「追憶のセェムソン」

 結構メジャーなのかマイナーなのか、ちょっと分かりかねますが、結構飲んでるところを見るのがセェムソン。まあ安酒の中ではラベルデザインは英語が入ってて垢抜けた感じ。
僕の友人(ちなみに日本人)もこの酒が好きですね。

で、味の方なんですけど、んー、なんじゃこりゃ?って感じですね。
はっきし言って。

いや、まずい。

ウイスキーじゃないんです。これが。
なのですが、何か懐かしーい感じがするんです。
それは…そう、「ごむのり」の香り。
ひらたく言えばシンナーですがな。

この味はちゃんとしたウイスキーメーカーが作ろうとしてもかなり難しいのではないか。
そう思わせる味なんですね。
つうかちゃんとしたメーカーは作ろうとは思わないでしょうけど。

しかしまあ、個性的な味っちゃあ味なんで愛好者もいるんでしょうね。
僕的にはですね、メコンやサンティップよりは飲めるかな。

で、飲むたびにあの香りが鼻をついて回想する若かりし日々。
なんで回想するのか?
それはまあほっといてください。
ちゅうことで追憶の日々よ。