2006/01/31

もう一月も終わっちゃうんですねえ、早いもんです。2月は管理人にとってすさまじく忙しい月になりそうで、その準備のために1月が終わってしまった感さえあります。各地に出没予定ですので、皆様よろしく。。。

さてさて、今日もタクシン首相様のお話であります。ライブドア前社長のホリエモンのニュースを見るにつけ、タイには地検特捜部はないのか〜!と感じてしまう今日この頃なのですが、今回はタイの証券取引委員会がタクシン首相一族に対して、持株会社の売却について、詳細を報告するように求めたというニュースが流れました。ホリエモンも海外に資産を隠しているという噂が出ていますが、ご多分に漏れずタクシン首相一族もヴァージニア諸島だかのタックスヘイブンに投資会社を設立し、その会社を利用して資産形成に役立てていたわけです。その投資会社だけで11%ほどの株(一族の株は約49%)を持っていたのですが、売却が決まってから長男長女に買い戻されたとのことです。1バーツで。。。ちなみに売値は49.25バーツ。単純に計算しますに、約160億バーツほどの差益が出ております。ま、元々自分の株なので、って話なのでしょうが、ようはこれ、思いっきり税金逃れなのであります。タイでは個人の株式売買による値上がり益は非課税ですが、法人は課税対象になるのがみそ。今回も、タクシン首相はこの売買益で税金を払う必要はないと言い張ってます。いや、間違ってないんですが、あまりの金額なことや首相という立場からも、みんなが「払えよ〜」と文句を言っていたのですが、このニュースで「やっぱりかよ〜」と不満が噴出しているタイ国内なのであります。ちなみにタクシン首相の嫌いなバンコク人(基本的にバンコクっ子には人気がない)に言わせると、「売却先だってどこの会社か分からない。どうせタクシンがどこかに噛んでいて、今までと変わらないんだろ」てな感じです。まあたしかに、今回もシンガポールの投資会社が絡んでますが、実際にはサイアムコマーシャルバンクをはじめとするタイ側の投資が半分を占めているわけで、もしこれに関わっているとしたら結局また半分は自分の会社みたいなもんだということに変わりはないわけですね。よくタクシン首相と小泉首相が似ていると言いましたが、ここにホリエモンも絡んできてしまったみたいで笑えます。そんなわけで、タイにも地検特捜部があれば、かなり調べてもらえそうでちょっとウキウキしたのですが、残念ながらここはタイ。ま、玉虫色決着濃厚ってことで。あまり期待しないで見てよっと。


2006/01/29

街は赤一色、と言ったら大げさになりますが、赤い(っぽいも含む)服を着た人で、バンコクはごった返しております。例年ほど爆竹の音が聞こえないのでもしかすると何か規制でもあったのかも知れません。あの爆竹はマジで殺傷能力がある代物ですから、あまり年中鳴っていると(去年まではそうだった)危険を感じます。そう言えば、ちょっと前までのプノンペンは年中銃声が鳴ってましたね。でも単発なので、こちらの方が音的には怖かったりします。

昨日はK君の日本帰国とGOLちゃんのアイルランド行きの送別会を兼ねた集会がありました。場所はGOLちゃんお勧めのビアガーデン。日本と違って、寒い時期しかないビアガーデンがないのがバンコクで、このビアガーデンも今月いっぱいでおしまい。寒い時期と言っても、涼しいくらいで野外にいてもいいかなと言う温度。ようは雨が降らない時期しかできないってことなんでしょう。ここでダラダラとビールを飲んでいたわけですが、ビールはすべてピッチャーにて注文すること4時間。あと一個ってのが何回続いたか。。。みんな結構飲んでましたね。K君が約1年間のタイ滞在で使ったお金とGOLちゃんがアイルランドへ語学修行の旅2ヶ月するのにかかる費用(ちなみに60〜70万かかるそうだ)と比べてビックリしたり、格闘技の話になったり、とまあそれなりにおもしろい会合でありました。ちなみに会計は6人5時間3600バーツなり。極タイ会合は収入比例払い制なので、基本参加費は200バーツになってしまいました。すーさんサンキュ〜!
2006/01/28

管理人の周りには中華系および中国人が多いので、普通の正月の時以上に中国正月が騒がしくなります。2006年、今年の中国正月は明日1月29日からでありまして、もう既に街では赤い服を着ている人を多く見かけ(これですぐ中華系だと分かる)、各種イベントをこなし始めております。各種イベントなどについては、<タイ人マッピーのタイ講座>の中で紹介してますので、そちらをご覧ください。管理人の仕事的には、アンパオ(お年玉)をあげることが一番大きいのかな、、、と思われます。思わず他国に逃げたくなります。。。日本と違い、兄弟などにもあげるのですね、このシステムは。家は嫁さんが長女なので、年下が多くいるのがポイント。もしも末っ子だともらう一方だったかも。。。毎年書くことですが、この時期に知らずに旅行すると大変なことになります。どこもホテルは一杯ですし、観光地もレストランも占領されてます。これから先、この数が減ることはなく増える一方だと思うと、中国のパワーを痛感せずにいられません。そういえば統計によると、海外旅行で一人あたりが使う金額は中国人が一番だそうです。金持ちが海外旅行するからなのですが、日本人がお金を使わなくなったのに比べ、その差がはっきりしてきているかも。あと10年でどう変わるか、見極めないと商売しづらいな、こりゃ。
2006/01/26

