IT’S MY LIFE

 次の朝、11時ごろ起床。
 昨夜のことを話と、やはり記憶がないらしい。
 オイラは酒が弱いお陰で全て覚えている。
 どうやら姫は屋台から車に乗り、降りた辺りから記憶がないらしい。
 ということはだな、昨夜の営みは覚えていない=オイラがレイプした。
 という方程式が出来上がる!?えっ、オイラ、寝ている人にぶち込んだわけ!?
 いや、姫起きてたぜ。
 だって、オイラと会話しながらだったもん。
 いや〜、記憶がない人とやったのは興奮だ!
(相変わらずエロ日記って言われるわけだよね…。)


 さらに、エアコンをつけ、全裸で寝たため、姫は風邪をひいてしまった。
 あ〜こればっかりはスマン。
 オイラは風邪をひいていない。
 エアコン消して寝ればよかった・・・・・・・・・・・・。
(タイのエアコンはインバーターとかそんな高等な機能は付いていないので、すぐ風邪ひきますよ!)


 昼間、姫は熱があって大変なはずなのに観光に来た。
 今日はとくに予定もなかったので、映画を観に行った。
 そしたら映画館が寒い寒い。
 まるで北極だ。
 姫は風邪だし、オイラも絶えられないのでフロントのねえちゃんに、『冷房をもう少し弱くしてケロ!』と言うと、笑顔で快諾。
 そのまま1時間くらい映画を観たが、一向に変わらない寒さではないか・・・・・・・。
 オイラはTシャツの中に腕を入れる始末。
 姫が『帰ろう・・・・・』といい、半分残して撤収。
 ねえちゃんのバカ。
(管理人はタイの映画館に行かない。言葉はともかく寒すぎるんだよね、寝れないくらい…)

 姫の体調はかなりよくないらしく、部屋に戻って寝ることに。
 姫は今回の旅行をスゴク楽しみにしていたので、寝込むのは悔しいはず。
 薬がないため、知っている限りの出切ることをした。
 アイス・パイナップル買う・タオルで冷やす・・・・・・・・。
 姫がいなくてはつまらない。
 一人じゃあ寂しいし。
 さらに、目的地やこの旅の計画は姫が決めてくれた。
 いきなりフリーになって行動しろと言われても、姫のようにおもしろい場所は思いつかん。
 結局長いものにまかれて、東急デパートか、ガイドブック通りになるのが分かる。
 姫〜、全裸で寝させてしまったオイラが悪かったですワン。
(オイオイ結局1人じゃ何も出来ないって事か?)

 PM7時くらいにマオさんとマッピーが来てくれた。
 姫は辛いはずなのに、頑張って起きて来た。
 もしオイラが病人だったら、完全に引っくり返ってるはず。
 4人で中華街へ。
 姫の具合がよくないということで、身体にいいものや温まるものを注文。
 マオさんとマッピーがいて助かった。
 もしこの地で、姫が頼れる人がオイラだけだったら、今晩や今後はいったいどれだけの事をしてあげることが出来ただろうか?
 日本ならまだしも、知らないこの地で・・・・・・・。
(異国の地で体調を崩すとホント心細いよね)

 その後、姫はマッピーと一緒にゲストハウスへ。
 オイラはマオさんと夜の街へ。
 いろ〜んな店へ行った。
 まずお酒を飲みにソープへ。
 入ると中は一瞬ここはロイヤルホスト???と思うような所だった。
 レストランでもそういう行為が行われているのだという事である。
 もとい、ここはレストランではない。
 食事をするテープルの向こう側がガラス張りになっており、女の子が並んでいる。
 お客がご飯を食べながら気に入った子がいると、ウエーターと交渉し、食事が終わると、そのお客さんは店の奥へと消えていっちゃうシステム。
 しかも、そこには、ただ食事をするために来る一般客も多くいるそうだ。まさに“Unbelievable”である。
(念のために断っておくが管理人がここにご飯を食べに来るのは駐車場があるからです)

 だが、これだけで驚いていてはいけない。
 次に行ったお店では、真ん中に水着をきた女の子が踊っており、その周りを客が取り囲む。
 女の子がお客横へとまわってくるのだが、コーラをおごるだけで、触り放題らしい。
 なんと安上がりなのだろう。
 そして、その際にその女の子達と交渉をし、話がまとまると、お持ち帰りができてしまうらしい。
 ・・・・・・・と言うのは、もう初日にパッポンで余裕の経験済み!
(つまるところここは「ゴーゴーバー」なるところです)

 この店のスゴイ所は、天井を見るとな・な・・・・なんと全裸のね〜ちゃんが踊っているではね〜か。
 天井は透明なのである。
 いきなり亀仙人なみの鼻血が出てしまった・・・・・・・・・。
(こういう所にばかり連れて行こうとしたわけではないですよ。こういう所もあるといういわゆる観光ルートですね…<苦笑>)

