ここではタイに関する管理人おすすめの本を紹介しています。
有名どころから、思わずニヤッとしてしまう本が満載です。
100人いれば100通りのタイがあるわけで、ちょっと違った視点からタイを見るのもおもしろいものです。タイへの興味や郷愁がつのること請け合いです。
極楽タイランドで紹介している本はすべてアマゾンドットコムで買うことが出来ますので、近所の本屋にない場合は是非こちらから購入してみましょう。1500円以上は送料無料、つまりタイ関連の本はほとんどがその値段を超えるので、事実上送料無料、家で待つだけと言うことになります。もちろんタイ関連以外の本も取り扱ってますので、下のバナーから探してみてくださいね。
下川裕治シリーズ | |
新・好きになっちゃったバンコク 双葉社 新・バンコク探検 双葉文庫 |
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タイと言うかアジアに関する本を何冊か買おうと思うと、その中に必ず一冊は下川裕治の著作があるほど、タイ関連本業界では著名な方。「好きになっちゃった〜」シリーズはこの他に、プーケット、沖縄、バリ、ベトナム、香港など世界各地のシリーズがあり、管理人も数冊持ってます。一種のガイドブック的内容になってます。が、下川裕治の世界はバックパッカー的旅行にこそ真価が問われるものが多く、その人生これ旅のような中で起きる出来事をまとめているために臨場感があります。また、今回紹介している本も「新〜」なように、続編が出るほどの人気です。 | |
深夜特急 沢木耕太郎(著) 新潮社 | |
深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール | |
我が母校の数少ない有名人沢木耕太郎氏の深夜特急、これを読んで旅に出てしまった人は数え切れないでしょう。今は昔となってしまった猿岩石の元でもあるわけですが、実は著者はバンコクがあまり好きではなかったようで(と言っても約30年前の話ですが)、さっさとバンコクを通り過ぎてしまうのですが…。ノンフィクション作家としてメジャーになってしまい、このような貧乏旅行をすることはなくなってしまって、その後の紀行ものはイマイチだけど、やっぱり深夜特急はいいです。一応2巻にタイのことが載ってるので紹介してますが、是非6巻すべて読むことをおすすめします。 | |
アジアパー伝 鴨志田穣 (著) 西原理恵子 (著) 講談社 煮え煮えアジアパー伝 鴨志田穣 (著) 西原理恵子 (著) 講談社 もっと煮え煮えアジアパー伝 鴨志田穣 (著) 西原理恵子 (著) 講談社 |
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アジアパー伝 煮え煮えアジアパー伝 もっと煮え煮えアジアパー伝 |
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今やタイ関連定番となってしまいました。解説には痛快アンサクセス・エイジアンストーリーとうたっていますが、一言と申しますと、笑いあり、涙ありの感動ノンフィクションです。ちょっと心が不安定なときに、酔っぱらってこれを読むとけっこうグッと来ます。カモシダ氏のバカっぷりとサイバラ氏の天才っぷりにはまいります、ホント。あの不朽の名作「ぼくんち」が好きだった人ならこの本が気に入ることは間違いありません。そうそう、最近管理人が買った本、ゲッツ板谷とサイバラ氏の情熱チャンジャリータ、これも笑えますよ。 | |
アンナと王様 エリザベス・ハンド(著) 講談社ルビーブックス | |
アンナと王様 | |
映画やミュージカルでおなじみのこの作品。もともとは実在の人物であるアンナ・レオノーウェンズと言うイギリス人が書いた日記が本物です。この日記もかなり脚色がかっているらしいですが、これを元にしてマーガレット・ランドンが書いたのが「アンナと王様」だそうです。それを2度の映画、ミュージカルを経て、つい最近リメークされてチョウユンファとジョディフォスターが出演したのがこの「アンナと王様」です。はっきり言って映画はちょっとタイのことなめてるな(タイでは上映禁止)と言う感じが否めません。この小説は映画の原作になってますので、まあその辺も…。 ですが、タイの近代史を勉強するのにはとっかかりやすいものになっています。現在でも人気の高いモンクットことラマ4世がこの王様でして、アンナが教えている子供がチュラロンコーン、つまりラマ5世になります。ラマ4世は妻が23人、側室が42人、58人の子供、もうすぐ生まれる子供が10人いると自慢したりするシーンなどは、王様の権威とはなんぞャ?と考えさせられてしまいますが…。アジア各国が非常に難しかった時代にタイの王様のセンスが見え隠れする本です。途中でも書きましたが、この本はあくまでも映画の原作です。昔の本は管理人見たことありませんので、あしからず…。 |