食中毒、暑い国にはどうしても身近に感じてしまうことです。今日買ったサンドウィッチが、そのまま置いておくと明日には酸っぱくなっている、そんなのが日常の国ですから。違和感があったら即捨てるのが鉄則であります。さて、そんなお国柄の中、人様にお食事を提供するレストランなどは衛生管理その他に非常に気を配っているわけですが、先日とある日本料理レストランで食中毒騒ぎがありました。この噂は狭い日本人社会ではやはりかなり速く広まりまして、管理人の耳にすぐに入ってまいりました。あるデザートがその原因だと被害者の方は言っているという話でしたが、しばらくすると違う人もそれであたったという話が。ある意味同情的な部分もありますが、日本的には営業停止を受けるネタであります。が、当初それをレストラン側が認めなかったと言うことで、さらに噂が広まってしまいました。いったいどうするのかなあと思っていましたところ、そのレストランが日本人会などを通して謝罪したという話が入ってきました。ちょうどその時その文章を目にする機会があったのですが、その時にバンコクに長くいる人達が口を揃えて、こんなの出したの初めて見た、と言っておりました。管理人ももちろん初めてです。これでその店の信用がどのように変化するか分かりません(素直に謝ったことでOKとする人と、この事件を知らなかったのに逆に知ってしまった人が多いこと)。読者の皆様的には、この場合の対応をどう思います?タイ系の店で同じことになっても、よほどひどいことにならない限りどうもならない気がしますが、この辺はみんな自分の身は自分で守れってことですね。でも、水や氷であたったからってどこに訴えるんだろ?誰にも訴えられない気がしますね、やっぱり。。。
2006/01/24

タクシン首相と言えば、タイの首相と言うことで海外には有名ですが、タイ国内では元々タイの通信王と言った感がありました。日本のDOCOMOに相当するキャリアーAISの創業者であり、そこから発展させた持株会社シングループの実質的なオーナーでして、ここから出てくるあまりある資力で政界を接見したと言っても過言ではない方です。たしか総理になる際に、その持ち株を一族やメイドにも分けた(名義借り)ことで一時タイのニュースは持ちきりになりました。おかげでタイで一番のお金持ちはタクシン首相の娘や息子達になったわけです(株式時価で)。このシングループ、前述のタイ最強企業AISをはじめ、ITV(民放)やシン・サテライト(通信衛星)やタイ・エアアジア(航空会社)、キャピタル(サラ金)などの有名会社の半分くらいを握っていまして、実質タクシン財閥のフラッグシップだったりします。そのシングループをこのたびシンガポールの投資会社テマセクに売却したと言うことで、タイの話題は持ちきりです。それにしてもこのテマセク、シンガポールではかなり手広くやってまして(政府系だからですが)、シングテル(通信1位)やシンガポール航空をはじめ、かなりの業種のトップどころを抑えております。まるでシンガポール版シングループ(正確にはシングループがタイのセマテクと言った方がいいかな)。今回の買収、ついこないだまで1株40バーツしなかったのに、この話が噂として持ち上がってからあっという間に上昇。結局今日現在48.25バーツになってます。ちなみにタクシン家は49.25バーツで契約済み。契約時にはもっと安かったので、もっと高く売れたとほぞをかんでいるかも知れませんね。で、一族の持ち株がなんと過半数に手が届かないギリギリの49.6%程度。これを全部売って733億バーツ。これが現金で入ってくることになります。さてここで問題。ホリエモンの話でも書きましたが、タイ最強の金の成る木を買収しようとしたら、なんと1500億バーツほどあれば良かったことになります。約4000億円です。ライブドアでも株式交換ならいけましたね。ましてやドコモなら。。。これが物価の違いなのであります。ま、その話はさておき、結局なんでわざわざこの金の成る木を手放したかというと、一つはタクシン首相がこれらの会社に便宜を図っていると言われる(実際にやってる)のを防ぐため。もう一つは、、、これまだ分からないんですが、この人がそれくらいの理由で手放すわけないと思われるので、違う分野で儲かるのを見つけたか、政治の世界の没頭する気になったか、息子の出来が悪すぎたか、家庭の問題でもあったか、どこかのスーパー占い師に勧められたか、そんな理由があるものと思われます。管理人的にはタイの歴史に名を残す素晴らしい政治家となるべく、、、と言う理由を期待しておりますが、はたしてどうなるか、これから目の離せないところですね。
2006/01/23

先ほど管理人の友人のお見舞いに行ったところ、管理人がいる間に急変(元々山場だったのですが)して、結局看取ってしまいました。まだ51歳だったというのにガンでした。闘病生活も見てきまして、自分の親を見ているようでつらかったのが印象的です。安らかにお休みください。合掌。

昨日の話の続きになりますが、あら〜、ホリエモン逮捕されちゃいましたね。ちょっと前に任意取り調べを受けたそうですが、あっという間に逮捕。しかも東京地検特捜部は西部の堤氏をやっつけた方だそうで、万全の布陣だそうな。これで粉飾決算が立件されれば、ライブドアは上場廃止。この会社の場合、これでほぼおしまい、ってことになってしまいます。今回のこの抜き打ち気味アンド速攻具合は、おそらく自民党の差し金でしょうね。フューザーの関連で自民党の代議士に飛び火し始めたあたりでしたので、その矛先をかわすためにそちらに目を向かせたかと。もう日本のニュースはホリエモン一色ですから。してやったりではないでしょうか。ま、それはともかく超子供っぷりを見せるホリエモンの錬金術その二について一応まとめます。

