ホストクラブ

 こんなんでいいのか、タイのサービス!?

 タイの夜遊びというと、ほとんどの人が男の遊びを想像しますが、ここタイにもホストクラブなるモノがあります。日本でもそうですが、ホストクラブのお客さんは、お金を持ってる女性であることが多いです。オミズ系のお姉さん達が来るのはもちろん、なんだか昼はどこかの商店のおばちゃんをしてたような方までやってくるのですが、いまだに私の行くレベルの店では本物のお金持ちを見たことがありません。タイでは遊ぶ場所は完全にレベル(と言ったら失礼だが)によって自動的に分かれています。ですから、この場合も私の周りの子達が行くようなホストクラブには本物の金持ちは行きません。

 そんなホストクラブと私との出会いは結構古く、私が全くタイのことを知らない頃から年に一回程度は行っています。もちろんお友達と行くわけですが、そのお友達はまさにオミズのお姉さん方で、「今日はここに遊びに行きたい!」と力強く言い、かつ「今日は私が払うから心配いらない」と言って連れて行かれます。だいたいホストクラブはひっそりと営業してることが多いですが、さらに現在夜間の営業規制があるため、午前1時を回ると表の看板が消えます。そして、お客さんが入ってくるのももちろんこの時間以降になるため(女の子の仕事が終わってからのため)、いったいこの看板は何の意味があるのだろうか迷ってしまうほどです。

 しかしそんな心配をよそに、中に入ってみるとこれがまた座る所がないほど盛況ぶりなのです。実際にこれまで同じホストクラブに入ったことないのですが、どこもかしこも混んでました。全く恐るべしです。中ではパーティあり、ダンスあり、カラオケありとまあ、何でもありなのですが、ここにいる男はさすがにかっこいいのが多いです。もちろん見た目で人を判断してはいけないですが、なかなかタイの美少年達はいけてます。しかし、性格の方はどうかと言われると、見ていてちょっとむかつくのが多いのが実情です。なんと言っても教育が行き届いてないのか、する気がないのか知りませんが、お客よりもホストの方がえらそうなのです。これは男が行くカラオケなどでのホステスもそうですが、ちゃんと出来る人がいるだけによけい目立ちます。目立つと言えば、私などが一緒に行くと男のお客さんはいないために非常に目立ちます。まあ、当たり前なのですが、実際にはオカマちゃん達がやってきてまして、彼女らは見た目完全に男の場合もあるので、もしかすると私自身もそう思われてるのかもしれないのが恐ろしいです…。

 お客である女の子自身も、「彼のサービスはダメだ」と言っておきながら、自分自身が働いてるときのサービスがもっとヒドかったりするのには笑えます。ぜひ相乗効果でサービス向上してもらいたいモノです。(私とは直接関係ないのですけどね…。)

 また料金の方ですが、タイのタイ人ようカラオケに行ったような値段です。ただ、男が一緒に座ってるからと言って、それ自体で料金が発生してるかは不明です。前回の時など、女の子が3人いたのにホストは平均で一人いたかいないかでした。結局ミキサー代と食事代、それにいくらかついてるようで、3時間いてだいたい3500バーツ(約1万円)と言った所でした。結構飲んだので、次は誰かがボトルを入れなくてはいけないでしょうが、あまり高い料金設定とは思えませんでした。

 もしもこれを読んで行ってみたいと思った方がいらっしゃったら、管理人までご連絡ください。おそらくタイ語がわからなければおもしろくないと思われますが、そうでないケースも多々ありますので、ご紹介だけさせていただきます。もちろん責任は負えませんが…。

(05/MAR/2002)