市場めぐり

24時間どこかでやってる!コンビニより便利?

 バンコクはもとより、タイには無数の市場(タラート)があります。お店には無数の商品があり、市場めぐりはタイに遊びにきた旅行者の楽しみのひとつとなっています。また、タイの市場は、その市場によって取り扱ってる品物が違い、これがほしかったらどこどこの市場と言ったように、区分けがなされています。何でも売ってるように見えて、実は日本と同じだったりするわけです。

 気をつけなくてはいけないのですが、ガイドブックに載ってるような市場は、観光客が書いたそうなものをたくさん置いてるので、ガイドブックに載ってるのです。そして、外国人観光客が来るからこそ、外国人慣れしており、英語や時に日本語を駆使する店が出てきます。普通の市場に行くと、タイの市場の雰囲気は味わえますが、買うモノもなく、言葉も通じないので苦労することになります。もちろん、こういった市場の方が値段は安いです。

 ここでは代表的な市場を取り上げます。

 チャットチャック(ウイークエンドマーケット)

 毎週土曜、日曜の週2回だけ開かれるバンコク最大の市場です。場所はBTSの終点モーチット駅に隣接しています。総店舗数は12000以上と言われ、お客の総数は30万人とも言われています。ここにはさまざまなお店があり、洋服、食べ物、陶磁器、骨董品、ペット、民芸品などありとあらゆるものを購入する事ができます。またここの値段はバンコクで一番安いとも言われていますが、実際にはその他のマイナーな市場の方が安いでしょう。あまりに観光地化しすぎたためです。また、ここはあまりにも人が多く、常に大混雑してるためにスリなどの問題も多いです。そして、炎天下の中ひたすら買い物をするので非常に疲れます。体調のよくない時にはすすめにくい市場でもあります。って言うか、私はあまり行きたくないなあ…。

 プラトゥナーム
 日本人がよくいく伊勢丹デパートを北上すると無数のお店が道路沿いに見えますが、これがプラトゥナーム市場です。ここは衣料品がとても安く仕立て専門のお店もたくさんあります。毎日営業していてあまりぼらないので、行きやすい市場ですからバンコクに泊まる際にはのぞいてみてください。毎日多くのタイ人がここで買い物をしているのを目にします。ここも夕方の6時くらいにはお店が閉まるようです。

 パッポン
 ゴーゴーバーなどで有名ですが、色々なものが売っており、深夜までやっていることからここで買い物をする旅行者は後をたちません。(ズバリ言って観光名所であって買ってはいけない)市価に比べ、何倍もの値段を提示されます。値切ったつもりでいても、全然得をしてないと言うことです。ただし、帰国前で他の市場が閉まった場合など便利です。遅くまでやってます。また、ここでは高いものは買わず安くておもしろいものを買う方が賢明でしょう。

 この他、カオサンで有名なバンランプー市場は衣料品、ヤワラーには泥棒市場や漢方薬等々、至る所に市場はありますが、タイの市場のおもしろいところは、24時間どこかで必ず市場が開いてると言うことです。なかなか、朝方の野菜市場などには用はないですが、ホント眠らない国です、タイは。

(21/1/02)