プーケットってどんなとこ?

 タイ南部の世界的な観光地、常夏の島です。
 多くのビーチがあり、海岸近くはホテルが立ち並び、バーや土産物屋がところ狭しと並びます。
 夜にはネオンぎらぎら、音楽がんがんの盛り場も少し離れると、のどかな南国らしい風景が広がります。水牛の群れが野原で草を食べていたり、鶏がひよこの群れを散歩させていたり、山でアルマジロが捕獲されたりします。

 我が家は、丘の上にあり周りは林になっていますが、雨上がりの朝など、りすが木々の間を駆け回ったりしています。
 また、季節を問わず日本のものより大き目の蛍が飛び交います。
 しかし同じ頃、とんぼやつばめも飛んでいて、季節感が全く感じられないのが残念。
 こうもりもいますし、さそりもいます。
 セミも朝晩鳴いています。
 夜には、虫の音の合唱を聞きながら眠りにつきます。

 庭やその辺の空き地には、椰子の木があってココナツがたわわに実っており、バナナやパパイヤも食べたくなったら庭先にもぎにいく。
 早朝お坊さんが家々を托鉢にまわり、家に一角には小さな祠が設けられお花とお線香が備えられ、家の人はお参りをかかさない。
 今でも精霊やお化けが存在しており、年寄りに限らず若者でも見かけたという話をちらほら耳にする。

 日本の昭和初期から戦前にかけて(知らんけど)を彷彿とさせる。近所のおばちゃんが子供に「ご飯食べていき」などと声をかけ、おばあちゃんがおやつをくれたり、子供同士野原で走り回ったり。

 自然がいっぱい残っていて、海あり山あり、治安もよく、子育てには最適のところかもしれません。