どうも彼のお金の使い方は子供のそれと似ているらしく、欲しいものは駄々をこねてでも手に入れたくなるようです。逆に自分のものは誰にもあげたくない性格だそうで。社内でボールペン一本の経費も落ちないのは有名な話。彼は給料や経費はあげないけど、その代わりストックオプションで儲けろと言ってますね。ようは株を分けて、その株が高くなれば儲かりますよって話。自身もそうやって儲かったのですが、経営者としてはコストダウンが出来ていいのでやっぱり目の付け所がよいです。そんな彼、周りにどんなブレーンがいるのか知りませんが、とにかく商法というものを研究しているのやらしていないのやら、法ギリギリを追求するのが好きなようで、彼がやった後に法改正されていることが多々あります。そう、彼はある意味リスクを背負って攻め込んだわけですが、どうも彼はそのリスクに対しての認識が甘いようでした。ま、それがこの結果なのですが。。。結果はともあれ、彼の錬金術の基本はその一に続き、このようなものがありました。株の分割と虚飾(粉飾?)決算(利益の付け替えなど帳簿上のごまかし)と株式交換。以上が彼の得意技であります。2番目のもの以外は別に違反ではありません。ま、2番目が決定的にちょっと会計をかじった人ならすぐ分かる程度のものだったのが、人を小馬鹿にしている気がしないでもないですが(だから簡単に金持ちになれるという本を書いているのかも知れないですが)、一応その他の内容を。まず、彼は自社株の評価付けをはじめちょっとおかしげな決算とすばらしい自社アピールを利用して高め、実力以上(それもトンデもなく)の評価を受けることに成功します。はい、まずこの段階で身の丈にまったく合ってません。次にその株を分割することにします。株は分割してから株主の手に届くまでにある期間があるのですが、その株は手元に来るまで売ることが出来ません。つまり、10分割したら発行株数は10倍になりますが、流通株数はしばらく元のままなのです。この間は発行株数の1割の中で売買が成立することになり、上がるのも下がるのも非常に大きく変動する期間になります。通常株式分割は好業績の会社しからやないのもこのためです。そして当然この間にありとあらゆることをして(いわゆる2番目のもの)、株価のアップに努めます。株主の手元に株が届く頃には株価は急騰済み。誰も怒る人はいないわけです。そしてこのまるで信用買いを使って儲けたかのような株を利用して、張り子の虎を虎にすべく、業績の出そうでちょっと落ち目な会社やネームバリューのある会社を株式交換によって買収します。この場合の株式交換なんて、日本円でタイの企業を買うようなものです。そこそこの価値があっても株価が安ければあっという間に買収完了。しかも現金は全然いらなくって、それこそ株をたくさん発行したって買えちゃうわけです。これは非常に恐ろしいことで、日本でも海外からの株式交換を認める法律が成立したそうですが、訳の分からない会社でも株価さえ高ければなんでも買える計算になってしまいます。タイではこれは許されていないはずです。そうして張り子の虎の張り子はどんどん大きくなり、張り子に見合った虎が欲しくなったわけです。その虎として近鉄バッファローズやフジテレビが選ばれたわけですが、残念ながらその虎刈りには失敗してしまいました。それでも少しずつ張り子が埋まりつつあった今日この頃、とうとうちょっとした不正(ホリエモンはその程度にしか思ってないはず)がばれて、あえない結果となっております。グループの株式時価総額も1兆円を超えていたものがたった1週間で3分の1になってしまいました。ちなみにこの時価総額、日本最高はトヨタの21兆円(売上19兆円・利益1兆6000億円)。最盛期のライブドアは日本で100位くらいになってました。張り子の虎で言う張り子の部分がこの時価総額です。そして虎の分が売上や利益などの実態ですが、ライブドアは売上780億円利益120億円程度なのです。ちなみに日本の売上高100位の企業で売上1兆円を軽く超えてます。いかに張り子の虎だったかが分かると思います。ちなみによく似ていると思われているヤフーはプロバイダやコンテンツでかなり儲かっているので、内容は全然違います。ま、そんなわけで管理人は株を買わずに済んだわけですが、ライブドアの株に限らず、このライブドアショックで損した人はかなりいるわけで、これがほぼ彼のせいかと思うと居ても立ってもいられない人も多いのではないでしょうか?管理人的には、彼の仕事のやり口にはそれほど否定的ではないところがあるのですが、彼の言動や行動は一部の人の神経を逆なでしているだけで、自分だったそうしないのになあと思ったことが多々あります。出る杭は打たれるという日本で、かなり頑張ったと思いますが、他にやりようがあったろうに。敵を作り過ぎちゃダメですって。もう少し彼が大人で、常識があったとしたら、おもしろい人物になったと思うんですけどね。そんなわけで、ホリエモンの錬金術その二おしまい。またリクエストがあったらなんか書きま〜す。
2006/01/21

昨日のおーどりーさんの試合の結果です。1ラウンドKO勝ちと言うことです。まだ詳細が来ておりませんので、詳しいことは後ほど。訳の分かんない時間に本人からメールが来ていたので、たぶん祝勝会でもやっていたのでしょう。まずはひとまずメデタイってことで。

今日のネタはほぼ管理人の記憶に基づく話なので、多少間違っていてもお許しくださいませ。リクエストのあったライブドアの話。なぜかライブドア自体の話から突き進みます>daytonaさんのために。。。