究極アジアごはん ロムインターナショナル(編) 東京書籍 究極アジアごはん スパイシー料理編 ロムインターナショナル(編) 東京書籍 |
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究極アジアごはん - 現地で学んだ本場のレシピをここに再現! 究極アジアごはん スパイシー料理編 |
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もちろんタイ料理だけではないのですが、この本かなりの便利度を誇ります。レシピはもちろんのこと、下ごしらえから作り方までしっかりと書かれています。特に「ここがポイント」という部分を見逃さずにやれば、料理の再現性はかなり高いです。このロムインターナショナルではけっこう管理人好みな本をたくさん出しています。出しているガイドブックもかなりマニアックですし、ラーメンのレシピ集なんかも出しているようです。 | |||||||
バンコク楽宮ホテル残照 谷恒夫(著) 小学館 | |||||||
バンコク楽宮ホテル残照 | |||||||
不朽のタイ旅行小説「バンコク楽宮ホテル」の続編。80年代のパッカーと言うのはまだカオサンではなく、チャイナタウンいわゆるヤワラー周辺の旅社(中華系のホテル)に居を構えていたそうです。管理人はバンコクでは旅社に泊まったことはありませんが、違う国では経験しています。なんと言っても安く汚い…。イメージはそれだけ。しかし、そこで会う人たちは皆筋金入りという言葉がぴったりで、まさに「ナンチャッテ」の匂いのしない人たちばかりでした。そんな筋金入りの一人である著者が20年ぶりヤワラーに帰ってきて感じる、変わってしまったここバンコク…。全作が旅行小説だったのに比べるとちょっと内容が違いますが、これを見てノスタルジックを感じる人多いでしょうねえ。管理人にとっては、変わってしまってからのバンコクしか知らないので逆に新鮮でしたよ。 | |||||||
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新ゴーゴー・アジア (上) | |||||||
旅行人、知る人ぞ知る旅行専門誌でございます。管理人は雑誌自体は数回目を通しただけですが、そこから出ている本はけっこう読んでいます。その中にあるタイ及びたい周辺国を扱ったのがこの本です。管理人的には、この本はかなり役に立った思い出があります(旧版の方ですが)。まあ、ちょっと内容が古くなってますが、それを加筆訂正したらしいので楽しめると思いますよ。 | |||||||
王国への道 山田長政 遠藤周作(著) 新潮文庫 山田長政 他 山岡荘八歴史文庫 山岡荘八(著) 講談社 |
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王国への道 山田長政
山田長政 他 山岡荘八歴史文庫 |
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歴史小説大好きな管理人としてはやはりこれは避けて通れないところです。山田長政、名前だけは知ってる方も多いと思います。日本で言う江戸時代初期、タイで言うアユタヤ王朝時代にタイに渡って、アユタヤの日本人町で活躍し、日本人傭兵団を率いタイの将軍にまでなった男です。そして最後にはタイ南部のリゴール(ナコンシータマラート)総督にまでなりますが、結局最後は暗殺されてしまいます。しかしこの山田長政、実はかなり謎に包まれている人のようで、まるで史実のように思われていますが、そうではないという話が出てます。しかし、そうだとしても400年も前にタイ軍隊の中枢に日本人がいたというのはそれだけでおもしろい「お話」ではないですか。歴史小説だけあって、タイの歴史も勉強になっちゃいますのでおすすめですね。 | |||||||
アジア・アンダーストリート 藤岡和幸(著) 明石書店 タイ少女白書 僕らのNGO物語 天使たちの声が聴こえる 藤岡和幸(著) 文芸社 |
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アジア・アンダーストリート タイ少女白書僕らのNGO物語 天使たちの声が聴こえる |
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著者の藤岡氏とはゴルフ仲間でもあったりするので、さすがに紹介しないというわけにはいくまい。建築家でもあり作家でもあり、そしてNGO活動者であったり、様々な顔を持つ中で、アジアの魅力を訥々と語っているのがこの本。アンダーストリートでは、売春宿で働く女性達にスポットを当てている。こう書くとそっち系の話かと思われるが、そこで働く彼女たちの思いを活字にした、いわゆるまっとうな本です。身体を売る商売をしている女性達の境遇、そして悩みなどが伝わってくる力作です。 | |||||||
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