LASIK(視力矯正手術)

タイで視力回復!!

 じつはこのLASIK、私自身もやってるのですが、私よりもまめな友人のGTさんからタイのLASIKに関して非常に貴重なレポートを送って頂きましたので、ここで公開します。

近視で悩んでいる方にはぜひ読んでいただきたいと思います。


 日本在住のG.T.と申します。2001年5月、バンコクのバムルンラート病院でLASIK手術を受けましたので、レポートさせて頂きます。

 LASIKを受けたのは、既に半年前なので、忘れてしまっていることも多く、細かい点は違っている可能性があることをご承知おきください。また、全て人それぞれだと思います。私がこうだったからと言って、全員がそうだと限らない、このレポートを読まれて、バンコクでLASIKを受けられた方の結果について、当然、私はまったく関与しません。また、このレポートについて質問があっても、多忙で回答させていただく時間が取れないので、一切の質問はお受けできないことも併せてご承知おきください。
 (この件の質問はG.T.さんではなく、管理人が答えます)

 日本だと両目で50万円位かかる近視レーザー治療のLASIK、バンコクの病院ではその数分の1の費用で出来ると知って以来、関心を持っていました。2001年初頭、バンコクの巨大一流病院のバムルンラート病院で、片目辺り、19900バーツで手術できるという、LASIKのキャンペーンをやっているのを知り、自分としても、バンコクでのLASIKを現実的に考えるようになりました。(キャンペーン前、通常は、片目26000バーツだったようです。)

 その後、バンコクの友人が、そこでLASIK手術を行ったこともあり、自分を受けることを決めました。代金の支払いは、主要クレジットカードが使えます。バンコクでLASIKを受けたことのある友人に、メールで、
詳しく説明してもらったり、質問して、自分なりにLASIKの概観が掴め、不安感もなくなりました。

 LASIKに関する、十分な前知識も必要だと思います。ネットで検索すると、多くの体験記(主に国内での)や、LASIKをやってる国内の医院のHPが見つかるので、片っ端から、読みました。バムルンラート病院は、ホームページもあり(日本語版有り)、メールで質問も出来るので、疑問点は質問しておきました。

http://www.bumrungrad.com/Japanese/index.htm

 日本語によるメールも可能ですが、私は、英語で出しました。すぐ返事あります。そのメールの返事に従い、LASIKの診察の予約もしておきました。渡タイのすぐ翌日になるように。コンタクト着用者は、(日本語注意書きによると)ソフトの場合、検査の2日以上前、ハードは1週間以上前は着用しないでおく必要があります。診察の予約日、病院で受け付けして、指示に従い、眼科に行き、LASIK可否の診察を受けたい旨を述べます。

 この病院は日本語通訳がいるので、通訳が必要の場合、その旨を伝えます。(手術中は通訳はつきません)検査は、視力や、目の状況を調べすぐ終わります。そして、LASIKを施すことが可能だと伝えられたので、LASIKを受ける旨、改めて同意しました。ちなみに、ここまでの検査は無料です。その後、より詳しい目の検査があります。瞳孔を開く点眼を受け、角膜の状況を詳細に調べるようです。この綿密な検査は、LASIK費用の片目19.900バーツには含まれず、別代金となります。1000バーツ強だったと思います。
また、手術後や術後検査時に出される、点眼剤も別途、支払いが必要です。

 私の場合、近視の度が強かったので、100%の視力を得るのはムリで、80%くらいを目標に設定するとのこと。私としても、度の強さは認識していたので、両目で車を裸眼で運転できる視力が得られれば満足!と考えていたこともあり、躊躇無く、医者の話しに同意しました。ここまでの時点で、わからないことは医師に質問するわけですが、私の場合、診察前に、LASIK経験者に十分な説明を聞き、分らない点をクリアーにしていたので、診察時に、医師に質問することはまったくありませんでした。

 医師から、いつ手術したいかを聞かれ、そのすぐ翌日を希望。その翌日の夜に、LASIK手術が設定されました。ホテルの戻り、LASIK翌日は外出しない方がいいと聞いていたので、外出しないで食事ができるよう、いくつか食料を買出ししておきました。

 翌日、病院に行き、いよいよ手術!ロッカーに案内され、手術着に着替え、貴重品は預け、ベット車(?)に乗せられ手術室へ!(どの時点か忘れましたが点眼麻酔を受けます)手術台に乗り、いよいよLASIK手術!

