タイの新しい空港

 2002年1月19日に王様が「スワンナプーム国際空港」と言う新しい空港の建設の定礎式を行いました。よく「ノーングーハウ空港」と呼ばれている空港でバンコクの隣の県であるサムットプラガーン県に出来ます。
 この空港の建設期間は3年になります。もし計画通りにうまくいけば2004年12月くらいに出来上がる予定です。そうすると2005年の上旬にオープンセレモニーがあると言うことです。
 この建設計画に関しては政治の関係で論争や反対などの問題があったし、計画のことも曖昧だったせいで、結論が出てくるまでに時間がかかっていました。しかも建設費は何倍も上がってきたらしいです。
 ところで、世界の経済の状況が良くなることを願ってます。そうでないと国際空港や世界中の観光に影響があると思います。そうすると新しい空港の利益が予想したよりも少なくて損する可能性があるあります。まあ、それは未来のことですからまだどうなるかわかりません。今はただ新しい空港が早く出来上がるのを楽しみにしています。
 だって、外国人のみんなが40年も待っていたものですから。


 管理人から

 この件に関して、管理人はいろんな意見があるのですが、まあかいつまんで。
 まずこの建設費の大半が日本から出ているものだという件に関して。これもまた利権が絡んでいるので何とも言えませんが、入札で決まったあとにやり直しをさせるというあまり聞いたことのない話がありました。これは今度出来るバンコクの地下鉄でもそうなのですが、全て日本の会社から首相と利権の絡んだ会社になってます。お金だけ借りて入札も決まってあとでけちを付けて新しく入札をし直して…まあ、好きにしてくれって感じです。
 これではタイが世界に相手にされなくなる日も近いでしょうね。また、空港が出来たとしてそれに伴うインフラがいつ出来るか心配です。今よりも遠い空港なのでBTSが延長されるとか、そういう
インフラ整備がない限り今よりも高いタクシー代を払うことになります。もちろん時間も今よりもかかります。正直言って今の空港拡張してくれた方が助かるなあ…。
 ああ、書いてると限りなくなりそうなのでこの辺で。