 拝啓 姫よ、今頃は何をしています?
 もう寝たかな?
 私はバンコクにいるようで、なんか新しい国にきました。
 午前様にならないように帰宅します。 敬具

 そんなこんなでスコールのなか3軒め4軒めへ。
 どこに行ったかは酔っててあいまいなのだが、たしか女の人が7000円で買える店に行ったような!?
 タイでは、そういう店がかなりたくさんあるらしい。
 しかも行ってビックリ!
 そういうお店はタイにはいっぱいあるのだが、どこのお店も日本人でいっぱいなのだ!
(スマンゲンちゃん、いったいどこに連れて行ったかさえも覚えてない、と言うこと果たしたことないところだったような気がする)

 さらに、さらに、魅惑の国タイは、こんなものでは終わらないのだ。
 上記した、女の子が全裸で踊っているお店・水着を着ている女の子をお持ち帰りできてしまうのと同じシステムのお店のなかには、元男の子が混ざっているお店などもある。
 さすがはタイって感じ。
(しかも元男の子の方がきれいなケースが多い…)

 なかでも一番印象に残ってる事は、オイラ達は事前に元男の子がいるの店だと知ったうえで入った店がある。
 その店に客引きに連れられて入ってきた、何も知らない日本人は、次々に元男の子をお持ち帰りしていた。
 そういえばタイ人の元男の子ってキレイだった。
 オイラもたくさん触ったし(爆)。
 ≪声が少し低いけど、なかにはかなりキレイな人がいる≫のは事実。
 でも、元男の子をお持ち帰りした日本人は、その後どうなったんだろう?
 こわくて想像できん・・・・・・・・・・・。
(まあ、想像通りのことがそこで行われたのは間違いないでしょう)

(注意)オイラ達は女性を買ってはいません。男性も。

 それにしても、タイが発展してるのって、日本人がこういう所でお金を使ってるからか?
 日本人ってこういう所好きだからね。
 たまに、『風俗は男のプライドにかけて行かない』と言ってる奴がいるが、それはおかしい。
 そんなのはただのムッツリスケベだ┗(-_-;)┛
 今夜は、タイ旅行の人気ある理由がすこし分かった気がした。
(今でもそうだろうが、昔はタイ旅行と言うだけで後ろ指さされたもんだよ…)

 1つ疑問なのだが、タイの坊主さんはこういう所には来るのかな?
 いやいや、来ないか。
 成仏できないかもしれないもんな。
 こんなことをしていてら、織田無道のようないんちきボウズになっちゃうね。
(こういう所に表立っては来ないけど、スペシャルエロ坊主たちがいつも新聞を飾ってますよ)

 最後に行った店は、ソイカウボーイというお店。
 『タイ版ハードロックカフェ』といったところか!?
 ヤードンというお酒を飲んだ。
 これまた、か〜っと身体が熱く・暑く・厚くなる酒でして・・・・・・・・・・。
 値段かかなり安いらしいが、オイラには高くつきそうな予感・・・・・・・・・・。

 何杯も飲んでいるうちに、あるタイ人女性と仲良くなった!
 歳も一緒でノリがよく、マジほれた ^^)/□☆□\(^^
 しかも半分じょ〜だんで触りまくった。
 そして帰るとき、その娘が、
『私もあなた達2人に連れてって〜。まだ遊びましょ〜よ!』
と言ってくるではないか。
 オイラは
『スマンのう。一緒に2次会に行きたいのはヤマヤマだ。しかし、オイラは姫とタイに来ていているので戻らねばならん。しかも姫は今病気で苦しんでいるから、今すぐにでも帰らなくてはいかんのじゃ!』
と本当に通じてるのかワカランが、酔っ払いながら言った。
 まあ、あの娘の寂しそうな顔が通じてるよと言っていた。
 サラバお気によ。
 一期一会。
 覆水盆に帰らず。
 旅の恥はかき捨て・・・・・・・・・・・・・・・。
(そう、ちょっと目を離している隙にゲンちゃんはこの子と仲良くなっていた。飲めない酒をパカパカ飲んで支離滅裂…。管理人が男たちと楽しく飲んでいるというのに。)


 部屋に戻ると、マッピーは帰宅してたらしく、姫は起きてて待っててくれた。
 罪悪感・・・・・・・・・・・・・。

今日は姫も風邪で、お互い旅の疲れがたまってるので、すぐ寝た。
(姫が倒れているときにゲンちゃんが何をしていたか、これで姫にもばれちゃったね。そんなところに連れ回した管理人も罪悪感………)