ライブドアが日本だけでなく世界中を震撼させておりますね。ライブドアライブドア(ホリエモンホリエモン)と去年あたりから恐ろしくよく聞かされ、すっかり日本中に認知された名前になってしまいましたが、いったいライブドアがどんな会社なのか知っている人って殆どいないんじゃないでしょうか?実際には堀江社長(以下ホリエモン)が立ち上げた企業ではなく、ホリエモンが買収した会社。元々は無料インターネットプロバイダの会社でした。将来性(知名度)はあるものの収益の上がらないまま潰れたこの会社をホリエモンが買収し、自身の会社であったオンザエッヂという会社名から知名度のあるライブドアという名前に変えたわけです。ちなみにこのオンザエッヂはたしかHP作成の会社。つまり元を正せばHP作成会社が途中ソフトウエア開発や販売などを経て無料インターネットプロバイダの設備を手に入れた会社なのであります。いったいこのどこにこれほど儲かるネタがあるのか?非常に興味のあるところです。記憶が定かであれば、このオンザエッヂという会社、最初は世界のTK小室哲哉などのHPをつくって一躍有名になったはずでして、当時HPというものが出来たてだった世の中で、一歩抜きんでた存在だったわけです。で、それがITバブルの波に乗り、東証マザーズに上場。瞬く間に実態とかけ離れた株価をつけ、ホリエモンを大金持ちに仕立て上げたのがそもそもの始まりです。その後、その株価を利用して(売上自体は本当にたいしたことない会社なので)、他社の買収に努め始めます。これで買収されたのがライブドアになるわけです。潰れた会社なので、ほぼただ同然で手に入れたこの会社の名前を、さくっと自身の会社名にしてしまうところは非凡なところでありますが、結局このライブドアという会社の持っていた資産は現在殆ど受け継がれていません。無料インターネットプロバイダ事業ではなく、有料インターネットプロバイダだけ残ってます。この頃からネットをやっている皆さんならよく知っているライブドアのポータルサイトを世に出し始め、それがますます知名度を上げる結果となりました。ちなみにこのポータルサイト、ヤフーが日本一なのでとても有名ですが、殆ど儲かる商売ではございません。前にリクルートが持っていたISIZEを覚えている方もいるかと思いますが、元々情報を持っていた会社がやってもこけるのです。ライブドアのこの事業自体もおそらく宣伝媒体としてしか機能してないのではないでしょうか。じゃあいったい何で儲かっているの?とだんだん真剣に考えましたところ(昔株を買おうと思ったので調べたことがあるだけですが)、この会社のちゃんとした利益はほぼ買収した金融会社(ライブドア証券など)から上がるものなのです。つまり本業とは何も関係なく、高い株価を生かした資金調達で得た金で買収した会社から吸い上げた利益が殆どな訳です。しかも、その買収した企業は世間でも有名だったり、儲かるものだったりするので、ちょっと無理して買ってもその後そのおかげで株価が上がり、結局その本業がどうこうする前に既に儲かってしまうため、その株価を持ってさらに違う買収をすることが出来るわけです。これぞホリエモンの錬金術その一なのであります。昔、バブルの時代に土地を持っていた人が、土地を担保に金を借り、その金で違う土地を買い、その土地がすぐ値上がりするので、またその土地を担保にして金を借り、気がつくとこの繰り返しで、地代収入も入るし、資産も一気に増えるし、銀行もどんどんお金を貸してくれるし、と言うことがありましたが、土地が全般に上がったのに比べ、彼の場合、株が上がっただけの話なのです(ちゃんと上がるように仕組むのがポイントですが)。こうやってあまり実態のない会社にもかかわらず、知名度と株価だけはウナギ登りなライブドアが、本当に知名度を上げる事件が一昨年ありました。あの近鉄買収事件です。livedoor(英語が実際の社名)がライブドアを買収したのが3年くらい前のことで、名前をlivedoorに替えたのがその半年後くらいだったのですが、それから1年後、お金だけはあるこの会社が消滅寸前の近鉄バッファローズを買収すると言い出しました。これだけで一躍時の人となった彼は連日連夜マスコミに出まくり。結局買収は出来ませんでしたが、知名度を上げるという彼の目的はすっかり果たされました。日本中、誰でも知っている人というのはそういませんが、彼の知名度は小泉首相レベルにまで達したと思います。そしてそのほとぼりさめやらぬ去年、なんと彼はテレビ界の雄フジテレビを買収する決心をしたわけです。この辺の経緯は最近の話なので皆さんご存じだと思いますが、フジテレビの親会社ニッポン放送を買収してフジテレビごと手に入れようという算段。元々親会社の方が株価総額が小さいというのがそもそもおかしいので、この会社何度も買収乗っ取りの話が出ており、正直こう何度も何度もやられるとバカなんじゃないのと思ってしまうのですが、それを本気でやって痛み分けに持ち込み、結局ただ数百億円という金を手に入れた彼はやはり非凡であります。そしてその後、衆議院選に立候補したり、中古車買い取りのJACKやセシールと言った優良企業を手に入れたりと、飛ぶ鳥を落とす勢いの2005年を終えたわけです。

と、ここまではホリエモンの錬金術その一であります。次回は錬金術その二、ダークサイドオブホリエモンのご紹介を。ではでは。
2006/01/19

掲示板の方でライブドアの話をリクエストされたのですが、これは近いうちにリクエストに応えるってことでご了承ください。そんなわけで今日のネタはスワンナプーム新空港の話です。今年6月開業予定のこの新空港、6月はワールドカップだから目立たないので開業予定を変えるとか何とか言ってましたが、昨日タイ国際航空のケータリング工場が火事になったそうな(一人死亡)。そのもの自体はまだドンムアン空港にあるので、機能的にはそれほど問題ないと言うことです。が、この前に滑走路に問題があることや、セキュリティーチェックの機材に問題があるとかで、この件でも開港が6月に間に合わなくなるだろうとのことです。航空会社にとってはえらく迷惑な空港になりつつある気がします。。。世界一高い管制塔とか、世界で一番時間のかかった空港計画だとか、そんな呼び声を言う前にこう言う面くらいはタイっぽさを捨てて、時間を守りましょうぞ。ついでにいつも言っていることですが、ノングーハオ空港>スワンナプーム空港と来た空港名、是非ともプミポン空港に替えてくださいませ。今ならまだ間に合います。これぞ、在位60周年を迎える国王陛下へのプレゼントとして最大のものになるのではないか、そう管理人は考える次第であります。
2006/01/18

まずはお待ちかね、21日に行われるおーどりーさんの久しぶりの試合(非公式戦)のご案内から。

1月21日(土) 20時くらいから
タイ料理店「オーエンジャイ」 千代田線綾瀬駅徒歩約3分
対戦相手はOGUNIジムの方です。(名前は公表していいか分からないので非公表)
立ち見だと予約なしで1500円でみれますが
お料理を食べつつ見たい場合は予約をしないといけないみたいです。お近くの方は是非〜♪
本人のコメント「私は一年ちょっと公式戦をしていないので感覚がにぶってないか心配です。」

ということですので、久々に日本で非公式ながら試合をすることになったおーどりーさんを応援しに行ってくださいませ。今回はさすがに管理人は東京まで行けませんが、キットゥンさんをはじめとして強力な応援団がついているでしょうから心配しておりません。誰かちゃんと写真撮ってきてね〜!

