サムイ珍道中 名所編

 サムイの観光地と言われても島それ自体が観光地な訳であって、取り立ててみるべきモノなどナイのが実情ですが、その中でサムイの名所と呼ばれるところを回ってきました。
 サムイの名所巡りするためには足が必要です。サムイ基本情報にも書きましたが島内の交通はソンテウか車かバイクになります。私たちはバイクが一番お手軽だと思い、それを選んだのですが、残念ながらバイクは調子が悪いモノが多く、かつ安全面でかなり不安がありました。バイク自体はまだましなのですが、道路が滑りやすいのはかなり怖いモノがあります。二人乗りは避け、車を借りることにしました。
 この車なのですが、SUZUKIの軽ジープ(ジムニーか?)のマニュアルで、当然重ステハンドル。なかなかに扱いにくい車でした。走行距離もどのくらいかわからんようなモノでした。まあ、エアコンが付くだけましという感じでしょうか。この車を24時間借りて島内を全て回ってみました。
 島自体は一周するのに1時間かからないような島なのですが、島らしくアップダウンがきついです。まるでジェットコースターのような乗り心地で、運転してなかったら吐いたかもしれません。ガソリンを入れ(バンコクよりも2割方高い)、地図を確認して近いところから攻めました。




 まずサムイ名所第一弾。

 「ヒンター ヒンヤイ」

 これはサムイの東岸、ラマイビーチから少し南に行ったところにある岩場の名所です。「ヒン」というのは石と言う意味で、勘のいい方ならすぐわかると思いますが、まさに「女」「男」の象徴を象ったような石だと言うことです。まるで日本の秘宝館を思わせてくれる、情けない名所でした…。ちなみに「男」の方はすぐにわかりましたが、「女」の方はちょっと探してしまいました。


 つづいてタイ人にはおそらく一番の人気スポットである滝です。
サムイには80メートルクラスの滝もあると言うことで、車で行こうとしたのですが、途中から歩いていくか象に乗っていくかしなくてはいけないと言われ断念しました。歩いていくと駐車場から上り30分下り15分だそうで、象で行くと一人800バーツだとか言われたような気がします。で、よくよく行くと車で行けるところにこの写真に載ってるような小さな滝があると言われ、すぐ直行しました。最初にも書きましたがタイ人は滝が大好きで、ピクニックと言えば海か滝と言った感じです。おそらくきれいな水がないからだと思うのですが、この滝で泳いでるタイ人はよく見かけます。ま、涼しいのがいいんでしょうね。ちなみにこの滝は15メートル程度のモノで、水はたいしてきれいとは言えませんでしたねえ。



 ここから一気に西海岸に向かいました。つまりこの海に見えるはるか向こうはタイ本土と言うことになります。上の二枚の写真はビーチではないサムイの海と本土とサムイを結ぶ港です。たぶん知らないでここに来れば港なのに海がきれいだと思うでしょう。
 一番下の写真は
「ワット プラヤーイ(ビッグ仏陀)

です。写真はちょっとわかりにくいですが、これ結構でかいです。もちろん色は金ぴかです。後ろが海になっていてちょうど夕方で逆行になってしまったために色もわからないヘボ写真になってしまいました。ここでタンブン(お布施)をしてきました。自動販売機もどきのお米を買うところがあって、それを様々な功徳の書いてあるツボに祈りながら入れるのですが、我々が「いいことがありますように」とか、「健康になりますように」など全てのツボに米を入れて祈ったのに対し、あとからやってきたうっとうしいタイ人の男の子はお母さんに「お金持ちになれるのはどれ?」と聞いて、お母さんもどのツボか教えた上家族そろってそこにだけ入れてました。おいおい、それでいいのかタイ人…

   


  

 ここはサムイと言うよりもタイの観光地ならどこにでもある「ゴーゴーバー」です。
 このようにひとつ高いところで踊りながら接客するわけですが、この日酔っぱらったマッピーはとうとうお立ち台の上で踊り出してしまいました。(右写真)このあと私も引き釣りあげれて踊ったのですが、まあホントタイ人タフだわ…と感じる出来事でした。実にこのときすでに午前一時だったのでした(オイオイ朝から遊んでるって)。