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7月2日 晴れ時々曇り

最近朝ごはん屋さんを新規開拓していて、通り道のあちこちに入ってみている。
おかず屋さんが多くて、店先に鍋が並んでいて好きなおかずをご飯にかけてもらう、というシステム。どこの店でも主流は、カレーで、朝っぱらから・・・と思うが、タイ人がんがんカレーを食べてる。具はバラエティに富んでいて、豚と筍とか魚と謎の葉っぱとか、鶏とじゃがいもとか、店によって特色もある。

今朝食べたのは、なんと魚の卵カレー。
たらこ一腹ぐらいの大きさのがごろごろ入っていて、おいしかった。この大きさでこの数、「魚の卵」として売っているのだろうか?そんなん見たことないけど。たぶん魚屋さんでたくさん切り身を作って卵だけ集めて売ってるのかも、とはだんなの予想。なんにしても、珍しいものを食べられたと思う。
それと、豚肉の焼いたのも頼んだのだが、何か噛みごたえがあって??と思っていたら、干し肉なのだった。天日に2日ほど干してから焼いてあって、これも初めて食べたのだけど、すごく美味。
タイ料理、とても奥深いぞ。問題は「もう一度食べたい!」と思っても2度とお目にかかれないものも多いということ。悔しい〜。

管理人から
タイ料理のおもしろいところでもあるが、同じ店に行ったからと行って同じものが食べられるわけでないことが多い。特に定番メニュー以外は、なかなか再現性がなかったりする。料理名も決まってないようなものも多いもんなあ。


7月5日  曇り一時晴れ夕方から雨

だんなの実家はここ10年ぐらい、だんなとその兄がジェットスキーの仕事をしていて、いつもビーチボーイの下宿人が数人いる。ジェットスキーは重いので、海に出す時に3人ぐらいで荷台から下ろしたりせねばならずそういう要員に雇われているのだ。彼らは地方から出稼ぎに来ていて、ひとり辞めてもその兄弟とか親戚が跡を継ぐので、入れ替わりはあるものの誰かいる状態。お母さんが面倒見のいい人だからかも。
ビーチボーイなどたいして儲かる仕事でもないと思うが、彼らの話だと自分達の田舎にはそれこそ何も仕事がなくてどうしようもないそうだ。たぶん地道に畑耕したりとか、仕事はあるんだとは思う。でも、かっこわるいとか、めんどくさいとか、いろいろで、うわさを聞いてはるばる出稼ぎにやってくるのだろう。

まだ若いのに、奥さんと子供をおいて単身来ている子もいる。観光客が減って本当に困っているのは、そういう地方から働きに来ている人達だと思う。津波をきっかけに「もうここでは働かない」と帰った人もいるが、それでも働きたいという人もいて、うまくいえないけど失業保険がでるわけでもないこんな仕事でも、家族のために頑張ってやろうとしているのは偉いと思った。
実は私は最初、その子を見て「ちゃらちゃらしてんなー」」と感じていたので、話を聞いて見る目が変わった。人を見かけで判断してはいかん。


7月7日  曇り一時雨

この前まこさんの話を読んで、あまりにおいしそうだったので、ついカレーを作った。割と多めに作ったし、次の日にもじっくり煮込もうと思って・・・朝、火を入れたらーー鍋から蟻がっ!また、お前らかよ・・・と思ったが後の祭り。
埃のように小さい蟻で、別に食べても害はなさそうだったが、どれだけ侵入してるのか、わからないため、残りのカレーは捨てるはめに。何でカレーにまで、たかる?
よく考えたら、そのカレーはバーモントカレーであった。(ほんとに、りんごとはちみつが入ってるんだ〜と妙に納得)

で、今日。
なんかやけにパソコンの画面に蟻が走ってるんですが・・・。
キーボードの隙間からも、出てくるし。これって、パソコンの中に巣ができつつあるということなのでは?
前にゲームボーイスケルトンの内部に巣を作ってくれたこともあったし機械の中に入り込む習性でもあるのか??
そのゲームボーイは、スケルトンだけにあまりにも気持ち悪くて(半分壊れてたし)捨てました。
が、このノートパソコンは、そんな簡単に捨てられないんだよっ!頼むからどっか他のとこで、生活してくれ・・・。
このまま内部で巣が巨大化したら、またパソコン壊れるじゃないか!!
こんな悩み、どこで聞いたらいいのか、わからないよーー。

