サムイ基本情報

 日本人にも最近知られるようになってきたサムイ島は、プーケット、パタヤ、に続くタイのリゾート地です。もちろん正確には数多くのリゾートがあるのですが、「タイで海」と思うとまずここからかもしれません。プーケットはアンダマン海、つまりインド洋にあるのですが、サムイ島はタイ湾、太平洋にあります。もともと西洋人によって開発されただけあって、ほとんど西洋人好みに仕上がったリゾートです。この島の周りにはパンガン島とタオ島という有名な島があり、サムイ島からボートで行けます。これらの島で有名なのはダイビングとフルムーンパーティです。タオ島の海はタイの中ではきれいなので、ダイバーにはいいかもしれません。フルムーンパーティは…、ちょっと非合法ないい感じをお求めな方に好きな方におすすめなようです。

 サムイへの行き方

 さて、このサムイ島に行くにはいくつかの方法があります。一番早く行くにはもちろん飛行機です。サムイバンコク間はだいたい1時間で着くのですが、料金はタイの中でも最も高いものです。実はサムイ空港はバンコクエアウェイズというタイ第二の航空会社の所有のため、ズバリ独占路線です。そのため運賃も競争がなく非常に割高です。サムイよりも遠いプーケットよりも全然高いです。さらに空港使用料がタイ航空に比べまたまたべらぼうに高かったりします。しかし、もし飛行機を使わないと必然的に船に乗ることになります。サムイの対岸はスラターニーと言う街なのですが、ここまで船で3〜5時間。さらにここからバンコクまでバスでも汽車でも一晩かかります。つまりバンコクを夕方に出てサムイに着くのが昼と言うことです。その代わり料金は約七分の一です。あなたならどちらを取りますか。(バンコクサムイの往復航空運賃約7000バーツ)

 サムイでのお財布

 サムイ島というのはタイにおける二大物価高地域です。プーケットとここはタイ人もビックリの物価ですので、バンコクの方が安いと思ってもらってかまいません。もちろんそれでも日本に比べれば全然安いのですけどね…。

 サムイのホテル

 ホテルはバンガローから高級ホテルまでたくさんあります。が、だいたい日本人はあまり好まれざる客のようです。プーケットに泊まる観光客の中で数年前まで最も多かったのは日本人ですが、サムイはまさにファラン(西洋人)の島です。彼らはあまり日本人がこの島を荒らすのを好ましく思ってないようで、それはそのままホテルや店が代弁してるようです。日本人御用達の所以外では、ちょっとサービスの悪さを感じることが多いかもしれません。まあ、100バーツ程度から10000バーツするようなホテルまでありますが、どこがいいと言えません。バンコクエアウェイズの機内誌にも「一日500ドルのサムイ」VS「「一日500バーツのサムイ」というのがありましたが、どちらも結構魅力的でした。

 サムイの交通

 ホテル内の交通はソンテウかチャーターした車、もしくはレンタルバイクか車です。前者は結構高いです。ホテル空港間とか言うと300バーツ以上取られます。レンタルバイクは一日150バーツ、車は一日800〜1000バーツ。ただし、マニュアルのジープなので運転は結構めんどくさいです。もちろんメンテナンスも良くないようです。バイクは安いですがよく事故ってますので気を付けた方がいいです。実際今回の旅でもバイクを借りようかと思って試乗しましたが、ブレーキその他おかしい所が多かったのでジープにしました。ちなみに車には保険付いてますが、バイクは付いてません。

 サムイのお食事

 サムイにはタイ料理よりも西洋料理、特にイタリア料理が多いです。もちろんどこでもメインはシーフードです。まあシーフードに関して言うとバンコクよりもおいしいです。そりゃ海が目の前にありますからね。イタリア料理もイタリア人がマネージメントしていたりシェフとしている所は結構いけます。ただしどこの西洋料理でもそうですが、タイ人がマネージメントしてタイ人が作ってる店はかなりやばい味な事が多いです。タイ人から見ても高いというタイ料理もあまりおいしいとは言えないモノが多いようです。

 サムイの観光地

 もちろん最大の観光資源は「海」です。日本から見れば格段にきれいな海がみなさんをお待ちしてます。当然パンガン、タオと遠くへ行くほどきれいな海が待ってます。もっとも有名なビーチはチャウエンビーチと言う約7キロにも及ぶビーチがあり、この他にラマイビーチをはじめとするビーチがあります。
 そして、サムイ島内には「ビッグ仏陀」「ヒンター ヒンヤー(説明は旅日記で)」等があり、タイ人の大好きな滝も多数あります。しかしどれにしても???と思うようなモノが多いです。