ソンクラって、、、

 (ここにタイの地図を入れて場所の説明をします。)


 バンコクから見るとソンクラ県は約1000キロ南の遥か彼方のマレーシア国境の手前に位置します、国境に近いハジャイは商業の街で地元の人間は「第2のバンコク」と言っています、ちょっとその表現にはムリがあると思うのですが(田舎っぽいので)、人口的にはかなりのものが有りますのでまあ、かけ離れた表現ではないでしょうネ。

 で、ソンクラ市は「第2のプーケット」だそうです、確かに海が有ると言う共通点はあっても、それだけと言えばそれだけ、今の市長がどっかのボンボンですることが無いからとりあえず街を綺麗にしてメジャーな観光地にしようという計画が有るという噂なので「目指せプーケット」ってな感じじゃないかと思います。
 う〜ん、いかにもコピー好きなタイ人らしい発想です、すでに在るものを目標にするというところが、ソンクラなりのいい所をアピールするっていう手もあるのに。

 あまり知られてませんが、ソンクラは沖に海底油田が有る事で外資系のオイル会社の駐在員も多いのでファランと呼ばれる外国人もけっこう住んでたりします、「ソンクラ インターナショナル ウーマンズ グループ」という駐在員の奥様方を中心としたボランティア団体も有るぐらいです、実は私も前はメンバーだったのですが今はちょっと時間が合わないのでメンバーから抜けました。

 海と湖に挟まれているという立地条件から当然昔から漁業も盛んです、そのおかげで意外と桁外れの大金持ちが住んでいます。
 バンコクから来た人や、タイ国内を旅行して来た観光客は「タイで一番きれいな街」だという感想を持つ様です、私自身はタイに住み始めたのがいきなりソンクラだったので「そうかな?」と思ってしまいますが、確かに来た当初より今はきれいになってます。

 歴史的にはかなり古い街で街中や海岸にポツポツと遺跡や博物館なんかが有ったりします、一番有名なのはサミラビーチに有る「人魚の像」なのではないでしょうか、今もデンマークにある「人魚の像」が元祖かソンクラが元祖かともめているそうです、この「人魚の像」の胸に触るとまたソンクラに来る事が出来るという地元の人の言い伝えも有ります、しかしこの「人魚の像」何故か過去に数回盗難未遂事件に遭ってます、実際そう簡単に持ち運びできる代物ではないのですが、犯人曰く「家に置きたかった」からだそうですが、あんなもん家に置いてどうする気なのか?どうやって運ぶつもりだったのかナゾです、確かにあの「人魚の像」はおっぱいはきれいだけど顔はちょっと怖いし家に置きたいという気持ちにはならないと思うのですが、芸術的には価値が有るかも知れないけど、、、、

 あと、ソンクラはものすごく学校の多い所です、その為朝夕の通学通勤ラッシュは何処からこんなに人と車とバイクが出て来るのかと思うぐらい、信号も止めて警察官が交差点の真ん中で合図して混乱を防いでいます、この時間帯を過ぎるとウソの様に道路は空いてます。(この写真の学校は公立の中高学校で成績3以下の学生は退学させられ> るというソンクラで有名な学校です)

 以上、一応おおざっぱにソンクラがどういう所か説明したつもりですが、何となくのイメージは伝わったでしょうか?