管理人から
アリや虫はタイで生活する上で、避けて通れない問題であります。アリ対策、いいのがありましたら、是非教えてください。伊東家の食卓なんかのでいいので。。。


7月9日  晴れのち曇り
 
だんなが「今晩11時から、お化けの映画のテレビを見るように」と言う。別に見たくないので、ひとりで見たら?と思いつつ、夜になっても出かけたまま、戻ってこないので、寝る体制に。そしたら、直前に戻ってきて、しっかり起こされた。ぼんやりと見ていると、ホラー映画じゃなくて、実話の検証番組だった。15年前にタイの田舎で本当にあった事で、新聞にも載った話だそうだ。

タイには、出張映画という仕事があり、依頼があると道具一式を車に積んで夜間に屋外映画を上映しに、あちこちの村落に行く。ある日、その会社にひとりのおじいさんが訪れ、仕事を依頼された。指定された場所にスクリーンを設置し、待っているとぽつぽつとお客がやってきた。なぜか9時過ぎにやってきて4時には皆帰っていったという。
普通ならジュースや軽食の屋台もでたりするのに、全くそれもなく、どことなく不思議な雰囲気だったと関係者は言う。そして次の朝、もらったお金は葉っぱに変わっていた!
上映したはずの場所にもう一度行こうとしたが、そこには車が入れるような道はどこにもなく、ただ鬱蒼と木々が生い茂っているばかりだった。

それは担当者がお金を誤魔化して、うそ言ってるんじゃ、と思ったが会社の人たちでいくら探しても森しかなかった、というのだから、そうでもないようだ。
見に来ていた人たちは、全員お化けだったというおち?なのだが、日本ならさしずめ、たぬきだろうか。物の怪には違いない。
タイのお化けも一番鶏が鳴く前にいなくなることに決まっているそうだ。最初に頼みに来た老人は、その後発見されたが、本人はそんなこと頼んだ覚えはないと言ったとかで、その人にも何かが乗り移っていたといわれていた。(タイ人こういう話だいすきやからなぁ・・・)
その会社は今ではすっかり大きくなっていたので、美談として語られていた。
「結局ほんとかうそかわからない」と、かなり真剣に見ていただんなは物足りなかったようだが、わからないからいいんやって。


7月11日 晴れのち曇り

子供の学校では、タイ語(国語)は毎日、英語も週半分くらいありさらに中国語も週1ぐらいであるようだ。
小学生から習っていれば、言語は上達するような気はする。が、問題なのは、やはり宿題。うちでは当然、タイ語の担当はだんな、英語は私になる。それでは、中国語は?となると、義両親含め誰もわからない・・・。

だんなはもちろん、私は漢字を見てなんとなく意味がわかる程度の中国語の知識しか持ち合わせておらず、中国系だったらしいだんなの祖父は既に他界している。
もし仮にその祖父が存命だったとしても、ローマ字で書いてある読みに高低の矢印をつける、なんて出来ないと思う・・・。そんな宿題をまるまる1ページもだされても、ただ絶句するのみ。
プリントに漢字とローマ字読み、下にタイ語訳が書かれてあり、発音記号を入れましょう、という問題(たぶん)だったのだが、ほんとにこればっかりは・・・考えてわかるものでなし。
「・・・出来ません」と答えるしかなく、むなしい敗北感が残ったのだった。


7月12日 曇りのち晴れ

またお葬式である。この前近所で3軒続いてほぼ1ヶ月近く開催されていたばかり。しかも、今回のは知ってる人だという。近所づきあいは濃いし、親戚は多いしで、お葬式と聞くとつい「知ってる人?」と聞いてしまうのだが(名前聞いただけではわからないし)「チャーリーのところでお仕事してた人だよ。まだ30代」とか聞いて、誰なんだー?とどきどきしながら行った。遺影を見て、あーこの人だったんだ・・・と思い、その人が誰と誰と親戚や兄弟であったのか、始めて知ったのだった。

故人と特に何かエピソードがあったわけでもないのだけど、しんみりしていると「まあ、ご飯食べなさい」と料理がでてきて、もてなされる。こちらのお葬式は、5日〜10日などと長く、みんなで集まってわいわい飲み食いして、賑やかなのだ。
ただ、やはり出棺の時などは、身内は号泣する。たくさんのお葬式に参列してきたが、私はタイ人が普通泣かない場面でも泣いてしまったりする。(お経の途中とか・・・、お焼香の時とか・・・)
もちろん、タイ人が泣いてるのを見てももらい泣きしてしまうし。タイ人の親戚とかがわりとけろっとしてるのに、ほとんど関係ない私が泣いてるのも変な感じだが、つい子供に先立たれた母の気持ちモードとかになってしまう。ご冥福をお祈りします。


