ウィークエンドマーケットでおなじみのチャットゥチャック市場で売られていたペット用の豚が大きな問題となり、新聞の一面を騒がせています。
この豚は一匹４万５千Ｂで旅行者などに売られすでに６匹が買われたという事ですが、この豚が台湾から密輸されたものであり、メディカルチェックその他の手続きがまったくおこなわれておらず、体に異常がある可能性が高い事からも現在警察が買われた豚の行方を探しています。
この小型の豚は通称＜ポット＞という種類の豚で体重は約２．５キロです。
見た目は完全に普通の豚と変りませんが、その大きさは子犬とまったく変りません。
アメリカでもまだマーケットには出ていませんが、生産されているとのことです。
現在はこの豚の販売は禁止になり、もし売った場合は１万５千Ｂの罰金プラス拘留というおまけもついているようです。
このニュースはタイラットを読んで知ったのですが、確かにチャットゥチャックでは様々な物や動物が買うことができますが、中にはこのような違法な物や危険な物もあるので、ある程度の注意は必要です。
この豚の場合は売った店の店員は＜どこでもこの豚は売っていない、タイではここだけだよ＞といったそうですが、もちろんその危険性などはまったく伝えていません。
またタイの物価からは到底考える事の出来ない値段で売っています。
現在のところ２匹の豚が警察に引き渡されましたが、寿命がとても短く体にも問題があるとのことです。
タイでは日本で買うととても高い物や動物などが売っていますが、その真贋を見極めるのはとても困難で、あきらかに安い物や高い物は見て楽しむ程度にとどめておくのが無難と言えるでしょう。
