タイ愛国党
タイ語では「タイラックタイ(タイはタイを愛す)」。現在圧倒的勢力(500議席中約300議席に達する!)を誇るタイの第一党。1998年に結成以来、大小さまざまな政党を飲み込み(買収?)しながら発展してきた。党首はタクシン首相。2001年の総選挙で結成3年にして第一党になる。あまりにも大きくなりすぎ、国会運営よりも党運営の方が大変になってきている。
タイ国際航空(TG)
ご存じタイのナショナルキャリア。世界のベストエアラインに選ばれたこともある。スターアライアンスに加盟してる。とにかく従業員が多いため、人件費がかかりすぎる。コネを使って乗る人が多すぎて、儲からないとのこと。最近これだけタイという国が人気になって、TGを利用する人も増えているのにも関わらず会社は危機を迎えている。だいたいSQ(シンガポールエアライン)とライバル(と思ってる?)というのが間違いの元。エコノミークラスのサービスはいい方だが、ビジネス以上はそれほどでもない。何よりも料金の高さがネック。2002年から儲からない国内線は他社に任せるが、これで儲かるようになるかは誰にもわからない…。
タイチケットマスター
タイのチケットピアとも言うべき存在。タイのライブでチケットがいるモノは逆に少ないが、ライブやスポーツなどのイベントにはとても便利な存在。ネットで席を見ながら予約購入することが出来る。このサイトを見ればイベント情報も得られるので管理人のお気に入りともいえます。 http://www.thaiticketmaster.com/index.php からどうぞ
タクシン(タクシン・チナワット)
泣く子も黙る現在のタイ首相。いまだ52歳。タイの第一党であるタイ愛国党(タイラックタイ)党首。警察官僚出身。タイで一番の金持ちでもあり、タイ愛国党自体も彼の財力で作った党である。北部地方出身の彼は、さまざまなビジネスを経て、AISと言うタイで一番の携帯電話会社を興し、これによって巨万の富を得る。ビジネスはうまいが政治の世界では未知数。就任時の人気といい、その後の経緯といい、小泉首相にそっくり。現在人気急落中。また、中華系である彼は、あまり日本が好きでないらしく、中国やユーロに心が行っているようです。ITVというタイのTVは彼の会社なので、彼の悪口を決して言いません。まあ、タイのテレビを信じろと言われても…ですけどね。
タークシン王
ややこしいかもしれないが、こちらは歴史上の人物。現在のチャックリー王朝の前の王様。タイでは数少ない戦争の天才で(タイはその歴史でほとんど戦争に勝ったことがない)、アユタヤ王朝時代ビルマに占領された首都アユタヤを解放した。その後バンコクのチャオプラヤー川対岸であるトンブリーに王朝を作るも、晩年精神障害になって寺院内に強制収容され、配下であるチャクリー将軍に処刑されてしまう。と、言われているが、歴史はあくまでも勝者の歴史なので、たぶんクーデターだろう。在位15年。だが、タイ人の中ではかなり人気のある人物である。トンブリーには彼の騎馬像があり、トンブリーとバンコクを結ぶ橋の一つにも名前が使われている。
タマサート大学
チュラロンコーン大学と並びタイの二大国立大学のひとつ。よく「チュラタマ」と在タイ日本人が呼ぶ。よほど頭がいいか、お金持ちか、その2種類しか入れない大学。日本の東大と京大のような感じ。だが、タイの大学はお金がないとたとえ国立といえども入れないので、私立のような感じ。タイではこの二つとABAC(アサンプション大学)に行った人間が出世するようになっている。法学部系が強い。
タランワー
タイの土地の単位。1タランワー4平米。まあ日本の「坪」だと思って頂ければいいと思う。タランワーで語られる土地は基本的に良い土地でしょう。この上に「ガーン」「ライ」などの土地の単位がある。タイで土地の値段を聞く時に使うので覚えておいた方が良いでしょう。ちなみに「タラン」は平方という意味。平方メートルは「タラン メー」
チャオプラヤー
タイ最大の河川。一昔前までの日本の本にはメナム川と書かれていた。が、メナムとはタイ語で「川」という意味。つまり川川と呼んでいたことになる。この川のおかげでタイ中央部は世界有数の米の産地になっている。すべての恵みはチャオプラヤーから。ちなみにこの名を冠した有名ソープランドもあるので、川が見たいからと言ってタクシーで連れて行かれても怒らないでほしい…。
チュラロンコーン王
わかりやすく言うとラマ5世に当たる、タイ近代化の父。現在の王様はラマ9世で、この9人の中でも今の王様と並んで人気が高い。15歳で即位し、国家予算を制定したり、奴隷制の廃止をするなど、タイの構造改革をした方。ちなみにラマ9世は孫に当たる。100人以上の妾がいたらしく、そのためにドゥーシット宮殿を建てたそうだ。すげえ。。。タイのお金持ちの家によく飾ってある肖像画はたいてい彼のモノです。
チュラロンコーン大学
タマサート大学と並ぶタイの二大国立大学。サイアムスクエアに隣接する超一等地に居を構える、押しも押されぬタイの最強名門大学。ちなみにサイアムスクエア自体チュラロンコーン大学の敷地内である。タイ人には「チュラ」と呼ばれるこの大学、文学部・工学部・経済学部はタイでも一番である。学校に居並ぶ車も高級車の展覧会のようなのがおそろしいところ。前述のチュラロンコーン王が創ったタイ最初の大学である。