7月13日 曇りのち晴れ

うちの家は、傾斜地に建ってるので横はがけになっている。その上の土地の持ち主が私道を作る工事を始めた。パワーショベルが入り、がんがん切り崩しているわけだが・・・
何かすごい振動に嫌な予感がして外を見ると、うちの家の一部が土砂で埋まってるやないか!
こらこらこらこらーっ。
そこは使ってないけど、がけの上まではうちの敷地なんやって。がけと家の間に犬走り(という名の細い通路)があったやろ?埋めてどうする・・・。

別の境界は別の人ともめてて、今裁判中なので、またこじれたら大変とだんなに話をちゃんとするように厳命。
しばらくして戻ってきただんなは、「後でどけるって」と屈託がない。あとでって、いつ?ここで雨でも降ったらますます家埋まる確率アップ。
一応あとで、その辺一帯と後ろに続く部分を合わせて緑化してくれるということで交渉成立。
(その人は、建築業をやっていて造園が趣味)
お金がなくてろくに庭を造れなかったので、これはラッキーかも。
おまけにうちの横に駐車スペースつくるから、うちの車もそこに停めていいといわれたとだんな大喜び。もともとよく知ってる近所の人でよかった。


7月17日 にわか雨の地晴れのち曇り

だんなの友達夫婦、5〜6組とパンガーの滝に遊びに行くという企画があり参加してきた。
だんなさんのほうは、何回か会ったことのある人で顔は知ってる人ばかりだが、奥さんははじめて会う人のほうが多く、少し緊張。というより、誰が誰の奥さんかさっぱりわからん・・・。子供とペアだと、その子供がどのだんなさんとペアだったかを思い出しなんとか「この3人が家族か」と推察できるが、子供も初対面だともう誰と誰を組み合わせたらいいのやら。

タイの女性は、あまり肌を見せないのがたしなみ(たぶん)のようで奥さん達は河原に座って、ひたすらなんか食べながら井戸端会議だ。あんまりタイ語わからないので、私は勧められるままにいろいろ食べていたけど、ふとたぶんタイ語わかっても話しについていけないだろう事に気づいた。
だって「近所の何とかさんがさー」だのいわれても、それは誰なのか知らなければその話題には参加できないし、「センタン(デパート)でサンダル買ったの〜」という話題にも、そんな高級なところで買い物しないので、話しが合わない・・・。彼女達は既に知り合いだったみたいだし、公園デビューとか、同居することになりだんなの地元に来た嫁とか、こんな感じなのかななどとぼんやり川を見ながら考えたりしていたのだった。
ちなみに滝は・・・日本では「段差」だろう、というぐらいのがあった。


7月19日 朝方雨のち晴れ時々曇り

もうすぐ、カオパンサー(仏教の行事)である。
去年近所の人がトラックの荷台を飾り付けていて写真を撮った記憶があるが、あれからもう1年経ったか・・・早い。
と感慨にふけっていたら、今年はうちのピックアップを飾りつけすることになったそうだ。だんなはいそいそと、車を洗ってどっかに行った。このお祭りは、雨季の間出家する人たちを送る儀式で、巨大なろうそく(直径30cm以上あるはず)とともに、花や果物を盛大に飾った車をたくさん用意してパレードした後、お寺にお参りする。というのが、私のこのお祭りに対する認識である。

他に、「なんか貧しい人がお寺にたくさん来て、みんなで小銭をあげるんだった?」とだんなに聞くと「それは、10月にあるお祭り」といわれた。
あれー?そうだったか。じゃあ、えーと・・・
「いつもお坊さん達がお経上げてる部屋の横に、お金をたくさんぶら下げた飾りがあって、果物とかお供えをそこにいっぱい供えるやつだっけ?」「いや・・・それも違うぞ」とだんな。
宗教行事は似ているので、私の中ですべてごっちゃになっている模様。
あとひとつ、覚えているイメージは、みんなで並んでお寺の庭でお坊さんに托鉢するというやつ。たぶんこれが正解。たぶん。