っと、これでおしまいってわけにもいかないので、ちょっとだけ。バンコクで車を運転していると、しょっちゅう検問しているところをみかけますが、この中で前々から不思議だったのが、高速の料金所で待っている検問。最初ずっとシートベルトの検問だと思ってましたが、そうではないことに気づきました。シートベルトしてなくても素通りできましたから。税金の未払いを調べているのじゃないのかな?というのが現在の感想であります。日本同様に自動車税を一年に一度払わなくてはいけないのですが、その証明書が日本と同じく車のフロントガラスに貼られております。これを払っていなければ、明らかにその年式からすぐにばれます。日本だと車検の残りみたいにいつまでと書かれてますから。だから1月になると調べやすくなって楽ちん。2549年になったのに、2548年のステッカー貼ってたらアウトですから。しかも逃げ道ないし。どおりで料金所のすべてのゲートに警察官が並んで待っているわけだ、と勝手に想像しております。ちなみにこの検問、よく見てるとかなり捕まっています。税金払わん連中多いんだろうなあ。。。自動車税に限らず、税金払ってませんって人、モノスゴク多いこの国で、ある意味確実に取られるVAT(消費税)ってのは偉大な存在なのかも知れませんね。そう言う意味ではタイにものすごく貢献している管理人でありました。
2006/01/17

今日は神戸の震災の11周年ですね。いやあ、早いものです。まさかあれから神戸にちょくちょく行くことになるとは思っても見ませんでしたが、いまだに傷跡は癒えてないという話をよく耳にします。明日は我が身ではありませんが、日本全国(世界中どこでもですが特に日本は高確率)どんな天災がやってくるか分かりませんので、皆様もお気をつけくださいませ。

タイに遊びに来て、日本では出来ない(もしくは高い)遊びをする方はたくさんいますが、先日ガンシューティング中に日本人が亡くなるというニュースがありました。タイでは陸軍の施設を一般に開放して銃などを試射させてくれる(もちろんお金は払います)ツアーなどが結構あります。管理人も何度か楽しんだことがありますが、今回はホアヒンにほど近いチャアムにて62歳の日本人男性が射撃中に倒れて銃弾が自分に当って死亡したそうです。警察発表では、その男性が何らかの薬を試射前に飲んで、その影響で倒れた時に銃が暴発して頭に当ったと言うことなのですが、なんだかイマイチ信じられない話ではないですか、これ?ばたっと倒れて都合良く弾が自分の頭に当るように出るのかな?ちょっと疑問点満載ですね。当たり前のことですが、もしも間違って銃が暴発したとしても、同行者が見てなかったら分からないですからね。誰かに撃たれたかも知れないし。。。しかも同行者はタイ人だったそうですが、真相は闇の中。。。この国のニュースをまともに見ていると疲れることが多いのであります。うーん、でもどう考えても自分の頭を銃で撃つのは難しいなと思う管理人であります。銃での自殺シーンを考えると苦しい設定じゃないかな、と。それとも弾がどこかにぶつかって戻ってきたのかな?誰かこのミステリーのなぞを解いてちょうだい!
2006/01/16

さて皆様、普通こんなニュースを毎日聞いたら、どのような感想を持ちますか?

「数年続く独立運動に伴うテロ行為(数日に1回何か爆発・死者多数)」
「海外との条約(FTA)反対に伴う農民の反対騒動(会議場へ突入)」
「政権担当者の腐敗・職権乱用への抗議活動および集会(数万人規模)、最後は首相官邸突入」

まさに政情不安定にしか見えないんですが、これが日本の自民党以上に圧倒的多数で議席を占めているタイ愛国党のお膝元で起こっている政治的事件の一部であります。これがなんだかたいしたことなく感じられるのは、すばらしいまでの報道管制。共産国や独裁国家ならともかく、この国は民主国家、国名は自由を表す国であります。が、殆どのテレビ局など、メディアを抑えてしまっている(ほぼ首相の私有財産みたいなもの)ため、都合の悪い記事はほぼ流れません。明らかに取り扱い順序が間違っているのですが、それを指摘するとかなりの厄介ごとに巻き込まれるため、誰も手を出しません。なんせ、自分の都合の悪いことを言う人は首になったり番組がなくなったりするのがこの国のテレビ局ですから。結局とことん追いつめられた人が最期に爆発して、まさに窮鼠猫をかむ状態になってしまい、今のような状態を産んでいるのですが、それがまた当局はたいそう気に入らないようで(当たり前のことですが)、いたちごっこの繰り返しになりつつあります。現在はタイの景気がいいと言うことで、何とか持っていますが、ミニバブルの感のあるタイ経済ですから、これがはじけたらどういう風に舵取りされるのかちょっと心配です。そう言えば、現在最新のニュースである首相官邸突入事件ですが、これデモ隊が無理矢理乱入したのではなく、「わざわざ」当局側が門を開けて進入させたという話が出てます。いわゆる罠です。これで法的に思いっきり罰することが出来るし、世間的にもこいつらが悪いというイメージを植え付けることが出来るわけで、どっちもどっちと言えばそれまでですが、ちょっとやり方が汚い気がします(ちょっととはかなり遠慮した言い方ですね、我ながら)。ま、逆にこういう風にしてこれまでいろんな事件を解決してきたんだなあと言うことが分かっただけでもいいんですが。是非タイの方にも、こう言うタイ政府のやり口を知っていただきたいものです。どうせこの辺もマスコミ統制によって、ぼかされて終わっちゃうんでしょうけどね。。。
2006/01/14

ここ数日非常に涼しい日々が続いております。だてにハイシーズンと言われるわけではないことを実感しております。我家は娘がハイハイで部屋中徘徊するようになり、危険な状態に近づいてきました。お世辞にも片付いた部屋とは言えない部屋ですので、何を口にしているか、電気系統に近づいているかなど気が気でありません。こないだは気がつくとベランダに出てモゾモゾ泥と戯れておりました。一瞬になくなったかと心配した上に、ベランダから落ちるかも知れなかったかと思うとゾッとします。どのくらいゾッとしたかと言えば、年間に数回しか夢を見ない管理人がその日の夢で違う場所から娘が落ちる夢を見て起きたほどです。。。ああ、縁起でもないったらありゃしないですね。

実は今、同時に3つのHPを作成中です。と言ってもどれも相変わらずデザインセンスはさほど必要ないものでして、チャチャッと作っちゃいたいのですが、何が難しいかと言えば色遣いとレイアウト(幅とか)だったりしまして、なにげに難航中。どれも急ぎだけに、始末の負えないところです。はたして全部今月中に出来るのでしょうか?内容はもうあるからいいものの、ページ数だけは結構ありますのが大問題。ま、見る人が少ないので、機能的に作っておしまいにしちゃおっと。そんなわけで今日はちょっと(かなり)手抜きの独り言でございました。
2006/01/12

