三戦目後編

 1Rが終わりインターバル。
 フレッシュマンクラスなので(I本さんが合せてくれた)本戦は次の3分で終わりです。
「ガードを上げてもっと打ち合え!お前のパンチもいい感じで入ってるんだぞ!今の調子でいいからもっとがんがん打ち合え!!!」とセコンドの指示。

 2R。はい、打ち合います!なんか勝てるような気がしてきた!!
 いけいけ戦法で前へ前へ!とにかくこのラウンド取らなきゃいけません。
 ですが、、、やっぱりキャリアの差というのかなんというのか。。。
 うま〜くさばかれたり、いなされたり。しまいにはまた投げられてしまう始末。
 幸いなことにシュートポイントは取られませんでしたが。
 ラスト1分!のアナウンスが聞こえた頃I本さんの左フックがタイミング良く入り腰がくだけました!でも後ろがロープだったのでなんとかお尻が下から2番目のロープに引っかかり起き上がりこぼしのように立ってダウンを免れました。
 ほっっっ。(あのパンチが本当に効いていたとは誰にも言ってません。ここでカミングアウト!^^;)
 あ〜あ〜もう!!負けるのか?!負けちゃうのおおお???と思いながら必死に手を出しそしてゴング。

 コーナーへ戻るとセコンド達は「ドロー!延長だぞ!」と言ってお水を掛けてくれたりします。
 いや、、、負けたよ。。。心の中でそう思いながら判定を待ちます。

 「勝者I本!」
 あ〜あ、やっぱりね。3−0のストレートで負けてしまいました。
 この前の試合では負けてかなり落ち込みましたが今回は「やっぱり負けたか」という感じ。
 負けたけれども得るものが大きかったような気がする今回の試合。
(自分で言うのもなんですが)これだけキャリアの差のある人とちゃんと試合ができた、というのはかなりいいんじゃないの〜お?と思いました。
 でも悔しかったけど。

 リングを下りるとKが声をかけてくれます。「延長でも良かったやんなあ」
 まあ、そう言ってくれるだけでも嬉しいよ。。。
 でも!後日発売の格闘技通信には
「圧倒的不利と思われたつのだだが1Rはほぼ互角に打ち合い・・・云々」
と書いてありました♪
 そしてビデオで見た私はこれまでのどの試合よりもガードが上がっていました。
 きっとパンチ怖かったんでしょうね。。。
 I本さんはパンチも重たかったけどそれ以上にローキックが痛かったです。
 試合中は何とも思いませんでしたが着替える頃からなんとなく痛み出しそのあと一週間くらいは会社の和式トイレが辛かったです^^;。

 負けてしまったので祝勝会は今回も無し!です。
 でも、「お疲れ会」を開いてくれるという人達もいたりしてやっぱりやっててよかったなあ♪と思うのでした。。。

 管理人から
善戦むなしく破れてしまいましたね。。。それにしても、やっぱりメディアの目は気になるんですね、おーどりーさんも。少しずつキャリアアップするおーどりーさん、次なるお相手あたりで花は咲くのでしょうか?