管理人から
仏教徒であると言いながら、ほとんど仏教の行事なぞ知らない日本人。知っていても宗派が違うからなかなか分からないことが多いんだけど、仏教徒ですと言っておきながら、まったく分からないでいると、バカにしているのかと思われそうなので、管理人の宗教は神道と言うことになっている。これもたいして知らないが、外国人も知らないし、無宗教というのもきついので、一番無難かなと思っている。実際やっている行事は一番神道が多いし、アリだろうと思う。


7月20日 朝方雨のち曇り

昨日夜に見に行ったら、車はまだほとんどできてなかった。
それもそのはず、まず飾りの土台となる竹を揃えて切るところから始まり、バナナの葉や果物、野菜や花を飾り切りしたりとやることがいっぱい。いつも思うが段取り悪い・・・。
今朝も午前中いっぱいかかって、なんとかできあがった。飾りつけるのは男性陣で10人ぐらいで、次々作っていく。普段ぼんやりしているタイ人だが、こういうことをやらせると生き生きとしていて、かなりびっくり。

要領が悪いながらもちまちまと飾りつけは進む。見本があるわけでもないのに、彼らの中で完成形は見えているかのようである。龍のうろこはパイナップルで、たてがみのところにはパイナップルの葉を形よくあしらうとか、果物の並べ方や色合いに抜群のセンスを発揮。
やればできるんだよ!けっこうすごいぞ。
ジャスミンの花飾りも大きなろうそくに巻きつけたり、周りに巧みにデコレーションして完成。

午後から、パレードがあり、着飾った子供(よその)と共に私も荷台に乗った。私の役目は、道行く人がタンブン(お金を供える)するのの助手である。紙幣を飾りのところに、つるしたりする時手伝う。
最初街なかを半周したあと、市役所にいったん集まり、他の車と共に本格的にビーチのほうまでパレードがあった。
タイの民俗音楽の楽隊付きである。
観光客の人たちがにこにこと写真を撮ったりビデオを回したりしていてそれを見ているのは、いい気分であった。
しかし・・・突然出発前に「乗って!」といわれたので、全然着飾ってなかった私。どうせならタイの民族衣装でも着て、嫣然と微笑みつつ世界中の人々のカメラにおさめられたかったな。

管理人から
おそらく観光客もタイの民族衣装のみいさんを撮りたかったはず。普段着のみいさん、間違えて観光客が乗っていると思われたんじゃ。。。


7月22日  曇り一時雨

日本からメル友とその友達が来ていたので、あちこち観光した。プーケットは初めてなので、どこにいっても喜んでくれこちらも案内のし甲斐がある。
昼ごはんを地元の人がいくようなところで食べようということになり、私もまだ行ったことのない、とある店に。
だんながそこで、注文したかったものというのは・・・なんとワニ料理。なぜそんなものが、こんな普通の山の中の食堂に??どうもここは、山海の珍味を食べられる店として、地元でも知られており、近所の公務員の人たちの溜まり場?となっているとか。

ワニ肉は、脂身が多いもののやわらかくて鶏のささ身みたいな感じか。意外とあっさりしてて、淡白だった。
「で、なんでプーケットでワニなんか獲れるの?」とだんなに聞いてみたところ、ここのは養殖なんだそうだ。
「しかも、子ワニ」とかいってたけど・・・子ワニがおいしいのか?友達は中国生活が長かったので、だんなと変わった食材の話に花を咲かせていた。プーケットは中華系の人が多いので、どこか似ているのかもしれない。

管理人から
ワニと言えば、昔ヤクルトにいたパリッシュという助っ人が食べるというので、管理人も食した。ワニに限らずほとんどの動物の肉はトリを変形した(特にささみ系)ようなモノが多い。まあ、トリ食った方がおいしいんだけど、ネタとしてはいいかもしれない。


7月23日 くもり

今日は、あちこちビーチに行ってみた。最初に行ったのは、パトンから少しはなれたところ。波打ち際にだんなの友達のバー兼レストランがあるのだが、前に行ったときよりあきらかに海が近づいている。いや、店の中まで波来てるし・・・。どうも大潮の期間はこうなるらしい。
でも、それがまたいい感じで、ぼんやりと海を見ながらときおり大きな波が来ると、足元まで水が来るのを楽しむ。
あー、こんな店を自分も持ちたい。毎日こんなにのんびりと暮らせるなんて〜と思ってみるが、のんびりできるのは客だからで、店の人はがしがし唐辛子をつぶしたり、なんか煮込んだりとけっこう忙しく働いているようだった。

