チェンマイ基本情報
チェンマイの紹介
チェンマイはバンコクから約700キロ北にあり、標高300メートルほどの街。世間的にはタイで2番目の街と言うことになっていますが、人口もせいぜい30万程度で、タイではハジャイ、コラートに続く街だと思われます。あ、ただ人口だけだとバンコク近郊の方が多いですしね。が、そのチェンマイ県の面積はかなり広く、おそらくタイでも2番目。しかも山だらけなので、どこまで行ってもチェンマイと言った感じさえ伺えます。美人の産地としても有名で、タイで美人と言えば「19歳のチェンマイ人」という答えが返ってきます。プライドの高さもタイで一番と言って間違いなく、他の地域をことごとくバカにしてます。イサーンなどはもってのほか、バンコクもああだこうだと文句ばかり。そして二言目には「チェンマイが一番」です。おかげでタイ国内でも有数に嫌われているらしい、土地であります。これはチェンマイに住むチェンマイ人以外の人間が言ったことですが…。
さてそのチェンマイ、その標高と緯度から乾期には結構涼しい、と言うか寒ささえ感じることが出来ます。長袖持参がベター、と言うか、持ってかないとつらい目に遭います。とは言うものの、普段市内が10度切ることはありません。18度くらいでしょうか。が、山に行くと話は一変します。これはもう朝晩寒い寒い。10度切りますからね。気をつけましょう。
チェンマイは旧市街と呼ばれるお堀で囲まれた地域を中心として、その周りを放射線状に大きくなっていった街なのですが、実際にはこの旧市街はほとんど開発されていず、その周りの方が近代的に発展しつつあります。道路は一方通行がほとんどで、知らない人には非常にわかりにくい作りになってます。仕組みが分かればそれほど難しくないのですが、バイクが多く運転しやすいとは言えません。
チェンマイへの道
チェンマイへの行き方ですが、バンコクからですと飛行機、バス、汽車、車で行くことが出来ます。飛行機では約1時間半のフライトでタイ航空、バンコクエアウェイズ、オリエント航空、AIR ASIAの4つが就航しており、最近価格競争が激しくなってお買い得になってます。言わずとしれたタイ航空は、ちょっと前までほぼ独占的に路線を持っていたために片道2170バーツでした。そしてバンコクエアウェイズは1870バーツ。が、オリエント航空が路線就航時999バーツ、今でも1400バーツと言う破壊価格を掲げたのを始め、AIR ASIAは1ヶ月程度前に発見すると600バーツというキャンペーンを始め(キャンペーン以外だと1600バーツ程度なので、あまり使えないが…)、とうとうタイ航空も1399バーツのチケットを発売し始めました。なんにせよ、選択肢が増えて料金が下がるのはいいことです。ちなみにAIR ASIAはチェンマイ出身のタクシン首相が事実上のオーナーです。そうじゃなければこんな価格破壊競争は起こりえないですからね、このタイで。そのほか、チェンマイからはプーケット、チェンライ、メーホーソン、スコータイに国内線が飛んでます。忘れてはいけないですが、チャンマイから東京へバンコク経由でタイ航空が飛んでいます。クンミンなどにも国際線は飛んでいるようです。
次にバスですが、いわゆる公共の長距離バス「ロット トゥアー」と私営のワゴンがあります。前者はエアコンVIPとエアコン、エアなしなどありまして、料金が625、403、224バーツくらいです。私営のワゴン車は200〜500バーツ程度。だいたい所要時間は10時間くらいです。ほとんどバスに乗らない管理人にバス情報はあまりありませんのであしからず。
次に列車。タイ国鉄には寝台とノーマル、それに1等から3等までありまして、1等寝台ですと1213バーツ。3等座席ですと161バーツだそうな。所要時間は、一番速いもので11時間半。一番おそいので14時間程度。が、バスに比べてかなり安全です。タイのバス一度乗れば分かりますが、とにかくデンジャラスな走りをかましてくれます。あまりお勧めしません。。。
車で行くと(これをする人はほとんどいないと思いますが、管理人はいつもこれ)、、、ほぼ信号で停められることなく着きます。一般道がそのまま高速道路もどき。もちろん遅いトラック満載なので、それらを抜くのが大変です。燃費の悪い車ですと、途中ガソリンの心配が出てきます。道路は最近かなりよくなりましたが、それでもぼこぼこの所がありますし、何よりも街灯がない地区が半分くらいあります。これが一番怖いです。そんなわけでホントは管理人も車で行きたくないというのが実情です。
チェンマイのホテル
当然タイらしくゲストハウスから5つ星ホテルまでありますが、だいたい500バーツ程度払えばエアコン、テレビ、お湯が出ます。部屋もまあまあ清潔で、この程度で十分だと思います。詳しくは極タイ的ホテルリストをご覧くださいませ。
チェンマイの観光地
チェンマイにはほとんど仕事でしか行かないため観光地をよく知りません。が、そんな管理人でも行ったのが「ドイステープ」です。「ドイステープ」はチェンマイの西にそびえ立つ山でして、ここからチェンマイを一望することが出来ます。チャンマイの北にあるメーリムには蝶の研究所がありまして、そこも一般開放されていますので日本人はよく行くようです。そのほか、象に乗ってトレッキングや山岳民族を見に行くツアーもたくさんあります。が、一押しはやはりソンクラーン。タイ全土で一番激しいソンクラーンを展開するのがここチェンマイ。あのなみなみと水をたたえる旧市街のお堀の水がなくなるほど水かけをします。ホテルも飛行機もバスも全部満席でかなり早めに動かないといけないのでご注意を。
チェンマイでゴルフ
<タイでゴルフ>のコーナーを見て頂いた方が分かりますが、チェンマイ近郊には6つのコースがあります。当然林間コースが多いのですが、バンコク近郊に比べると料金も高く、コース整備もあまりよくありません。お勧めはロイヤルチェンマイゴルフです。