今日の朝、20年来の友人が20日間のタイ旅行を終えて帰宅の途につきました。よくよく考えてみるに、管理人には小学校以前の友人がいない(音信不通)ため、もっとも古い友人の一人とも言えるわけです。最終日の夜は昔話や最近の動向などに花が咲いたわけですが、日本で普通に生活をしている彼と話をしていると、逆にタイの魅力みたいなものが分かって良いですね。これは管理人がタイに住む上でのモチベーションアップにつながります。そんなわけで皆様、管理人に会った時はなるべくタイの良さについてアピールしてくださいませ。そうすればまだ後数年はこのHPも続けられることでありましょう。。。

今日はタイの話ではないので恐縮です。昨夜その友人と話をしていた日本食屋で大分が話題に上がりました。大分と言えば別府温泉という話になったのですが、実は東北人の友人は大分がどこにあるのか?別府温泉とは?と言った初歩的なレベルから分からなかったのです。で、その時管理人も、大分は別府温泉に行く用事がないと、通り道でないから行くことがないんだよなあ、と言ったのですが、それを聞いた店のご主人、自分は大分人だけどたしかにそうかもしれない、と言いだしたのです。大分の方には恐縮ですが、たしかに日豊本線を使うか、松山から船で来るかしないと、なかなか大分ってのは行きづらいところなのです。で、そう言う土地ってどこか他にあるかなっと思ったところ、その栄えある第一位には和歌山が選ばれました。ここはもう行く用事がないと通り道にもなりませんから。ちなみに管理人が47番目に行った都道府県であります。管理人は東京ですが、その友人は青森、店のご主人は大分ってことで、なかなか白熱の議論になりましたが、この他に行きづらい土地として「秋田・山形・富山・石川・福井・鳥取・島根」と言ういわゆる日本海側の地名が続々出てきました。で、実は管理人が前々から思っていたのが、茨城の微妙さ。茨城ってどこにあるのか自体微妙な方が多いのです、関東以外で。昨日も茨城の県庁所在地は?と言う質問をしたら「宇都宮市?茨城市(それってないんじゃないの)?」という答えを二人からいただきました。水戸市民の皆様すいませんです。で、茨城もこれまた行く用事がないとなかなか行くことのない土地なのです。日立・大洗・つくばや牛久大仏などに行く用事でもなければ。。。常磐線しかり常磐道しかり。関東人にはメジャーなものが結構あっても、他の土地には結構マイナーなのです。と言うわけで、和歌山と茨城、そして大分が栄えあるみんな知っているけど、なかなか行けない土地に選ばれたわけです、バンコクの片隅で勝手に。これ、決して悪く言っているのではないですからね。ちょっと地理的に微妙な土地というだけですから。気を悪くなさらないように。今度はタイでこの話をしようと思いますが、微妙な県の方が多いからどうかなあ。ネタがなくなったら考えることにしよっと。。。
2006/01/11

やった円高、と思ったのもつかの間、バーツ高も進んでしまってあまり円高感の味わえない管理人。正直1万円が3600バーツくらいにはなって欲しいものです。その辺に為替の予定を置いているもんで。。。

バンコクに住んでいると川と言えばチャオプラヤー川を思い浮かべるのですが、東南アジア最大の川メコン川が最近問題になっているようです。メコン川は世界でも有数の大河ですが、流域面積だけでも日本の2倍の面積くらいあり、長さも4800キロほど(バンコク東京間より長い)ある恐ろしくデカい川です。そんなメコン川には上流から中国・ミヤンマー・ラオス・タイ・カンボジア・ベトナムという国々が接しているわけですが、その上流である中国にダムが出来すぎて、下流の国々に様々な被害が及ぼされているそうな。中国はもう川という川をダム化していて、このままじゃ下流の川だった部分がなくなっちゃうんじゃないの?と思うほど開発しまくっているのですが、その中でこのメコン川は他国の命綱に近いだけに国内問題とは言えないはずなのです。が、今の中国はそんなことはお構いなし。東シナ海では日本と天然ガスを争い、南シナ海では周辺国と石油を争い、とにかく資源が足りなくて足りなくてせっぱ詰まった上で大開発を行っているわけですね、見境なしに。これは水資源でも同じで、結局下流に水が来なくなり、その下流、タイ・カンボジア・ベトナムなどは魚は捕れなくなるは、船は航行できなくなるは、問題だらけなのであります。日本では考えられないことなので、どういう答えが正しいのか分かりませんが、川って上流に権利があるんでしたっけ?メコン川には世界最大級のダムがいくつも建設されているそうで、それが全部完成したらメコンデルタとかなくなっちゃうかも知れないし、トンレサップ湖もかなり小さくなっちゃうかも知れないんですよね。川自体が国境とか言ってられなくなっちゃうかも知れないし、問題だらけなんですが、この手の問題になると中国は聞く耳持たないからなあ、先々心配であります。日本も黄砂にやられるかも知れないし、早く環境資源の問題についてくらいは聞く耳を持って欲しいものです。まあ、それが一番の問題でもあるのでしょうから、一番難しいのかも知れませんが、世界の大国になりたいのならそれくらいの度量は見せてくれないかなあ。。。

2006/01/10

先週末行われたゴルフのアジアヨーロッパ対抗戦「ザ・ロイヤル・トロフィー」土曜日曜とも行ってまいりました。土曜はお客さんも少なく、これでいいんか?と思いながらも非常に見やすくて助かりました。お目当ての深堀組対ハウエル組を徹底マークして見ておりました。ほぼどのホールも最高の位置取りをキープ。何を話しているのかもよく聞こえました。さすがにS・K・ホは日本ツアーでやっているだけであって日本語お上手。前半は深堀の調子がイマイチで(そりゃ日本はシーズンオフですから)、おしくも負けてしまいました。が、それにしても身体が二回り以上も違うってのに、ドライバー飛距離はほとんど勝ってました。あのナイキのサスクワッチとか言うクラブは飛ぶのかも知れません。思わず欲しくなったほど。ちなみに管理人が一番お気に入りの日本人ゴルファーは深堀なのであります。管理人も何度か応援の声をかけさせていただきました。彼はナイキ所属なので、危なくナイキマニアになりかかるところでした。結局初日の対抗戦は2対6でヨーロッパの勝ち。二日目の個人マッチプレー8戦で決着が付くのですが、アジアチームはかなりやばい感じ。

