カジノとパタヤ(030708)

 タイでカジノが合法化されるというニュースがでてからかなり長い間時間がたっていますが、相変わらずカジノが建設されていません。
 パタヤのアンバサダーホテル内にカジノができるという話がありますが、まだまだ先になりそうな感じです。
 私も昔はアランヤプラテートに行った際にはカンボジアで必ずカジノをやり遊んでいましたが、そこにいたお客の90%以上はタイ人でした。

 本来賭け事が大好きなタイ人ですのでカジノが建設されれば確実に大盛況になるのはタイの政治家たちもわかっており、今は誰がその利権をてにいれるかというところで色々と争っています。
 早くできればいいのですが、パタヤにできるというのが若干不安を覚えます。
 パタヤは年々治安が悪化しており特殊警防、スタンガン、軍から流出した銃などが簡単に購入できてまた不良外国人や薬の売人などが以前にもまして増えてきました。
 そのため犯罪件数も毎年増えているということです。
 こんな都市にお金をもったタイ人や外国人が集まったらどうなるでしょうか?
 まず間違いなく金銭に関するトラブルが今まで以上に増えていくことでしょう。
 また田舎特有の警察事情もあり、事件がおきても闇に葬られることがますます増えると思われます。
 カジノの建設は娯楽施設としていいとおもいますが、少しでも治安がよくなるようにタイ政府にもなにかやってほしいものです。

 管理人から
 カンボジアのカジノでタイ人が年間に使うお金は800億バーツ(2200億円)にも上ると言われています。この国の国家予算を考えたら倒れそうな金額です。このお金でカジノ経営者や周辺住民などが潤っているのですが、これをタイ国内でやろうという話になってます。現在は非合法ですが、まあ日本的に言って石原慎太郎が東京都でやろうとしているようなものです。が、これをやろうとしてるのがタイでも名高いパタヤマフィアですから問題です。どうせやるならホントに何もないところやお金のないところでやればいいんですよね。パタヤのようにすでに発展しているところではなく、陸の孤島みたいなところに空港作ってそこでやれば、と思っている管理人でした。