 目を開けたままに器具を装着され、目の先に光る光をじっと見つめるように言われ、決してそこから目をそらさないようにします。何やら、焦げ臭いにおいがしたりして、びびります。何回か、レーザー照射を受け、右左とやっていきました。手術前は落ち着いていましたが、いざ手術となると、何が何だかわからないような状況でした。ただ、医師から「Don't move !!!」と叫ばれてたのを覚えてます。でも、痛みは殆どありませんでした。

 手術が終わって、角膜に薄い膜のようなものをかぶせられ、目を保護する、プラスチックのカバーに沢山穴の空いたものを両目に紙テープで固定されました。まるで、見た目、仮面ライダー!!(このプラスチックのカバーは、手術後、2週間、寝るときには着用することになってます。目の保護のため。)医師から、簡単な注意事項を聞かされ、別の部屋に運ばれ、血圧測ったりして、10分くらい休みます。自分で着替えて、点眼剤をもらって、会計すまして、で、はい終わり!

 後は、入院することもなく、自分で帰らないといけません!というか、自分ひとりでは、たぶん帰るのはムリでしょう。目にカバーかぶせられてるので、細かい穴からなんとなく外は見えますが、僕の場合、夜でしたし、手術直後で目もまだよく見えないし。僕の場合、バンコクの友人が病院にきてくれて、ホテルまで送ってくれました、感謝。あとは、部屋かえって、即効寝ました!

 手術翌日。起きて、おそるおそる目のカバーをはずしてみる。でも、あんまり見えません。ちょっと失望。
病院行って、角膜の上にかぶせた膜を取り除き、目の検査。医者は、「グット!」と満足そうでした。

 手術2日目。その前日は、思ったより見えなくて失望しましたが、2日目になったら、格段に見えるようになりました。未だ十分ではないですが、手応えを感じ、かなり嬉しかったのを覚えてます。ただ、目が重く、徹夜続きの目にコンタクトしてるような状態でした。目に水が入らないようにしないといけないので、私の場合、手術語、2日間は、シャワーも浴びませんでした。その後、顔や髪を洗うにも、目に水が入らないように注意する必要あり。(手術後、3日間は、洗髪を控えることになってます)

 その後、なかなかピントがあいません。老眼みたいな感じ。特に私の場合、度が極端に強かったので、近くがまったくピントが合わない状況でした。医師言うには、度が強かったので、完全にピントが合うようになるには時間がかかるとのこと。確かに、その後、知らないうちに、ピント合わせに問題がなくなってました。また、目が乾きやすくなり、ドライアイ状態になり、これは他の人にもよくあるようです。手術後のフォローアップ診察時に、ドライアイ用の目薬なども投与してくれます。

 手術後の検査は、

A 手術翌日
B Aの3日後
C Bの1週間後

 と有ります。私は、2週間強、バンコクに滞在したので、これら全てが受けられました。その後、タイに行く機会があったので、医師から指示された日程になるべく従うような形で

D Cの約2ケ月後
E Dの1ケ月半後

に検査を受け、これで検査に行くのを自主的にやめました。私の場合、手術後のドライアイの症状が強かったので、検査間隔が短かったのかも。ちなみに、手術半年後も、ドライアイ症状は少し残ってます。が、これは個人差があるでしょう。

 なお、手術後半年は、無料でフォローアップ検査が受けられるようでした。目薬等は支払いが必要です。

 最後にやはり、全て、人によって状況が違うので、個人差があるでしょう。LASIKが受けられるかどうか、成功するかどうか、など、全て人それぞれだと思うんで、私のこのレポートも参考程度にしておいてください。また、知人で日本でLASIKを受けたことのある人は、LASIKを受けて視力が回復したものの、その後目を酷使したせいもあって、また視力が落ちてしまったとのこと。

 LASIKを受けたからと言って、回復した視力は永遠ではないようです目の使い方によっては、再び視力が落ちることがあるので、要注意でしょう。


G.T.さん、SPECIAL THANX!

(23/1/02)