二日目は11時過ぎのティーオフだったのですが、10時半前には現地に到着。駐車場は昨日よりも既に混んでいて、結構活気が出ておりました。なぜか手に入ったVIPパスを使ってVIPワゴンに乗り込み、VIPゲートから入場。が、一緒にいた人間はVIPパスを持ってなかったので、そこから一般ゲートに行こうとしたら、すでにそこは敷地内でチケットなしで入れちゃいました。さすがタイって感じ。。。それから練習場で練習する姿を見に行き、恐ろしくゆっくり振る選手達を見て勉強。で、そのまますぐに1番ティーの後方の看板の所、つまり一番真後ろから見られるところ(選手との距離推定2メートル)で選手が来るのを待つ。結局ここで、キャプテン倉本やセベ・バレステロスを見ながら約1時間半。ただひたすらティーショットだけ見てました。で、この後は管理人違うところで用事があったので、そのまま退散。結果は5対3でこの日は勝ったものの、トータルで7対9と負けてしまいました。かなり善戦したと思います。と言っても、向こうで負けたのはニック・ファルドとウーズナムなのですね。。。ちょっとオールドネームです。が、ヨーロピアンツアーの賞金王ハウエルに今野が勝ったのはスゴいことです。コースも日本ツアーとは違ってなかなか慣れないコースですし、来年はもうちょっとやれそうな雰囲気です。でも、どこでやるのかな?普通は順番にヨーロッパなんですが、この時期ヨーロッパは無理でしょ。。。

そういえば、5〜6日とプロアマが開催されていまして、管理人の知っている方が倉本と回ったそうです。今回倉本は選手ではないのでクラブを持ってこなかったため、人から借りてやったそうですが、それでも前半35・後半32で回ったそうな。さすがはミスター59ですね。日本人会のハンデ頭の方で34・40だったのですが、とにかく興奮しておりました。やはりトッププロは違う、と。

そうそう会場となったこのコース、アマタスプリングはまだメンバー同伴以外で回れないそうな。結構いいコースだったので、ちょっとメンバーになりたい気分。雰囲気はかなり高そうでしたが、はたしていくらなのかな。こんな風に思った人多いはずだから、会員権高くなりそう。。。誰かメンバーの人管理人を連れてって〜!


2006/01/07

プリペイドカード方式の携帯電話をを去年中に登録しないと使用できなくなるという話、覚えていらっしゃいますでしょうか?日本同様、匿名性を利用して犯罪に使われるからという理由なのですが、タイの場合、その犯罪が携帯を利用した爆弾事件などなので非常に危険であります。深南部のテロ行為の手口として、携帯を時限装置にするらしいのですが、これは単に使いやすいからなのか、それとも携帯電話と言えば思い出されるタイの携帯王への当てつけなのか、なかなか微妙なところです。で、その携帯登録ですが、まずその対象である深南部3県から実施されました。で、これはこれで登録していないものは使えなくなったそうなのです。そして最終的な期限であった12月31日が近くになるつれて必ずあるであろうと思われた最終的な告知(なんせ携帯全体の8割以上がプリペイドカード方式)など全然ないまま年を越してしまいました。アレレどうなったのかな?と思っていましたところ、結局システム的に出来ないと言う結論に。だったら最初っから言うなよ!と言う感じ。これでは深南部に対する嫌がらせにしか感じられません。元々文化的にも違う土地柄かも知れませんが、日頃の扱いといい、洪水の時の扱いといい、どう見ても虐待されているようです。同じようにイサーンもあまり面倒を見てもらっているとは思えませんが。。。正直チェンマイ(首相の地元)はいらないものまで作られているというのに、この差はいったい何なんでしょう。バンコクもお気に召さないようで(自分の党が指示されていない土地はお気に召さないらしい)、あまり政府からの恩恵は受けてません。それでも南に比べたら全然ましなんでしょう。このままではホントに爆発すること請け合いです。と言いながら、よく考えたらもうこの数年ずっと毎週のように爆破騒ぎが起こっているわけで、これは普通の状態ではないと思うんですけどね。いっそのこと独立を許した方がお得なのかも、と他人事のように思いますが、どこの国も内戦でも起こらない限り独立は出来ないもので、その内線一歩手前のような雰囲気がする割には対岸の火事っぽい雰囲気のする現在のタイっていったいどうなっちゃうんだろうか、少し心配な2006年でありました。
2006/01/05

このサイト、ホームページビルダーで作っているのですが、こないだ発売されたホームページビルダー10が手に入ったので今日から移行。してみたのですが、どうも9と言い10と言い動作が遅くなるんですね、極端に。で、結局8を使っている有様。そう言えば、オフィスもまだ2000を使っているし、新しければいいってもんでもないのが悩みどころであります。コンピューター自身は新しい方がいいのに、ソフトはそうでもないんですからイヤになっちゃいますね。

管理人はサプリメントマニアと言うほどでもないのですが、毎日飲んでいるものが結構あります。朝起きがけにアリナミンの錠剤とコエンザイムとヤクルト。これは欠かしません。朝早起きするとき(つまりゴルフするとき)にはリポビタンD。 お酒を飲む前には(つまりほぼ毎日ってことですが)ウコン。ちょっと前まではプロポリスも飲んでました。さらにクエン酸水(クエン酸を水で溶かしただけのモノ)。そしてハイネケン。。。最後のは余計ですが、これで何とか栄養不足になりがちなタイでの食生活をクリアしている毎日であります。ちなみにアリナミンを3日も飲まないとすぐに口内炎が出てきますし、ウコンを飲まないでタイのお酒を飲むと次の日残ります。。。そう言えばこうやって書いてみるととても安いモノばかり飲んでいることに気づきます。一日あたりいくらになるのかなと思いますが、おそらく日本で飲む何分の一かでしょう。これを薬漬けの毎日と呼ぶべきか、健康的な毎日と呼ぶべきか賛否両論あると思いますが、何もしないよりは数段体調はよいのでしばらく続ける予定です。皆さん、何か身体にいいものがありましたら是非教えてくださいませ。健康マニアより。。。
2006/01/03

