よりもドムアンよりもさらに狭い到着ロビーがそこに有った。あんなに広さを強調した空港なのに一番広いスペースを取るべきこの場所がこんなに狭いとは…怒りや憤りを通り越して呆れてしまう何時ものアメ−ジング タイランドにここでも出会ってしまった。人込みを掻い潜りなんとかシャトルバスに乗り込む。今度は10分少々でバスターミナルに到着。どうやら運転手と乗客の話から各バス停停車と直行(EXPRESS)が有る様だ。そして552は待っておらずこれは検証してみようと551に乗車。これはアヌサワリーチャイ(ビクトリーモニュメント)行きである。また夕方のラッシュ時にかかってしまいモーターウェーからラマ9世通りに入りもし渋滞が酷ければここで降りてタクシーでスクムビット方面に向かいBTSに乗り換えるか、自宅に向かうのがお勧めである。私は結局ラチャダーとの交差点まで乗ってしまいそこから地下鉄、BTSと乗り継いで帰途に着いた。
新空港は誰の考案かは判らないが、タイ航空の乗客の差別化があまりにも酷すぎる様な気がする。ロイヤルファーストクラス、シルククラスのみ別のカウンターでしかもチェックインラウンジまで存在するしかも座りながらチェックイン出来、ファーストクラスに至っては入り口まで従業員が迎えに行く。ゴールドメンバーは日頃多大なる貢献をしているのにも関わらず蚊帳の外である。チェックインスペース出発ロビーの広さ優雅さとは全く対照的な薄暗くて狭苦しい登場ゲート、そして狭くて使い物にならない到着ロビー。エコノミークラス利用のほとんどの乗客はレストラン、BAR、コーヒーショップを利用しなければろくに腰掛ける事も許されない。
即ち金を使わない者にはこの国に来るべからずと言うこの国の金権体質丸出しのこの空港を今後どうすれば良いのだろうか?約50%を我が国日本からの円借款から受けて建設されたと言うこの空港のこの状態を日本政府はどう考えているのだろうか?なんとか早期の解決を願いたいものである。
追伸*バスターミナルの中の路線図などはほとんどタイ語のみの表記で英語の表記は行き先ぐらいしかない。空港を利用する外国人旅行者にはあまり利用してほしく無いと言う事だろうか?シャトルバスにしてもアナウンスすらない。しかもバスの車体は韓国製で走行中爆発音がし今にも故障しそうだった。空港内の機器も韓国製品が目立っている。しかも故障が多発している。我が国から50%もの援助を受けながらこんなに韓国製品が目立つのはやはりタクシンの韓国寄りの政策の影響だろうか?日本政府の早期の対策をお願いしたいものだ。