しばらくすると、友達がジェットスキーに乗りたいといいだした。その日は波が高くてうちは仕事をしていなかったので、だんなは知り合いに電話。しばらくすると、はるか彼方から1台やってきた。
「うわー、出張してくれるんだー。」と友達大喜び。
その後、観光客がほとんどいかないマイナーなビーチをはしごする。数年前に一度だけ行ったことのあるところにも行ったが、大きなビラが出来ていたりしてだいぶ感じが変わっていた。
発展するのはいいことなのかも知れないけど、いいところは全部買い占められてプライベートビーチになり、地元の人が入れなくなるのは、なんだかとてもさびしい。

管理人から
プーケットにはかれこれ15年くらい行っているが、あまり昔の面影はない。どんどん都会化、整地化されていき、ものすごい勢いで物価も上昇している。観光地としてはそれでいいかもしれないが、観光以外で住んでいる人にとってはどうなんだろう?。便利になったからよしとするべきか、自然がなくなっていくのを悲しむべきか。今は悩むところだが、そのうち豊かになると、自然を懐かしむのだろう、日本人のように。


7月25日  曇り一時晴れ風強い

このところ、メールの受信はできるが送信がうまくいかない日々が続きいらいらしていた。
プロバイダも引っ越して、いまいちどこかわからず困っていたのだがやっと場所が見つかり行ってみる。
そしたら、店の人たち数人で散々悩んだ挙句「日本語で送ってるからですよー。タイ語か英語じゃないとメールは
できない」だと!?うそつけっ!いままで6年ぐらいずっとできてるわ。

だんなもあきれて「いや、いままで5年以上もここのプロバイダでメール送れてるし、できなくなったのは2週間ばかり前からでそれまでは何の問題もなく、できてたんですよ」というと、あわてだしてしばらくしたらサーバーの送信のところだけ変えるようにと新しいサーバー名を教えてくれた。
うちに帰って早速やってみると、できるようになり一安心。
しかし・・・なんでタイ人って、見え透いたうそをつくのか。
うそ、というか、本当にそう思ってるぽいのもなんだかなー。
このプロバイダは、プーケットタウンからうちの近所に最近引っ越してきて便利にはなったのだけど、勝手に電話番号を変えたりサーバーを変えたりして、そんな大事なときは連絡してこない。
どうでもいい、広告のHTMLメールは送りつけてきたりするのに・・・。
でも、親切は親切だし、安いのでこれからも使い続ける気がする。

管理人から
そう、タイ人にコンピューターのことをきくと、たいがい日本語だからおかしいとか言われる。あの〜、さっきまで使えてたんですけど。。。ま、かわいい嘘は聞き慣れました。


7月28日 くもり

ぼんやりしていたら、近所の奥様から電話があった。「キウイ8バーツで売ってるけど買っとく?」と。そういえば、メルマガでキウイのことを熱く語ったのだったな。
自分で発行していないので、書いてからだいぶ時差があり、実はその後もロータスに行く度チェックしていたところ、先日再度発見。いそいそと買い占めてきたところであった。それでせっかくのお申し出だったが、ありがたく辞退させて頂いた。でもすごくうれしかった〜。
こんなつまらない私のキウイにかける情熱を理解してくださって。

とはいえ、値段はともかく数年前なら、絶対に売ってなかった果物が最近いろいろと目に付くようになっている。
こぶりながら、サンフジりんごもここ数年、市場でも普通に売っているようになった。5年前ぐらいには、変なインドりんご?しかなくてつらかったものだ。それが一個10バーツぐらいで、手に入るように。
イチゴもよく見かけるし、この前は日本の柿を知人の家でよばれた。柿食べたのなんて、2年以上前でくらくらするほど美味であった。そういえば、この前お葬式で出たぶどうも高級品だったのかすごくおいしかった。いろんなものが買えるようになって来たのは、いいことだ。

管理人から
たしかにリンゴはかなり安くなってきた。そのほかのフルーツも、タイで取れなかったモノがどんどん安くなっている。いいことだ。そう言えば、管理人は人生で食べた柿の中で一番タイで食べたものがおいしかった。某政治家の家で食べたのだが、日本からオミヤゲでもらったらしいその柿は普段日本人が口にしないような金額であったに違いない。。。