アサヒコムを見ていたら興味深い話があったので、そのお話を。アサヒコムによると「昨年の日本人(日本国籍者)の結婚のうち15組に1組が国際結婚で、全体の6.6%まで増えたことがわかった。結婚総数が横ばいを続ける中、来日外国人の定着化などに伴って、10年前の1.5倍、過去最多の4万8414組の国際カップルが誕生。国内では外国人女性と結ばれる日本人男性が増えた一方、海外で届けを出すカップルは逆の組み合わせが目立つ。東京女子医大の李節子助教授が、厚労省の人口動態統計報告と、報告書に掲載されない海外分を分析してまとめた。04年に国内で届けられた日本人の婚姻総数は72万417組。国際結婚は3万9511組で、8割近くは夫日本人、妻外国人の組み合わせだ。一方、海外の日本領事館などに届けられた1万842組のうち、一方が外国人のカップルは8903組。うち85%が妻日本人、夫外国人のケースだった。国際結婚をした日本人男性計3万2209人が選んだ相手は、中国人が38%、フィリピン26%、韓国・朝鮮18%と続く。日本人女性1万6205人の夫は、米国人24%、韓国・朝鮮17%、中国10%などだった。」と言うことでした。国際結婚増えたなあと、当事者ながら思っておりましたが、15組に1組とはかなり驚きの数字です。まあさすがにまだタイが上位には来ておりませんが、それでもフィリピンのこの数字には愕然。もしかするとビザがきつくなる今年を前にして駆け込み○○結婚?なんて思っちゃったりしました。後数年もすると、国際結婚の離婚もネタになりそうな雰囲気です。実際問題、国際結婚における離婚率というモノを知りたい人は多いのではないでしょうか?まったく違う環境で育った人たちは、結婚を機に分かり合えるのか?それともやっぱり難しいと感じるのか?これまた当事者として知りたいこと満載です。日本人同士の離婚率も半端ではないモノになってますから、いったいあと30年もしたら、人生で何回結婚するか?と言うテーマの話になったときに、驚愕の数字が見られるかも知れませんね。。。
2006/01/02

西暦で言うところの2006年、日本で言うところの平成18年、そしてタイ的に仏歴2549年がやってまいりました。管理人は喪中のため、新年の挨拶は控えさせていただきますが、今年もよろしくお願い申し上げます。

今年は更新だけでなく、掲示板にもちゃんと返事を書こうと思っております。忘年会にてお叱りを受けましたので。。。ああ、頑張らなくては。。。

さてさて、そんな管理人、正月そうそう大それたことをしでかしてしまいました。おかげで2006年の元旦。1月1日は一生忘れられない日になってしまいました。何がそんなに大それたことかと申しますと、なんと、、、

ホールインワン!

を達成してしまったのです。。。場所はホアヒンの「THE IMPERAL LAKE VIEW HOTEL & GOLF CLUB」のAコース8番ホール163ヤード(POSTAGE STAMPと言う名前が付いている)。8番アイアンで思いっきり狙った(ニアピン賞が山積みされたいたので)ボールは、キレイにヒットしてそのままグリーンに落ち、ピンに向かってコロコロガチャン。同伴者もキャディもこのホールから立ち去ろうとしていた前のお客さん達も大喜び。管理人もそうですが、なかなか自分の打った分も含め、目の前でホールインワンってのは観られるもんじゃないですからね。しかもまあ、その日が正月だなんて、よく盆と正月がいっぺんに来たみたいだとか言いますが、この場合はなんと表現したらよいのでしょうか?ゴルフ保険に入っている管理人はホールインワン保険で10万バーツをゲット。すばらしいお年玉をこの歳になっていただきました。ちなみにこれは初ホールインワンでもありますが、初イーグルでもあります。曲がりなりにも人様よりは少し飛ばせる管理人は、イーグルの一つや二つ出てもおかしくないと言われてきておりましたが、まさかホールインワンで達成できるとは夢のような話であります。よく考えてみれば、これまで既に400ラウンドくらいこなし、推定1600回はPAR3があったわけですから、それだけのチャンスがあったわけです。ピンに当って5センチというのもありましたし、なかなか出ないもんだなあと、誰でも感じる思いをしていたわけですが、これがいきなりこう言う形で成就されるとは恐ろしいことです。実はこのホール、我々にとっては3日目の89ホール目だったりしました。あまり冷静に数を数えないでください。。。最後の18ホールだけ、管理人と友人、そしてジョインでウエールズから来たご夫婦と回りました。この夫婦二人とも飛ばす飛ばす。なんせ、優に300ヤードを超えていき、7番アイアンで200ヤード打とうとする方と一緒だったため、疲れているにもかかわらず気合い入る入る。その夜ホアヒンの街でイタリア料理を囲んでささやかなパーティーを開いたのですが、そのダンナさんの義理の弟があのセントアンドリュースのグリーンキーパーをやってるとかで、今度やりに来たら招待してやると言われました。なかなかなプレゼントであります。それにしてもこのコース、このメンバーで良かったであります。これがホームコースでさらにコンペなんぞで出てしまったら、いくらかかるか想像できませんから。キャディへのチップも自分のキャディが2ラウンド分含めて1700バーツ、他のキャディーにも500バーツずつだけで済みました。これがホームコースなら、、、恐ろしい、ああ恐ろしい話であります。ま、そんなわけでありまして、2006年、さい先のいいスタートを切りました。

皆様にとっても良い年でありますように。