7月29日 晴れ風強い

最近よく行く朝ご飯屋さんの前に揚げ物屋台がでている。バナナとイモと、果物の実を衣をつけてあげている。その果物はずっとカヌンというやつだと思っていた。が、最近読者の方に教えて頂いて、ジャンバダというのだとわかった。そこで、試しにだんなに「これはなに?」と聞いてみたら、きっちり「ジャンバダ」と答えてくれた。さすが地元の人は間違わないな。

ちなみに木の種類は、ほとんど同じで実もよく似てるが、カヌンのほうが実が巨大化するそうだ。
そういえば、前にうちの隣の土地にそんな木があり、実がなる時期になるとあたり一面が臭気に包まれたものだ。(今は家が建ってない)「あれはどっちの木だった?」と聞いたら、ジャンバダだったという。
やはり区別はしているようだ。ものすごく適当に言うと、この木の実、とうもろこしの粒を掌サイズにした形状。で、ねっとり甘い。なぜ揚げるのか?もちろんそのままでも食べるが、まだプーケットに来る前マレーシアに行った時も、やっぱり揚げていた。ドリアンもマンゴーもパパイヤも決して揚げないのに、なんでこれだけ揚げるという発想に、民族の違いを乗り越えて達したのか。すごく謎・・・。


7月30日 晴れのち曇り風強い

たまに食べに行くバーミー屋さんに久しぶりに行った。
だんなも私もかなりお気に入りだったのだが・・・なぜか今回味がない。不思議に思ってだんなに問うと、やはり彼も一口食べて気づいた様子。しかし一番不思議なのは、そんなに大量に唐辛子粉とかしょうゆかけてるのに、味の違いに気づくあんたの舌だよ。
私はあまり辛いのは食べないので、大抵だんなと同じ店に入っても微妙に違う味のものを食べている。
ところが、それでもなぜかふたりともおいしいと感じる店は決まっている。
初めての店だとそれは顕著で、気に入らない味ならふたりともすぐに無口になってしまう。

今日も口数少なく食べ終えて、車に乗ったとたん、急にいつになく訴え口調で話しかけてくるだんな。
「何か今日、味なかった」「やっぱりー、私も思った。薄かったねぇ」
「客が多くて水足して薄めたみたいな感じ」「!そうそう」
いやぁ〜感想まで全く同じことを思っていたとは。その後、作ってる人は変わってなかったとか、客も減ってなかったとかしばし考察。で、結論は「今度から、この辺に来たら近くにある第二候補の店に行こう」と落ち着いた。輝ける第一位の座、ついに降格である。
たかがラーメンにも、妥協は許されないのだ。

管理人から
夫婦で生活する上で結構大事なのが味覚だと思う。これが似ていると食事をする上で非常に助かる。違いすぎるとなかなか食事の問題は解決しない。タイ人と結婚するとなかなか合わないので、結婚する前に少し考慮した方がいいというのがよけいな老婆心であります。


7月31日 くもり

昨日の夜、テレビを見ながらご飯食べてたら、突然バシッとすごい音とともに真っ暗に・・・。
思わず窓の外を見ると、ビーチの方まで真っ暗で海沿いの辺りで、またバッシンという大音響&火柱?がっ!!
同時にすごい突風も吹いてきて、雷が落ちたのか??とかどきどき。その後も数回ビーチのほうで、バシンバシンと爆発みたいなショートしたような音と光が見えて、息子もそれを見てかなりおびえていた。

だんなは海の近くにいるはずなので、電話してみると、強風のため?停電であちこちのブースター(?電気の供給器)が火を噴いたそう。一瞬テロか!?と緊張してしまった・・・。
暗闇の中、次々と火を噴くなにか、かなりこわかったです。
天気が雨降りそうだったのもあったから、雷があちこちに落ちてるのかもとも思ったけど。
ここ数年本当に停電が少なくなり、しばらくごぶさただった停電グッズを所定の場所からいそいそととりだし、ろうそくに火をつけてごはんを食べ続けていると、わりとすぐ30分しないうちに復活。
前は、いったん停電すると朝まで・・・とか平気であり、暑くてよく寝られなかったりしたもんだったなーと、テレビで何事もなかったかのように暢気に流れる日本のバラエティーを見ながら感慨にふけったのだった。

管理人から
停電の度合い、時間ともにかなり減りました、ここタイランド。インフラの整備進んでおります。が、いまだに電圧が一定しないので、電化製品が壊れる壊れる。日本とタイでは持ちが倍くらい違うのではないでしょうか。仕方のないことでございますが。。。